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紫式子日記

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「工芸の力―21世紀の展望」於東京国立近代美術館 工芸館

初・工芸館

なんとなく「工芸」って
黴臭いイメージで、行かずじまいだった。。。

イヤ、四谷シモンとか展示してたの、
知ってたけどね。。。


でも「21世紀の展望」なんて
タイトルに入れられたら、
見に行かざるを得ない。
「アートは生きるヒント」
というモットーに
反することはできない。
あ、初めて言ったけどね、このモットー。


いあ、おもろい作品ばっかし!

試みとして、いずれも高く評価したい。
しかも造形的にも美しいものばかり。


ショックだったのは、

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「わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者」於国立近代美術館

国立近代美術館Webサイト

澤田知子が来ると聞いて。

インターネットなどによる
コミュニケーション形態の
急速な変化によって、
「自己」も「他者」も
捉えがたいものと
なっているのではないか?


私たちは「自己」をどのように見、
「他者」をどのように見ているのか?


そんな問いを突きつけられる、
アイデンティティー揺さぶり展。

浮かび上がってくるのは、
「自己」には他者の視線が、
「他者」には自己の視線が、
構成要素として含まれていること。

「完全なる他者」が存在しないのと同様、
「完全なる自己」もまた、存在しない。

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「荒ぶる神々の黄昏/なにものかへのレクイエム・其の弐」森村泰昌

シュウゴアーツWebサイト

森村泰昌さんの新作展です。


自分の作品を「愛だ」と言い続けてきた森村氏。
今回「愛のまなざし」を注がれたのは
チェ・ゲバラ、毛沢東、アインシュタインなど
「20世紀に活躍したけれど、
 なんらかの理由で浮かばれなかった人」。


女優のように「美しいもの」として
「観賞」されることはありませんが、
彼らの顔もまた、何らかのレッテルを
重ね貼りされながら「見られて」きました。
その中に潜り込んで、彼らがいかに
「見られて」きたかを追体験すること。

恐らく、世間の風評は厳しかったと思います。
その辛さを、彼らの身になって理解すること、
それが森村氏が21世紀のためにやりたいと
述べる「地鎮祭」なのではないか……


というようなことを、先日再提出した
卒論に書きました、ワタクシ(;._.)
何度メール送っても教授が返事
くれないのだが。怒らせたか?



森村氏のスタンスとしてはそんな風に
解釈しているのですけれど、
展示に関しては、
「ちょっと喋りすぎかな?」
と思った。

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「女神来日。」

ウルビーノのヴィーナス、
このトリミングはえろくていいですね。


見に行けるのだろうか。



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「文学の触覚」展

★東京都写真美術館Webサイト



気まぐれに行ったのですが、
存外楽しめました。

入場料400円で、まぁ展示数少ないんで
相応かなって感じなんですが(笑)、
鑑賞者が直接参加できるような
インスタレーション
が多いので、
時間に余裕があるときに行って
ぼーっと遊ぶ、ってすると面白そう。

文学と現代美術のコラボレーション……
みたいな企画コンセプトでいいのかな。
現代ならではのテクノロジーを活かして、
「読むもの」「考えるもの」とされている
文学を、敢えて「感じてみよう」と。

森野和馬氏の「谷崎リズム」は是非
映像が一周する間居座ってほしい。
あいうえお五十音にそれぞれ
どの楽器の・どの音階か を割り当て、
『陰影礼賛』の一説を楽譜のように
再現しているんです。
それをして何になるかって
ハナシかもしれないんですが、
言ってみれば
「文学を『聴覚する』」
みたいな試みかな?

難癖を付けるとすれば、
あまりにもテクノロジテクノロジしすぎというか、
会場全体がMacっぽいデザインというか……
白+プラスチック+丸
に囲まれていて、なんだか落ち着かない。
せっかく「触覚」とか感覚に訴えるための
展示だったのだから、ひとが居心地よく
すごせる空間を演出してほしかったな、と思います。

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