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紫式子日記

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私のフェミニズム観


下の記事に寄せて……と申しますか。

私もフェミニズムの何たるかをキッチリわかっていなかったかもしれないという自戒を込めて確認。

だから人によっては「んなの常識だろバーカ」ってところもあるでしょうが、そこはご容赦。

あと、あくまで「私の」フェミニズム解釈であって、他の論者さんとズレるところがあるのもご承知願います。



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現状に満足できている、と言うか、適応できている人は良いんですよ。

ただ、それができない人もいるんです。

そして、居心地の悪さを覚えている人がいる以上、環境を整えて(あるいは、調えて)あげるべきだ……というのがフェミニズムの姿勢ではないかと。



だからそれは決して男女を問わない話なんですよね。

ただ、そういう傾向は女性により強く見られるから、"feminine+ism"と名付けてあるだけで。



そしてその見方で世界・社会を見ていくと、「性別ゆえ」以外にも「セクシュアリティゆえ・民族ゆえ・人種ゆえ・年齢ゆえ・階層ゆえ」に居心地の悪さを感じている人がいる。

なので、その人たちが不快にならないような社会にしていきたいと考えて、そのために行動する……というのがフェミニストの動き方なのかと思います。



その際、既存の環境で居心地良く暮らしている人の居心地を悪くしてはいけない。

既存の環境に満足している人も、していない人も、居心地良く暮らせる環境になるよう、調整しなければいけない。

互いに不快感を抱くことなく、平穏に共存できるようにしていく。

そのためには恐らく、満足している人はしていない人の、していない人はしている人の考え・好みを知って、(理解はできなくても)許容する必要があるでしょう。

ひょっとしたら、そうなるようにするのもフェミニズムの仕事なのかもしれません。



初期のフェミニズムはまた違い、「男損女肥」的なところもあったかもしれませんが、今のフェミニズムは少なくともこの段階まで来ているように見えます。

ここまで来ると自由主義・平和主義を含んでいるとも言えましょうか。



以下、『ヌードのポリティクス』より抜粋。

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「被爆マリア像」祭壇へ、祈りのソプラノ捧げる


「被爆マリア像」祭壇へ、祈りのソプラノ捧げる



例によって例のごとくYahoo!ニュースですが、内容が内容なんです、文句は言わせません。



平和祈念式典の参列者には高齢の被爆者が目立った。

「私たちに被爆70年はない」。

平均年齢約73歳。

核兵器廃絶への願いはいまだに達成されない。

記憶の継承さえ危ぶまれ、いらだちが募る。




今は被爆した世代が生きている最後の年代なのだ、と、まざまざと感じさせられました。

原爆のリアルな酷さっていうのを知っている人間が、もう10数年すればいなくなるのだなぁと。



失礼な話、私なんかだと、「あれは事実なのか?」って疑問抱いちゃうもんなぁ。

いや、疑いようのない事実なんだけどさ。

そのくらいリアリティがなかったりするのね、関西地方に親戚とかいないし。

想像を遥かに絶している、というのもあるだろうけれど、そもそもリアリティがない。

よその世界で起こったことみたいに思える。

……



いゃしかし。

「よそ」でも何でもない、間違いなく「ここ」と陸続き、同一平面上の場所で起こった出来事なんだよなぁ。

そして下手をすれば繰り返されるかも知れない。

核兵器ってのは、もう随分世界中にばらまかれているらしい。

この危険は、リアルだ。

人類は戦争が好きだから、いつ何時私の頭上に死の灰が降らないとも限らない。

閃光がひらめくかもしれない。

私でなくとも、誰の上にだって、それが起こる可能性はあるし。



で、願わくば、その危険を実際に被る人が1人でも減らんことを、ってなるのね。

ダメだよホント平和外交しなきゃ。

別にこの国に限った話じゃない……世界中がだよ!



相手が人間だって意識すりゃ、核兵器使用とか、それ以前に開戦とか、そういう決断はできないと思うのだけど。

でも、しちゃうんだよなぁ、できちゃうんだよなぁ、「良心の立入禁止区域」作っちゃってると。

汝、自分の隣人を愛せ、だよ全く。

お前ら聖書読んだことないんだろ!!



May Love&Peace cover all over the world!

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「セレブ婚」続々破たんの理由


続々破綻セレブの魂胆、「女優は高級腕時計」池内氏



またもYahoo!Newsでアレなんですが。

池内氏は

「名誉欲の強い実業家は、お金の次は、ステータスが欲しい。

女優との結婚は高級腕時計の感覚なんでしょう。

彼らは結婚の維持を考えず、結婚したという事実の方が大事。

その証拠に、どのカップルも結婚式が派手でしたね(笑)」

と分析する。


(※一部略、下線は村崎)

これは良い視点だと思いましたね。



前も書きましたが、今人工妊娠中絶ネタでプレゼンやらなきゃいけない危機にさらされているんですよ。

(あと2日! 何もやってねぇ! ヤバ!!;)

で、そこのつながりで出てきたハナシで、「私でも結婚できる」「私でも子どもが持てる」っていうアピールのためだけに、結婚したり子ども作ったりするカップルもあるっていうのを聞いて。

へー、なーんか哀しいなぁ、と余計な同情を抱いてみたりしたんですが。



やっぱこー、世間一般が「結婚」「出産」を当然視してるっていうのがあるんですよね。

「どうして結婚しないの?」「どうして子どもを作らないの?」とは訊かれるけれど、「どうして結婚したの?」「どうして子どもを作ったの?」とは訊かれない……っていうのは、よく言われる例え話ですが。

だから、結婚なり出産なりをしないと、自分で自分を一人前だって思えないんですよ。

で、「結婚した後」「産んだ後」のことを特に考えず、結婚したり子ども作ったりしちゃう。



なんだかそういう風に思わせちゃう世間にも腹が立つし、そのプロパガンダに乗っちゃってる私たちにも腹が立つんですよね。

で、その結果「どうして結婚しちゃったんだろう」「どうして子ども産んじゃったんだろう」って蒔いた種刈って不幸面してさ。

いいじゃん、別に結婚してなくても子どもいなくても。

笑ってりゃ門に福来るだぜ。


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からだにしひがし


ハイクブログをじっくりご覧になっている方はご存知だろうが、この間初めて本物の刺青というものを見た。

所謂西洋式のタトゥーではない。

背中全面をキャンバスにした「和彫」である。

これがまた綺麗で、日本伝統の美はここにも、と感じいっていたのだが。



和彫・洋彫と言ったが、現在日本において洋彫と和彫は技法を折衷しており、その点において分類するのは難しいという。

とりあえずここでは描かれるモチーフ・規模が、「彫り物」の和洋を分けると考えてほしい。



さてそれで意識するようになったのだが、和彫は前述したように背中(人によっては腹部・胸部)のかなり広い面積を用いて、云わばひとつの「絵画」を描く。

本当に掛け軸みたいなんである。


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ネットで「ムッ」とする強さ


テスト勉強からの逃避でYahoo!ニュースなぞ見ていたら、面白い記事を見つけました。

ネットで「ムッ」とする強さ、10代女性と40歳以上男性の違いとは?



「匿名性」云々が話題にされがちだけど、オンラインで失礼なことする人って、オフラインでも失礼な人なんだろうなぁと思う。

やっぱり「礼儀をわきまえていない」っていうか。

ただ、オフラインでは言葉に出さないから、そういうのが目立ちにくいだけで。

オンラインコミュニケーションって、ほとんどの場合言語コミュニケーションだから、オフラインより失礼な人が多い印象を受けるのでしょう。

「ネット人格」「メール人格」みたいなのもあるけど、あれはまた何なんだろう。

顔が見えないからって、これが日常生活ないとでも思い込むのかな。

それ言っちゃうとまた「匿名性」の話だけど、コミュニケーションメディアによって自分の役割意識が変わるってのは、それはそれで面白いなぁ。




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