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紫式子日記

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『喧嘩商売(14)』木多 康昭



金田保マジムカツク

って思わずフォント250%で書きたくなっちゃう、
ほんと「悪い」だけの「悪」が出てきます。

手塚治虫のロック、荒木飛呂彦のDIOみたいな「名悪役」じゃない。
ねじけていて、卑屈で卑怯で、狡猾。

十兵衛もたいがいタチ悪いですけど、かわいげのあるタチ悪さじゃないですか。
そういうのがまっったく無い。
ここまで憎ったらしい悪役を描ける木多康昭、やっぱあたまいいんだなと思います。
十兵衛、早くこいつブッつぶして!! って思ってしまう。次巻が楽しみです。



あと『喧嘩商売』のいいところは、戦い終わった後に
「奇妙な男同士の友情が~」とかいうキャプションが入らないところとか、
殴りあった相手と爆笑して握手するみたいな、そういうのがないところだと思った。



ギャグが少なめな巻だったので、個人的にはさみしかったです(´・ω・`)

「教え上手」って言われてハナミズ垂らして歓ぶ文さんが好きw

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『PLUTO(7)』浦沢直樹



映画『20世紀少年』を観に行く道すがら、『PLUTO』を買うとかwww
いやぁ、浦沢直樹いいよ浦沢直樹



なんていうか、ホントかなしみにひたひたと覆われるような巻だった……(´・ω・`)

元々この作品は「かなしみ」のイメージが強いし、むしろモチーフになってるみたいな
ところもあるけど、ゲジヒトがいた頃の戦闘シーンはまだ「熱」「炎」のイメージがあった。
でもこの巻でくりひろげられる、エプシロンとプルートゥの対決は、
両者とも戦いながら嘆きかなしんでいるかんじ。
読み終わるとめそめそしてしまう。



何巻まで行くか!? と思われていた『PLUTO』も次で完結、らしいです。しょんぼりだなー

あとがきはアニメ制作会社「マッドハウス」CCOの丸山正雄氏。
手塚治虫とアニメ・マンガへの熱烈なラブレターで、こちらも読後ウルッ(´;ω;`)

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『魔少年ビーティー』荒木飛呂彦



おっ……面白いじゃねェェーかッッ!!

と、★『バオー来訪者』に続きうなってしまった、荒木先生の初期作品。



主人公の少年・ビーティーが、犯罪者なのに魅力的ィィ!!
「悪魔の微笑み」を浮かべて相手を徹底的にコテンパンにするけれど、
それらはすべて、自分や他人を侮辱した「報いを与える」ため。

この性質は荒木キャラの多くに見られて、★『ゴージャス・アイリン』では端的に
「悪の力をもって正義を行います!」というセリフで表現されている。

逆のことする奴ならいっぱいいるんだよね、
正義を楯にして自分を正当化して、自分の欲望押し通そうとする奴なら……。

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『ヴィンランド・サガ(7)』幸村誠



私と彼氏の人が新刊で買う、数少ないまんがのひとつ。

舞台は11世紀初頭の北欧。
ヴァイキングや諸侯が三つ巴にも四つ巴にもなり、
イングランドを奪い合っている時代が舞台です。

幸村先生といえば『プラネテス』。
人類の宇宙への進出がかなり進んだ世界を、綿密な設定と考証を基に描き、
「愛し合うことだけがどうしてもやめられない」ひとの心を描きました。

『ヴィンランド・サガ』も同じくらい「リアル」。
時代考証をしっかりしているという意味でも「リアル」だし、
登場人物たちそれぞれの感情・思惑の描かれ方も「リアル」。
背景がリアルだから、そこに描かれる人の表情にも説得力がある。



今回の主役はほぼ、わる~~~い表情を身に着けたクヌート王子です。
トルフィンはかっこわるいシーンばかり(´・ω・`)wwwww主人公wwwwww

ハイライトはアシェラッドが語る、みずからの生い立ち。
自身もヴァイキングでありながら、なぜヴァイキングを嫌うのか?
「小僧 後学のために教えてやろう
 憎い相手の殺し方をな……」

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雑誌『モーニング2 No.19(2009/4/2号)』

公式サイト

やまだないと★『ビアティチュード』
復活キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

フッカツダー!!(゚∀゚ )三 三( ゚∀゚)フッカツダー!!


嬉しい。予想以上にテンション上がった自分を見たw

ビアティチュードBEATITUDE 1 (1) (モーニングKC)
ビアティチュードBEATITUDE 1 (1) (モーニングKC)



『ポテン生活』がなんだかすごくプッシュされている。
『ポテン生活』おもしろいよね。だいすき。かわいいけど、鋭い。

ネットでも少し★読めます

ポテン生活 1 (1) (モーニングKC)
ポテン生活 1 (1) (モーニングKC)



『変ゼミ』はやっぱり楽しいですね。
コムギ先輩も失恋から立ち直り? いつもどおりのテンションに戻りました。

変ゼミ 1 (1) (モーニングKC)
変ゼミ 1 (1) (モーニングKC)

このまんがはたまにセンチになるシーンがいいよね。

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