忍者ブログ

紫式子日記

Home > ブログ > Movies

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

名古屋耽美クラスタの皆様へ『アリスが落ちた穴の中』

Official Web

東京遊びに行ったとき、ちょこっとお近づきになれた
映像作家・寺嶋真里さんのゴスロリな新作『アリスが落ちた穴の中』が
12月6日(日)、栄の愛知芸術文化センターでプレミア上映されます。

第14回 アートフィルム・フェスティバル の一環として、
アートスペースAにて14:00~(60分間)。
無料¥0(!!)

有名人形作家・清水真理さんの人形や
Rose de Reficul et Guiggles(ロウズ・ド・レフィクァル・エ・ギグルス)という
ゴスなパフォーマンスユニットの方々が出演する、らしい。

公式サイト見る限りでは、かな~~り暗黒&乙女な仕上がりです。
名古屋エリアにお住まいのゴスロリ・耽美な皆さん、こぞりて行こうぞ。

寺嶋真里さん作品『Shanghai Flower』

拍手[0回]

PR

映画『イル ベント エ レ ローゼ 愛するということ』主演:叶恭子



公式サイトの素人くさい作りからイヤな予感はしていたんですがww、
残念ながら見事に的中してしまいましたwwwww

残念ながら自主製作みたいに見える……。
特殊効果に頼り切った映像、同じフィルムの使いまわし、
起承転結の配分のアンバランスさ。

あと私は書上奈朋子の音楽目当てで観に行って、
事前にサントラを聴きこんでいたので特によくわかったのですが、
音楽が流れていないシーンがほとんどない。
「静寂で語る」シーンがほとんどないということです。

せっかく「映画」なんだから、もうちょっと
「映像の力」を信じてもいいんじゃない、と。



男どももなー。
なんか軒並みヘタレです。
あんまり出てくる必然性を感じない。

メンズは最初の20分でぽいっちょして、あとは延々ねばっこく
少女と恭子様の絡みをやった方がよかったんでねぇか。

恭子様がただのヤリマンに見えてしまっているところも演出上の失敗だと思う。
あとあんまり気持ち良さそうじゃなかったよね。
喘ぎ声が「わざと押し殺した声を演出」してる感じで。



テーマはフェミな感じでいいんだけれどね。
レイプされかけて吹っ切れるっていう流れは自然。
でもその因果関係を上手く表現できてなかったのが
個人的にはいちばん歯がゆい。



Yahoo!映画での評価がやけに高いですが、
あれは恭子様信者による投票なのでフィルターを掛けて見てください。

拍手[1回]

映画『おくりびと』



よかったです。
後半ほとんど泣いてた。
でも終わりは少々あっけなすぎる感。
「無難に」いい映画ですね。

ヒロスエの舌足らずな喋り方が結構、気に障ります。
モックンのややたるんだ裸体が、リアリティを増していて良かった。

拍手[0回]

映画『GOEMON』



和サイバーパンク映画!!
改めて私は紀里谷監督のセンスが好きだなーと思った。

時代劇だってことは忘れて観た方が楽しめるかも。
あとは時代考証とかもろもろブッ飛ばしてるので、
どーしてもという方は日本文化を勘違いした
外国人映像作家の作品だと思って観ると、
映像や音楽の素晴らしさに集中できるかも☆

あ、和モノをSFちっくにアレンジしているせいで、
徳川軍がスターウォーズの帝国軍そっくりです



以下、てけとうなメモ。

・五右衛門と才蔵の相思相愛ツンデレっぷりは何だあれ、腐女子を狙ったつもりか!
・一緒に観た『おくりびと』ではうざかったヒロスエのロリ声も、
 非現実なこちらの映像ではしっくり来ていました
・紀里谷監督は本当に要潤の使い方をわかってらっしゃる……。
・チェホンマンが秀吉の用心棒役なんだけど、そんな役やって本国で叩かれないかしら
・中村橋之助だけが「本物」すぎて浮いていました

・『キャシャーン』みたいに最後に蛇足な語りが付くとかは流石になかったです
・でも相変わらず脚本には論理的必然性が欠けていました
・とりあえず平和主義ムービーなのに戦闘シーンがカッコよすぎるのをだな!!


あと『キャシャーン』の麻生久美子の衣装でなんとなくわかってたけど、
今作のダンスシーン(最初の方のやつ)で再確認した。紀里谷監督は脚フェチ。


チケット代にすると1300円相当かなー。
私は1550円で観ましたが……。
ちなみに私の中での『キャシャーン』の評価は950円です。



CASSHERN [DVD]
CASSHERN [DVD]

拍手[0回]

『スタンドアップ』



鉱山という男だらけの職場で働くことを選んだ女性たちの戦い。

セクハラって言葉は世の中にあるけれど、
男性が圧倒的多数を占める世界の辞書にはない。
嫌悪の表情を浮かべれば「ユーモアを忘れるな!」
と、無粋者扱いされるだけです。

この映画の白眉なところは
「女性すら女性の味方ではない」
というのをちゃんと描いているところ。

親や子どもの理解は当然のように得られません、
「何かあったら何でも言いなさい」
と気さくに声を掛けてくれた社長ですら
直属の上司のウソ八百な報告を鵜呑みにします。

味方が誰もいない!
その分、労組集会での父親のスピーチが
(映画的に)グッと盛り上げてくれるんですが、
実際に男社会の職場で働いてる女子には
この「父親」はいないんだよなー……というのも思ったり。

セクハラに悩まされている女は、これを観て共感で気を晴らすのか、
自分のがマシと気を紛らわすのか、行動を起こすのか。

拍手[0回]

PAGE TOP