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紫式子日記

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映画『WALL・E/ウォーリー』



「イイ話」系好きくないし、わざわざ観に行くこともないかなー
と思っていたのですが、映画好きの友達に勧められて。
2回も観に行ったらしい、しかも映画嫌いのはずの彼女の旦那さんが
2回とも一緒に行ったってんだから信用が置けるじゃないですか。



結論……良かった!!
可愛かったし、メッセージ性もたっぷり。

ストーリーは、『ナウシカ』原作を結構思い出した。
『ナウシカ』は環境破壊が行きすぎた地上で
人類が細々と行き続けている世界ですけれど、
『ウォーリー』の世界設定は、人類が宇宙に脱出して
宇宙ステーション内で機械化されきった
「快適な」生活を送っている、というもの。
まぁ、で、ステーションの艦長がいまだ荒廃の様相を拭えない
「故郷」地球の現状を知り、下した決断は……となるんですが。



ウォーリーとイヴ、2台のロボットの動作がとにかく可愛い。
さすがピクサー、いい仕事をします。

あとは、ピクサーお得意の「レトロ・テイスト」にもご注目。
私個人が「キた」のは、『2001年宇宙の旅』でおなじみの
あのクラシック曲を、ここで使うか!! というシーンでした☆

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大みそか~元日に観たDVD

ここぞとばかりに観まくってます。



タクシデルミア~ある剥製師の遺言~(初回限定版) [DVD]
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メイキングを見そびれたままだったので、そこだけ。
カメラがぐるんぐるん回るところの撮り方とか、
「見せられてみりゃ確かにそーだ」
なんだけど、自分が思い描いたカメラワークを
現実に再現するってのがすごいなー、とか思う。

それはカメラワークに限った話じゃなくて、
自分ひとりの頭の中で創り上げた世界であっても
具現化・映像化するにはたくさんのスタッフとの
協力・連携が必要なんだ……というのを痛感した。
特にこの映画は「突き抜けてる」作品だったから。

でも、いろんな人が関わるからこそ
作品の世界が広がる・深みを増す ってのも感じられた。
じん、と来るメイキングでした。



スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX
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これもメイキングを見尽くしてなかったので。
ルーカスはハリウッドにおける庵野秀明なんだと思った。
比喩に使うにはじゅんばん逆だけど……。

「気付いたら僕は僕がいちばん嫌うもの(商業体制)になってしまっていた。
 ルークと同じだ。僕はベイダーになってしまった。
 だけれど、それで良かったと思っている。」


ルーカス以降の映画監督たちのインタビューも入ってる。
ルーカスはインスピレーションだけでなく、技術面でも
多大な功績を残しているのだね。



ハンニバル [DVD]
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年の瀬に観るようなものでない!
というのはわかっているのだが、使われてる曲が何だったっけかねー
というのと、ディテールちゃんと思い出せないのとで観てみた。

大人(笑)になった今見返すと、ラブロマンスだよなー と思った。
かなり荒っぽいし、血なまぐさいし内臓だだ漏れになるけど……(;´∀`)
原作だとだいぶ筋が違うっぽいですね。もっとロマンチックらしい。

あ、曲は「ゴルトベルク変奏曲 アリア」でした。「G線上」と勘違いしてたぜよ。
これで、今後私は「ゴルトベルク変奏曲 アリア」を聴くたびに
自分の脳みそを焼いて喰わされているクレンドラーを思い出す訳です★



惑星ソラリス [DVD]
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これだけ初見。わざと眠くなるよう作ってあるらしいが、まんまと術中にはまった。
どうして『太陽』のソクーロフといい、ロシア(ソ連)の映画監督ってそういうことするんだ……!!

ストーリーは正直「え、それでいいの!?」って感じ……。
主人公の亡き妻への想い、後ろめたさみたいなもの?は
あれで本当に昇華(消化)されたんか。
最後に還る場所は父親の元って、それで良かったんか。

うーん、あたま良くしてもっかい観んとなー。
ってこれ『薔薇の名前(原作)』でも似たようなこと言ったな……。



クリムゾン・リバー [DVD]
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マチュー・カソヴィッツの耽美趣味わかっちゃってる感じと、
サブカルちっくにくだらないもの大好きな感じとが
両方出ていて、観ていてとても微笑ましいよね。

ストーリーとかトリックとかいまいち忘れてたので
久しぶりに観れてすっきりしました。
モノとしては所謂「B級」なのだろうけれど、私は好きだ。

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映画『20世紀少年 第1部』

ひとまず箇条書き。

●OPの映像処理に『ケイゾク』を思い出した。やはり私堤幸彦好きである
●唐沢俊明の演技力は異常。
●豊川悦司のカッコよさは反則。
●常磐貴子はガサツな女子のイメージが出せてて良かった。
●子役に大根がおらず、見ていてイライラしなかった。
●原作のゾワゾワッとする感触を上手く出せていた。
●なんつーか、ワクワクした。

映画史上に残る~、とか、堤幸彦の代表作に~、とかって訳ではないですが、
悪くない映画なんじゃないかと思います。
あとは3部完結してからああだこうだ言おうかと思っています。



ナビゲートDVD「20世紀少年」秘密大図鑑 上巻
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映画『20世紀少年』トリビュート・アルバム
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映画『崖の上のポニョ』

《個人的な感想》
個人的には、良かったです。
手間ひまかけて、大事に作られた作品というのが伝わってきた。
なんというか、「映像と音楽を」「右脳で」楽しむ映画です。
夢みたいなんですよ。夜、寝てるときに見るほうの。
夢って右脳で見てるから、時間とか空間とかゴチャゴチャじゃないですか。
あのかんじ。町が水没したあとは、ほんとそんな感じ。
あと、町並みが因島に似ててデジャヴりました。モデルどこなんだろ?
 →教えていただきました。
  ★福山の鞆の浦だそうです。
  やはり瀬戸内だったか。



《テーマ的な》
これはいわゆる一種の「セカイ系」なんでしょうかね?
とりあえず大自然(=女、子ども)の前で
人間文明(=男、大人)は惨めで無力
ってことでおk?



《キャラ的な》
フジマキのヘタレぷりは間違いなく萌え
ポニョのおかあさんは、30~40代くらいの美輪様だと思う。
あと、リサみたいな感情の起伏が激しく、
思ったことを即行動に移す女性が母親だと、
子どもが苦労すると思います。自戒もこめて。



《ハヤオ的な》
右脳的なあたりも含めて、「ハヤオ少年のゆめ」ってかんじがした。

「あー、大自然と愛情深い大人たちに囲まれた
 5歳の少年になって、半魚人のおんなのこを拾って
 じぶんの愛の力で人間にしたいんだろーなー」

みたいな。
その香ばしさも評価ポイント。

あといもうとうじゃうじゃとか、フナムシうじゃうじゃとか、
フジマキが使う海坊主? とか、「うじゃうじゃ集団で」「うねうね動く」系が
相変わらずハヤオの作品はきもいなぁ(褒め言葉)ってかんじでした。

いもうといっぱいセット、さりげなくほしい。

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