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紫式子日記

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『ヴィンランド・サガ(7)』幸村誠



私と彼氏の人が新刊で買う、数少ないまんがのひとつ。

舞台は11世紀初頭の北欧。
ヴァイキングや諸侯が三つ巴にも四つ巴にもなり、
イングランドを奪い合っている時代が舞台です。

幸村先生といえば『プラネテス』。
人類の宇宙への進出がかなり進んだ世界を、綿密な設定と考証を基に描き、
「愛し合うことだけがどうしてもやめられない」ひとの心を描きました。

『ヴィンランド・サガ』も同じくらい「リアル」。
時代考証をしっかりしているという意味でも「リアル」だし、
登場人物たちそれぞれの感情・思惑の描かれ方も「リアル」。
背景がリアルだから、そこに描かれる人の表情にも説得力がある。



今回の主役はほぼ、わる~~~い表情を身に着けたクヌート王子です。
トルフィンはかっこわるいシーンばかり(´・ω・`)wwwww主人公wwwwww

ハイライトはアシェラッドが語る、みずからの生い立ち。
自身もヴァイキングでありながら、なぜヴァイキングを嫌うのか?
「小僧 後学のために教えてやろう
 憎い相手の殺し方をな……」

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