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紫式子日記

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藤田嗣治展






なっ……何百年ぶりの美術館だよ!

ってくらいゴブサタでしたね、美術展。

やっと行ってこられましたよ。

ブックレビューも良いけれど、やっぱり紫式子日記にはアートだよね。



藤田嗣治展@MOMATです。

もう、メトロでポスターが貼りだされた年明けからずっと楽しみにしてたんだけど!

すっごく嬉しい。



ちょうど正午くらいに行ったのですが、人は多かったです。

期間中ずっとこんな感じかなー……。



フジタは比較的好きな画家のひとりだったのですが、絵を時代順にまとめて観る、という経験は初めてでした。

当時海外でも活躍していた唯一の日本人画家、ということでそのユニークさばかりが注目されがちですが、他の画家との関わりも着目すべきポイントですね。

特に初期のモディリアーニに影響された画風なんか。

壁画はリベラの作品に感銘を受けて、とか。



フジタというとどうしても「乳白色の肌」のイメージばかりが先行しますが、他の画家同様、様々な技法を試しに試してそこに至った(戻った)のだな、と。

女性画・宗教画なんかは、初期と後期とで一見似ていますが、後期の方が重厚で対象への愛を感じます。

子どもとか描くようになるしね。

初期のものも好きですが、極細の線への偏執的こだわりというか、技巧的な部分が目立ってしまって、比べると後期に軍配を挙げざるをえないかな、と。



5月21日まで。

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