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紫式子日記

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「ルグラン嬢の肖像」ルノワール






別に何か展覧会を観たとかじゃなく、

ただちょっと思いついたからメモするだけだけど。



ルノワールって、少女マンガの走りじゃね?

とか思った、この絵見て。

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「MONET 大回顧展モネ」


公式サイト:「MONET 大回顧展モネ」於国立新美術館





私はひとつ、ここで声を大にして言いたい。

モネは眼鏡をはずして見ろ!!

(※裸眼・コンタクトの人は目を細めて対応のこと)



小学校の廊下の壁に、

モネの「睡蓮」が飾られてまして。

子供ごころに

「なんで絵の具そのまんま置いてるんだろう」

とか思っとったんですが、

わざとピントをぼかして見ると、

まともに睡蓮のかたちが見える。




で、このあいだモネ好きの友達の家に

複製画(読売新聞がくれるやつ)を持っていった折、

その話をしたら、

「確かにそうかもしれない!」

と盛り上がり、お互いめがねをはずして

離れた距離から複製画を見てみる。



ハンパなく3Dですよ、コレ。。。



「日傘の女性」なんかね、

手前の草が浮き上がって見えるの!

空の雲も、写真よりリアルなの!

畏敬とか畏怖とかってより、

 び び り ました。





そんなこともあって、今回の展示は

めがねをかけたりはずしたりして

見てきました。

そういう奇行に走ってる

若い女性を見ていたとしたら、

たぶんそれは私です。


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チケット整理した


モネ展でチケットファイルを買いまして、一念発起

2004年、美術館通いを始めてから今まで

ため込んでいたチケットを

並べてみたら……





ファイル足りねー(笑)

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『ゴシックとは何か』(再読)


ゴシックとは何か―大聖堂の精神史
ゴシックとは何か―大聖堂の精神史


やっぱ面白い本だゎ〜。



前読んだときは

発生期の「元祖」ゴシックばかり

印象に残っていたけれど、

今回は18〜19世紀の

「ゴシック・リヴァイヴァル」に

目が行った。



『エロマンガ・スタディーズ』でも

「ミーム」が全体を貫くキーワードだったけど、

ゴシックもそうなった訳よね。

ゴシックミーム



で、合理主義的な

科学文明・産業社会が

発展すると同時に、

ゴシックの薄暗さ・不気味さが

ある層の人々に愛好され、

ゴシック・ホラー

ゴシック・ロマンといった

文学ジャンルになったってのも面白い話だよね。

この辺のことは、

この本の守備範囲外なんだけど。



さらにその後「ゴシックミーム」

音楽分野に受け入れられ、

それをMALICE MIZERのmana様が輸入し、

いまや「ゴスロリ」なんて

略称も定着してるんだから、

人の文化ってわからんもんです。



巻末、ガウディに関する記述が

熱っぽくて微笑ましかった。

ガウディは、ゴシック建築再建に

携わった建築家の著書を

ガン読みしてたらしいです。

「有機的」「グロテスク」「過剰」といった

キーワードにおいてだけでなく、

理論面においても

「ゴシックの正統な後継者」

なんですね。



夏にはスペインに行きたい。


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「マグナムが撮った東京」展


家で『エロマンガ・スタディーズ』を読んでから、

ファミマで『ブルータス』最新号「西洋美術を100%楽しむ方法。」を買い、

『ゴシックとは何か』を読みつつ電車に揺られ、

東京都写真美術館「マグナムが撮った東京」展を観てまいりました。

私は何になりたいのかよくわかりませんが、なんか卒論からこっち吹っ切れたというか、好きなことを好きなだけ追う度胸が付きました。



「マグナム」ってのは

「熱いのをブチこんでくれよ(´Д`*;)」

じゃありませんで、フォトジャーナリスト集団の名称。

そのメンバー(ほとんどが欧米人なのですが)が来日した際に撮った

「東京」の写真を年代順に展示する、という催し。



「異文化から見た『TOKYO』」という観点でももちろん面白いんですが、

私の目当ては創立メンバーの一人 アンリ・カルティエ=ブレッソン

森村泰昌の指導者アーネスト・サトウが、彼と懇意だったとかで、よく授業の教材に取り上げたんだそうです。

そこで森村は「モダニズムの美学を学んだ」として、再三カルティエ=ブレッソンを扱っているのです。

ちょうど『芸術新潮』でそれを特集した99年6月号「アーネスト・サトウの写真教室」を古本屋で手に入れたばっかりだったってのもあります。

だから、マ、その追体験ですわね。



森村がアーネストから教わった「モダニズムの美学」とは、「骨がある」こと。


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