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紫式子日記

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映画『パンズ・ラビリンス』



★公式サイト
「パンズ・ラビリンス」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

えへへ。
観にいった。
観にいっちゃった。

1944年のスペイン内戦下を舞台に現実と迷宮の狭間で3つの試練を乗り越える少女の成長を描くダーク・ファンタジー。『デビルズ・バックボーン』のギレルモ・デル・トロ監督がメガホンをとり、ファシズムという厳しい現実から逃れるため、架空の世界に入り込む少女を通じて人間性の本質に鋭く切り込む。イマジネーションあふれる壮大な視覚技術を駆使して生まれたクリーチャーや深く考察されたテーマに根ざした巧みな演出が衝撃的。(シネマトゥデイ)


とりあえず地下宮殿のバケモノが
キモすぐるグロすぐる。
あれに追いかけられるシーンでは
本当に首引っ込めた。
逃げたくてしゃーなかった。

PG-12指定だったらしいけど、
ワタシあれ12歳のときに観てたら
たぶんトラウマってた。
イャ反動でゴシックホラー、
ダークファンタジーが
より好きになってたかもだけどね。
10歳のときからビアズリー好きだしね。氏ね

ピカソとかガウディとか見ても、
スペイン人ってこういう
グロいというか生々しいというか、
ヨーロッパの中でもゲテゲテした
ものに寛容なイメージがありまふ。

これは『チェーザレ』の受け売りだけど
イスラム系国家に支配されてたっていう
背景もあるのでしょうかね。
「ラテン系、ゴート族、アラブ人、
 ジプシーなどの混血により
 現在のスペイン民族が形成された。」

ってWikipediaにも書いておるし。

なんかグロについて
延々書いてしまった。
本当はバケモノより、
レジスタンスをためらいなく殺す
オフェリアの義父=大尉の方が
コワいのだが。

映画自体は

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映画『グッバイ、レーニン!』


「経た」時代だからこそ作れる、
思想や政治体制である以前に
「思い出」「理想」としての
「社会主義」。

激動の80年代末のドイツを舞台に繰り広げられるコメディドラマ。心臓発作による昏睡状態にあったため、ベルリンの壁崩壊、東西ドイツ統一の事実を知らない社会主義者の母親。ショックを与えることが命取りになることから、息子は事実を隠そうとする。


「車を注文してから
 出来上がるまでに3年かかる」

とか、東ドイツ時代の
聞きしに勝る
ジョークのような実情が
織り込まれる一方、
自由化が始まって
職を失った年配の
ご近所さんたちの声が
「西側化」の暗部を
さりげなく語ります。

東ドイツ時代のように「陳情書」を
代筆しに来る近所のおばちゃんが、
「昔みたいで懐かしいわ」
と言うシーン。
「大いなる実験の失敗」である歴史も、
彼女ら・彼らにとっては
「思い出の時代」だったということを
思い起こさせられました。

ラストの、でっちあげた
東ドイツ風ニュース番組で
「新書記長」によって
なされるスピーチは、
思想とか飛び越して感動モノ。

主人公のアレックスと一緒に
イカサマニュースを作ってくれた
映画マニアの彼が、何気に好きです。
ハンサムだし、直接会ったことのない
主人公の母親の葬儀に出席してるのも、
じんわり来た。

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映画『水の女』


久しぶりに「単館系」
「ミニシアター系」と
いわれる映画を観た気分。

映像美の映画……
なんだと思う。

冒頭の、涼の蛇ノ目が飛ばされて
木の枝にひっかかる、それを取ろうと
画面中央に伸ばされるUAの白い腕。

涼と優作が(初めて?)愛し合う
浴槽での文字通りの「濡れ場」、
肉体と水の質感だけが前面に出て
顔が写されないゆえのエロさ。

2人の幸せな世界は、しかし、
あっけなく終わってしまう。


「雨女と火男」って設定は、
水や火の描写を持ってくる以外では
あんまり生かされていません。

私は好きですが、
「雰囲気で押す」タイプの
映画がお嫌いな方には
向かないかと。

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気になる映画『パンズ・ラビリンス』


★公式サイト

もう監督が
「小さいころからゴシックと
 ファンタジーの映画が大好き」
って言ってる時点で期待大。

話がヘッポコでも、
迷宮の怪物のキモさだけでイケる。

とか言ってたら明日公開じゃありませんか。
行きたいなー、おかねないなー(・ε・`)

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気になる映画『追悼のざわめき』

★公式サイト

なんか切り裂きジャックみたいに
女性器を持ち去る殺人鬼が、
さらにその女性器をマネキンに埋め込んで、
マネキンに生命が宿っちゃって、
そのことでその周囲の世界も狂い出して
幼い兄妹や小人症の兄妹も絡んできて
街中には浮浪者や怪我をした軍人なんかが
うろうろするらしい。
しかも舞台は大阪・釜が崎らしい。
(路上生活者が多い地区として有名)

なんかめちゃくちゃエログロと
アングラのにおいが漂うんだが。
体調のいいときに行っておきたい。

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