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紫式子日記

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『そこをなんとか(1)』麻生みこと



『メロディ』、高校のころ好きだったんだけど、
近年全然チェックしてなかったなー。
『大奥』バブルに沸いているという話は聞くけれど。
大奥 第3巻 (3) (ジェッツコミックス)
大奥 第3巻 (3) (ジェッツコミックス)

なので『GO! ヒロミGO!』が完結していたことも、
こんな新連載が始まっていることも知らなかったーよorz
GO ヒロミ GO 8 (8) (花とゆめCOMICS)
GO ヒロミ GO 8 (8) (花とゆめCOMICS)



2007年、弁護士就職難時代の幕開け。
主人公の楽子は、見事それに巻き込まれ、就職口にあぶれる司法修士生。

キャバ嬢時代にお客だった零細事務所の所長「ボス弁」のもとに泣きつく。
先輩の居候弁護士(イソ弁)・東海林に鬱陶しがられながらも、就職し、
(当たり前だけれど)「ややこしい」法律の現場に立ち会っていく。



じんわりと「イイ話」を、うざくなく描けているあたり、
やっぱり麻生みことクレバーだと思う。

『ヒロミ』はT大生モノだったし、『ことのは』っていう高校生+部活+コトバという
縛り多すぎなお題の短編連載もあったんだけど、鮮やかにこなしてたしなぁ。
ことのは (花とゆめCOMICS)
ことのは (花とゆめCOMICS)

この人は絵もスッキリしていてきれいだし、セリフ上手いし
ギャグも面白いのに、題名でソンをしている気がする。
余計なお世話ですが。



ぽやっとしたキャラの楽子が可愛い。
無垢に、キャバ嬢時代に培った計算高さを発揮するところも。

そして編集さんの「メガネスーツが見たい」
という願望で始まった(?)だけあって、
先輩弁護士の東海林がカッコいいいい(・∀・)

モノがモノだけに、ネタ出し大変だと思うんですが、
がんばって育っていってほしい連載です(´・ω・)

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『よつばと!(8)』あずまきよひこ



よつばかわぇぇなぁ。。。

私的には『バカ姉弟』のが好みなんですが、
やはり素直に「ほっこり」できるのは、と言えば
『よつばと!』のほうですね。

あとあずまきよひこのセリフ回し、コマ運びがいちいち上手い。
サクサク読めて、じんわり余韻が残る。上手い。



しかし「とーちゃん」はよつばの叱り方、扱い方が上手いよなぁ。
どうしてこんなに愛情を持って接せられるんだろう。
血もつながってないって設定だよね?
ほんとうにこの2人の出会いに何があったんだ。



よつばと リボルテック DX 夏休みセット
よつばと リボルテック DX 夏休みセット

リボルテック ダンボー アマゾンボックスバージョン
リボルテック ダンボー アマゾンボックスバージョン

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『ウルトラバロック・デプログラマー(2)』浅田 寅ヲ



「楽しんだもん勝ち」という法則があるならば。

設定に入り込めたもん勝ち。

というわけで私は勝ち組☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノ



「洗脳」とか「洗脳を解除する」とか、
人間が他人の脳の働きをいじれるっていう世界観です。

村上春樹でいうと
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
みたいなノリです。謎の敵に狙われるかんじとかも、近いかも。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫) 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)



原作はいとうせいこう氏の『解体屋外伝』で、
恥ずかしながら未読なんですけれども、まんが版を読む限り、
「コミックス化するなら浅田寅ヲが
 いちばん合ってんじゃないかなぁ」

という印象。

浅田寅ヲはCGですごく緻密な、湾曲したまんがを描く人なんですけど、
その「画像演出」と作品世界の設定が、すごく合っていると思う。
解体屋外伝 (講談社文庫)



浅田寅ヲお得意の「ぷち萌え」も健在。
ガタイのいい青年たちが主人公なんですけれど、
そこかしこに「小ネタ」が仕込んであって、
「かわいいv」
と思わせてくれるんですよね。

2巻は特に、1巻より「はっちゃけ」感があって、
萌えポイント山盛りでした(当社比)。



個人的にはタイトルに入っている「ウルトラバロック」様式が好きなので、
それを反映したキャラクター設定・衣装デザインもツボ。

極彩色メキシコ巡礼
極彩色メキシコ巡礼



名古屋リブロでは平積みになっていました。
支持者いるってことかなぁ、嬉しい♪

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『モーニング2 Vol.13 2008年10月2日号』

『モーニング2』Official Web
いちお2周年記念ってことになってますが、
特に何をやってるわけでもないです。



やっぱクオリティ下がったよな。。。

という印象が今号でもぬぐえない。

ぬぐえないというか、唯一(と言っても過言ではない)
読む気にさせてくれる★『不思議な少年』
いまいちパッとしなかったんですよねー、今回。

バッドエンドだから……ってだけではないと思う。
設定とか「秘められた過去」も、
アリガチと言ってはアレだけど、アリガチだった。
なんかこう、山下和美ならではの「グッとこみあげる」ものが無かった。



なにげに最近★『PEEPO CHOO』が楽しみだったりします。

作者自身はヒューマンドラマと言っているのですが、
登場人物ひとりひとりの描写が鬼畜で酷いです。

なんつぅか人間の「イタさ」を描くのがウメーなぁ、と思います。
オタクを客観視してしまってる辺り、やっぱ村上隆寄りなのかな。



オノナツメはあいかわらず上手いです。
『COPPERS』おもしろくなってきた。
この人のクオリティ維持能力はほんとうに舌を巻く。



やまだないと★『BEATITUDE』は休載ですた。
単行本、発売延期になったしね。(8/23→9/22)



さすが講談社の青年マンガ、であり、好作はあることはあるんですが、
別にわざわざ毎号買わなくても、コミックス待ちでいっかなー(´・ω・)

という気がしてきてしまいました。
いったん月刊になった雑誌が隔月刊に戻るのって、難しいのかね。
社内事情的な意味で。

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