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紫式子日記

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ロダンとカリエール展


国立西洋美術館といえば前庭の『地獄の門』! 『考える人』! といった具合に「ロダンの美術館」というイメージがありますが。

そこが満を持して開催した、ロダンと親友の画家・カリエールの「2人展」。



とかく、「アタマでアートする」ってことを欠いてきた私ですが、2人が象徴主義に属するということにも、この日やっと気付きました。

だって象徴主義って言ったら、「ベルギー象徴派展」で観たようなギリシャ神話とかサロメの物語とかを題材にしたオタクな流派をイメージしていたんですもの。

そもそも象徴主義とは何ぞや。

Wikipediaによると「人間の内面や夢、神秘性などを象徴的に表現しようとするもの」

あ、別に神話をベースにしてなきゃいけないわけじゃないのね。

結果的に題材に好まれるだけで……。



「人間の内面」

確かにロダンとカリエールは、生涯に渡りこのテーマに取り組みつづけた芸術家だったと言えるのでしょう。


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エルンスト・バルラハ展


ドイツ・表現主義の彫刻家 エルンスト・バルラハ展





東京藝術大学美術館にて。

初めて入った。



エルンスト・バルラハは今まで知らなかった芸術家。

駅で広告を見て

「これはヤバい、行かなきゃ!」

と思い立って観に行ったのです。



展示会場はバルラハの作風に合わせてか、静謐な雰囲気が漂っていました。

入ってすぐのところに『戦う天使』というミカエル像があります。

ミカエルがオオカミの上に静かに立ち、槍を天に向けて抱えている像です。

この種の像は「理性が欲望を制する」ことを象徴するとして、ドイツの教育機関にはしばしば置かれているものなのだそう。

ただ、一般的にはミカエルが制しているのはドラゴンで、槍もそのドラゴンを刺している、アグレッシブなものなのだとのこと。

それに対して、バルラハの『戦う天使』は随分と落ち着いた雰囲気です。

第一次大戦を経て、平和主義を掲げるに至ったバルラハならではの作風なのです。




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藤田嗣治展






なっ……何百年ぶりの美術館だよ!

ってくらいゴブサタでしたね、美術展。

やっと行ってこられましたよ。

ブックレビューも良いけれど、やっぱり紫式子日記にはアートだよね。



藤田嗣治展@MOMATです。

もう、メトロでポスターが貼りだされた年明けからずっと楽しみにしてたんだけど!

すっごく嬉しい。



ちょうど正午くらいに行ったのですが、人は多かったです。

期間中ずっとこんな感じかなー……。



フジタは比較的好きな画家のひとりだったのですが、絵を時代順にまとめて観る、という経験は初めてでした。

当時海外でも活躍していた唯一の日本人画家、ということでそのユニークさばかりが注目されがちですが、他の画家との関わりも着目すべきポイントですね。

特に初期のモディリアーニに影響された画風なんか。

壁画はリベラの作品に感銘を受けて、とか。



フジタというとどうしても「乳白色の肌」のイメージばかりが先行しますが、他の画家同様、様々な技法を試しに試してそこに至った(戻った)のだな、と。

女性画・宗教画なんかは、初期と後期とで一見似ていますが、後期の方が重厚で対象への愛を感じます。

子どもとか描くようになるしね。

初期のものも好きですが、極細の線への偏執的こだわりというか、技巧的な部分が目立ってしまって、比べると後期に軍配を挙げざるをえないかな、と。



5月21日まで。

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「木之下晃写真展 世界の音楽家」


一泊帰省中です。

今夜帰京します。



地元美術館行ってきました。





開催されていたのは、「木之下晃写真展 世界の音楽家」展。

木之下晃さんは、世界の一流音楽家たちの写真を撮る「音楽写真家」の方です。



その木之下晃さんがこのたび茅野市美術館に作品を寄贈してくださったということで。

その記念展でした。

寄贈作品は40年間の集大成で、その数なんと104点!

太っ腹です。

その中にはカラヤン、小澤征爾、マリア=カラス、朝比奈隆、ヨーヨー=マ……といった、私でも知っているビッグネームの写真も!

木之下さんは音楽家のプライベート・フォトも撮られるのですが、寄贈・展示された作品は演奏中の姿のものでした。



いゃー、カッコよかったです。

音楽家の表情を精緻に捉えている。

モノクロならではの業だと思います。

そして、音楽家ひとりひとりの人間性がよく表れている。

同じ「指揮している姿」でも、その表情・動き・醸す雰囲気は指揮者それぞれ。

その個性が見事に表されているんです。

写真家も被写体も一流……。

一流同士の合作とも言えるでしょう。

カッコよくない訳がない。



寒い高原の町ですが、アツいもん見させていただきました! ウス。




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渋谷で出会うポーラ美術館の印象派コレクション展






えっ、まだ行ってなかったの

うん、まだ行ってなかったの。

就活にかまけて美術館行けてないです。

良くありません。



展示内容は癒し系といった感じ。

疲れた心に優しかったです。

この時期にやってくれていて良かった。

一流の画家の作品ばかりだしね……。

「知らない画家がいない」ってやつですよ、それこそ。



しかし印象派の展示っていうのは、須らく平坦になりがちで……というのは色遣いやタッチが皆似てるからなんですが……今回の展示も例に漏れず、だったのが残念。

敢えて時代順にせずに、入っていきなりルノワール! とかやったら緩急ついたかも?



とは言えやっぱり絵の一枚一枚は貴重なものばかりですから、この機会に肉眼で観ておいた方が良いかも。

と、会期終盤にやっと行った私が言うことでもないですが。



個人的にはボナールの大作がいくつも観れたのが収穫。

あの人、タッチがぼなぼなしててヤだったんだけど、大きい絵だとアレがかえって活きるのね。

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