忍者ブログ

紫式子日記

Home > ブログ > Movies

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

気になる映画、数作。

『闇と光のラビリンス』イジー・バルタ
★イメージフォーラム・ダゲレオ出版サイト
またマネキンかよ!!
『オー!マイキー』を
ベルメールの人形愛の系譜に
連ねてみたくてしょうがない。

『サウスバウンド』
★公式サイト
トヨエツ好きで
70年代interestedとしては
観ておくべきかも、と。
54年生まれウヨの父も
注目しておりました。

『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』
★公式サイト
『サウスバウンド』とはまた
えらい違った
アプローチなのですが。

『カフカ 田舎医者』
★公式サイト
なんか予告編見る限り
「オトナのための
 日本むかしばなし」
って感じでした。

『クワイエットルームにようこそ』
★公式サイト
松尾スズキを摂取したい気分。
明るいメンヘル加減が良さそう。
大竹しのぶを観に行くだけで
モトが取れそうな予感もする。

拍手[0回]

PR

映画『追悼のざわめき』

★公式サイト
追悼のざわめき デジタルリマスター版 - goo 映画

「追悼のざわめき(デジタルリマスター版)」の映画詳細、映画館情報はこちら >>


で、観てきました。

いや、
ひどいわ。
山本直樹ふうに言うと、
しどいわ。

やっちゃいけないってことを、
あらかたやっています。

猟奇殺人、近親姦、人形愛、
輪姦、強姦致死、カニバリズム。


いえ、でもね、
そんな映画今まで
何本も、てほどじゃないけど
何本か見てきたし、
平気だと思っとったのですよ。

でもむりだった……orz

手ブレ活かしまくりの映像で、
酔ったっていうのも
あると思う。
映像うんぬんを除いても、
気持ち悪くなってた。

嘔吐シーンが
「吐いてる人の背後」
じゃなくて、
真正面から
口から将に出たところを
大写しだったりして、
そこで「おえっ」て来た。

鼻歌や、切なくて優しいメロディーが
全編を通してのBGMってのも
たぶん気味悪かった。

変な色気とか……
マネキン人形、
小人症の「夏子」、
美形兄妹の妹の
「らめぇぇぇぇぇ」
ってなりそうなほど
いやらしいふともも……。

会田誠が推薦文を
寄せているんですけど、
確かに彼の作品みたいな感じ。
(ちなみに肩書きは
 「ヘンタイ芸術家」。)

グロいしタブーだしエロいんだけど、
ついつい見入ってしまう感じ。
怖いもの見たさ?

拍手[0回]

映画『ハンニバル・ライジング』


原作は秀作で、
さらさらーっと
読めたのですが……。

「メリハリ」のことで言えば
「ハリ」ばっかりで
(虐殺シーンが連続して)
疲れました……。

主役はイケメン。
「高貴な血で、知的で、
 かつクレイジー」
ってキャラを、
きちんと演じていました。
なんとなく鼻の感じが
アンソニー・ホプキンスに
似ていたのもポイント高い。

しかしなぜハリウッドで
日本人役をやらせるとなると、
コン・リーになるのだろう……。
工藤夕貴がいるじゃあないか。
剣道とか、合間合間に挟まってた
ジャポニズムにも辟易した。
比較的マシな日本趣味でしたが。

拍手[0回]

映画『ダ・ヴィンチ・コード』


そうそう、やっとこ観たんですよ。

あの重層的な作品をよくぞ、
と意欲は買うし、
たぶんそこそこ
よく出来ているんだが、
「映像による原作の補足資料」
の域を出ていないのが残念。

あとエンディングシーンは、
あんなに一気に
シオン修道会員集まっちゃって
大丈夫なのだろーか。
映画だから見た目に
ドラマチックにするのは
仕方ないんだけれど、
演出に気合入りすぎて
若干あほっぽさが出ていた感。

知的推理ゲームの趣が削られて、
アクション重視になっちゃってたりね。

オドレイ・トトゥとジャン・レノは
原作のイメージとは違いましたが、
案外ハマっていて安心しました。

つぅかもっかいヨーロッパに行って
ちゃんと「美術の旅」をしたい……。
ノートル・ダムにハマったのが
パリに行った後だった自分とか、
愚かすぎる……。

★原作の感想はこちら

拍手[0回]

映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』


★公式サイト
「エディット・ピアフ 愛の讃歌」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

 壮 絶 !

美輪様の本とかで
ぼんやりとは知っていたけど、
本当にスゴかったんだね、ピアフ。

ちっちゃい頃は娼館で育ってて、
大きくなってからは路上で歌って
お金をもらっていた。
(そーいやパリって今でも
 地下鉄とかでお金集めてる
 ミュージシャンとかいるし、
 土地柄として定着してるのかも。)

出産暦もあって、
でもその子供を
死なせてしまって
惨めさにもさいなまれていた。

いろんな男を転々としてたどりついた、
マルセル・セルダンとの情熱的な恋愛。
しかし2年後に彼は事故によって奪われる。

浮き沈みの激しすぎる人生。

でも、どんなときも、
ピアフは歌って歌って、恋した。
歌は彼女にとって生きる糧である以上に、
彼女を「生」につなぎとめるものだった。
劇中のピアフは
「歌が人生よ」
とまで語る。
立て続けに流されるシャンソンによって、
私たちもその人生の在り様を
感じることができる。

「私の人生に起こった
 いいことも悪いことも
 今となってはみんな同じ
 私は後悔なんてしていない
 後悔なんてしていない」


晩年に持ち歌となったこの詞を思い、
臨終のピアフは笑顔でこの世を去る。
幸福だったとは言いきれないけれど、
十二分に燃え尽きた人生。

(年表とか見ても「人生が早い」んですよね。)
観終わった後は、こっちも何だか
充実した人生を送ったような
満足感に浸れる映画でした。

拍手[0回]

PAGE TOP