2009/01/12 Category : Movies 映画『WALL・E/ウォーリー』 WALL・E/ウォーリー [DVD]「イイ話」系好きくないし、わざわざ観に行くこともないかなーと思っていたのですが、映画好きの友達に勧められて。2回も観に行ったらしい、しかも映画嫌いのはずの彼女の旦那さんが2回とも一緒に行ったってんだから信用が置けるじゃないですか。結論……良かった!!可愛かったし、メッセージ性もたっぷり。ストーリーは、『ナウシカ』原作を結構思い出した。『ナウシカ』は環境破壊が行きすぎた地上で人類が細々と行き続けている世界ですけれど、『ウォーリー』の世界設定は、人類が宇宙に脱出して宇宙ステーション内で機械化されきった「快適な」生活を送っている、というもの。まぁ、で、ステーションの艦長がいまだ荒廃の様相を拭えない「故郷」地球の現状を知り、下した決断は……となるんですが。ウォーリーとイヴ、2台のロボットの動作がとにかく可愛い。さすがピクサー、いい仕事をします。あとは、ピクサーお得意の「レトロ・テイスト」にもご注目。私個人が「キた」のは、『2001年宇宙の旅』でおなじみのあのクラシック曲を、ここで使うか!! というシーンでした☆ [0回]PR
2009/01/02 Category : Movies 大みそか~元日に観たDVD ここぞとばかりに観まくってます。タクシデルミア~ある剥製師の遺言~(初回限定版) [DVD]メイキングを見そびれたままだったので、そこだけ。カメラがぐるんぐるん回るところの撮り方とか、「見せられてみりゃ確かにそーだ」なんだけど、自分が思い描いたカメラワークを現実に再現するってのがすごいなー、とか思う。それはカメラワークに限った話じゃなくて、自分ひとりの頭の中で創り上げた世界であっても具現化・映像化するにはたくさんのスタッフとの協力・連携が必要なんだ……というのを痛感した。特にこの映画は「突き抜けてる」作品だったから。でも、いろんな人が関わるからこそ作品の世界が広がる・深みを増す ってのも感じられた。じん、と来るメイキングでした。スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOXこれもメイキングを見尽くしてなかったので。ルーカスはハリウッドにおける庵野秀明なんだと思った。比喩に使うにはじゅんばん逆だけど……。「気付いたら僕は僕がいちばん嫌うもの(商業体制)になってしまっていた。 ルークと同じだ。僕はベイダーになってしまった。 だけれど、それで良かったと思っている。」ルーカス以降の映画監督たちのインタビューも入ってる。ルーカスはインスピレーションだけでなく、技術面でも多大な功績を残しているのだね。ハンニバル [DVD]年の瀬に観るようなものでない!というのはわかっているのだが、使われてる曲が何だったっけかねーというのと、ディテールちゃんと思い出せないのとで観てみた。大人(笑)になった今見返すと、ラブロマンスだよなー と思った。かなり荒っぽいし、血なまぐさいし内臓だだ漏れになるけど……(;´∀`)原作だとだいぶ筋が違うっぽいですね。もっとロマンチックらしい。あ、曲は「ゴルトベルク変奏曲 アリア」でした。「G線上」と勘違いしてたぜよ。これで、今後私は「ゴルトベルク変奏曲 アリア」を聴くたびに自分の脳みそを焼いて喰わされているクレンドラーを思い出す訳です★惑星ソラリス [DVD]これだけ初見。わざと眠くなるよう作ってあるらしいが、まんまと術中にはまった。どうして『太陽』のソクーロフといい、ロシア(ソ連)の映画監督ってそういうことするんだ……!!ストーリーは正直「え、それでいいの!?」って感じ……。主人公の亡き妻への想い、後ろめたさみたいなもの?はあれで本当に昇華(消化)されたんか。最後に還る場所は父親の元って、それで良かったんか。うーん、あたま良くしてもっかい観んとなー。ってこれ『薔薇の名前(原作)』でも似たようなこと言ったな……。クリムゾン・リバー [DVD]マチュー・カソヴィッツの耽美趣味わかっちゃってる感じと、サブカルちっくにくだらないもの大好きな感じとが両方出ていて、観ていてとても微笑ましいよね。ストーリーとかトリックとかいまいち忘れてたので久しぶりに観れてすっきりしました。モノとしては所謂「B級」なのだろうけれど、私は好きだ。 [0回]
2008/09/27 Category : Movies 映画『20世紀少年 第1部』 ひとまず箇条書き。●OPの映像処理に『ケイゾク』を思い出した。やはり私堤幸彦好きである●唐沢俊明の演技力は異常。●豊川悦司のカッコよさは反則。●常磐貴子はガサツな女子のイメージが出せてて良かった。●子役に大根がおらず、見ていてイライラしなかった。●原作のゾワゾワッとする感触を上手く出せていた。●なんつーか、ワクワクした。映画史上に残る~、とか、堤幸彦の代表作に~、とかって訳ではないですが、悪くない映画なんじゃないかと思います。あとは3部完結してからああだこうだ言おうかと思っています。ナビゲートDVD「20世紀少年」秘密大図鑑 上巻映画『20世紀少年』トリビュート・アルバム [0回]
2008/08/28 Category : Movies DVD『タクシデルミア』 TAXIDERMIA★『タクシデルミア』のDVDキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!2008年11月5日発売ですってー★おかね用意しとかなきゃ。 [0回]
2008/08/16 Category : Movies 映画『崖の上のポニョ』 《個人的な感想》 個人的には、良かったです。 手間ひまかけて、大事に作られた作品というのが伝わってきた。 なんというか、「映像と音楽を」「右脳で」楽しむ映画です。 夢みたいなんですよ。夜、寝てるときに見るほうの。 夢って右脳で見てるから、時間とか空間とかゴチャゴチャじゃないですか。 あのかんじ。町が水没したあとは、ほんとそんな感じ。 あと、町並みが因島に似ててデジャヴりました。モデルどこなんだろ? →教えていただきました。 ★福山の鞆の浦だそうです。 やはり瀬戸内だったか。《テーマ的な》 これはいわゆる一種の「セカイ系」なんでしょうかね? とりあえず大自然(=女、子ども)の前で 人間文明(=男、大人)は惨めで無力ってことでおk? 《キャラ的な》 フジマキのヘタレぷりは間違いなく萌え。ポニョのおかあさんは、30~40代くらいの美輪様だと思う。あと、リサみたいな感情の起伏が激しく、 思ったことを即行動に移す女性が母親だと、 子どもが苦労すると思います。自戒もこめて。 《ハヤオ的な》右脳的なあたりも含めて、「ハヤオ少年のゆめ」ってかんじがした。「あー、大自然と愛情深い大人たちに囲まれた 5歳の少年になって、半魚人のおんなのこを拾って じぶんの愛の力で人間にしたいんだろーなー」みたいな。その香ばしさも評価ポイント。 あといもうとうじゃうじゃとか、フナムシうじゃうじゃとか、 フジマキが使う海坊主? とか、「うじゃうじゃ集団で」「うねうね動く」系が 相変わらずハヤオの作品はきもいなぁ(褒め言葉)ってかんじでした。 いもうといっぱいセット、さりげなくほしい。 [0回]