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紫式子日記

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朝も昼も晩も、ムーディにアニソン聴きたい! ~『EVENING!』ANIME THAT JAZZ ~


#1 残酷な天使のテーゼ
#2 ルパンⅢ世のテーマ
#3 キューティーハニー
#4 創聖のアクエリオン
#5 銀河鉄道999
#6 ルージュの伝言
#7 世界が終るまでは・・・
#8 1/2
#9 ロマンティックあげるよ
#10 魂のルフラン



久々のヒット! 久々のヒット! 久々のヒット! ですぞ、これは。

定番アニソンのジャズアレンジなんだけど、
アレンジものがやっちまいがちな「安っぽさ」が微塵も無い。

全曲自然にジャズのオリジナル曲みたいに聴こえる。
だけどやっぱり元メロディは知ってる曲だから、楽すぃ。

アニソン好き&ジャズ好きの私にとってはたまらない1枚です。
試聴できるサイトないんかな。
TSUTAYAにあったので、見かけたら是非。

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耳で感じる「左極の聖性」 ~書上奈朋子『PIANOIR』~



書上奈朋子のピアノ曲が収録されている、と聞いたもので

エキセントリック・オペラが一時所属していた
癒し系レーベル「Kanon」(だったの?)の
ピアノ・コンピレーション・アルバム
『Avec Piano』をようやっと買った。

Avec Piano
Avec Piano

「たった1曲だし、ピアノの音苦手だし、
 どんな曲かもわからんのにお金出すのはなー」
とずっと迷っていたのですが、youtubeで動画を発見、
「ひと耳惚れ」して速攻Amazonでポチでした(・∀・)

他の曲も良かったんですが、やっぱ書上奈朋子の
この曲ばかり延々1曲リピートしてしまいます。



曲は動画でお聴きいただければよいかと思うのですが、
この不吉さ不気味さ、それゆえの崇高さ。
本当にバタイユの言う「左極の聖性」を現出してるなー、と思う。
死とか禍々しいものに接したときに感じる、不浄で不吉な聖性。

重なるグレゴリオ聖歌風のコーラスが
さらに雰囲気を高めていますね。

「左極の聖性」「右極の聖性」については↓のblog記事の
冒頭でわかりやすくまとめられています。
todaeiji-weblog様「15 都市の中の寺院 02」

読むならこっち↓
ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 (ちくま学芸文庫)
ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 (ちくま学芸文庫)



書上奈朋子の楽曲は、長調で癒し系のものもあるけど
印象が強い曲のほとんどは短調の「左極の聖性」系で、
得体が知れないけれど心地よい、どこか
暗いところに手を引いていかれる感覚があるんだけど、

そんな楽曲の中でも『PIANOIR』は抜群の怪しさ。
「NOIR」=「黒」の名を冠しただけあると思います。

でも本人にこの題名について聴いたら
「まぁグランドピアノはほとんどが黒いですからね……」
とか言いそうでコワい。



おまけとして、各演奏者が作品に寄せてるコメントでも
書上奈朋子は異彩を放っていた。

他の演奏者が「明日への希望と夢を抱くための休息」とか
「深い森の泉から、清らかな水があふれるイメージ」とか
書いてる中で

「小さいころ家にあったピアノは、時々誰もいない部屋で
 必ず決まった音を鳴らしてました。
 家族みんな聞きました。高いAの音です。」


ホラーwwwwww

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電脳の海に音楽の奔流 ~『イノセンス オリジナル・サウンドトラック』~



そういや『攻殻機動隊』シリーズに鬼はまりして、
映画版・TV版・原作フルコンプしたのに
その話をぜんぜんしていなかった気がする。

なんで今さら攻殻って感じなんだけど、
順を追って説明すると
  今さらジョジョにはまる
 →ジョジョMAD見まくる
 →★「【手書きジョジョ】攻殻2ndOPでジョジョ3部」にはまる
 →攻殻の音楽を聴くようになる
 →攻殻の映画・アニメを観るようになる
 →攻殻にはまる
っていう過程を経てきているので、
言ってみれば私にとって攻殻=攻殻の音楽
と言っても過言ではない。



んで、『イノセンス』……の、音楽。
TV版の菅野よう子ももちろん素晴らしいんだけれど、
映画版はやはり映画音楽! て感じで重厚さが違いますよね。

映画版『攻殻機動隊』&『イノセンス』のOP
さいしょ聴いたとき失礼ながら
「姫神?」とか思ったんですが……(汗)
まぁご存知ない方は何となくああいうテイスト、
ってイメージしてもらっていいと思います。

重厚。壮大。幻想的。darkness.不安。不気味さ、美しさ。
全部が入っています。
私が音楽に求めるもの、全部。



『イノセンス』から『未來のイヴ』に入るように、
音楽からアニメに入ってもいいんじゃない? と思います。
それだけの力が、攻殻シリーズの音楽にはある、という意味で。

イノセンス スタンダード版 [DVD] GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD] 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX DVD-BOX (初回限定生産) 攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG DVD-BOX (初回限定生産)


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【音楽】「イル・ベント・エ・レ・ローゼ 愛するということ」オリジナル・サウンドトラック 書上奈朋子

「イル・ベント・エ・レ・ローゼ 愛するということ」オリジナル・サウンドトラック
書上奈朋子 飯森範親 黄金井脩
「イル・ベント・エ・レ・ローゼ 愛するということ」オリジナル・サウンドトラック
曲名リスト
1. Kyrie a cappella
2. Hora de verdad remix1
3. Hora de verdad remix2
4. Waltz
5. la rosa
6. 孔雀の夢
7. Increspature
8. aki remix
9. グノシェンヌ NO.1
10. Infiolata
11. 愛されない恋人
12. luce remix
13. 亡き王女のためのパヴァーヌ
14. staff of comfort remix
15. della colpa mia remix
16. ある晴れた日に
17. ジムノペディ NO.2
18. Flower and Ice
19. Kyrie
20. My Everything

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叶恭子の映画だから……ではなくて、書上奈朋子だから、購入。



以下、ひととおり聴いてみてのメモ。

#1 歌はプラネタ。素晴らしすぎて鳥肌立ってナミダ出そうになった。
#2 『psalm』版に比べ繊細で、ふわっとした薄絹を編み上げるような音
#3 サビ部。主旋律とベースに絞り、「余計な」音を排して旋律の力強さが際立つ
#4 柔らかな音の使い方が久石穣っぽい。ミステリアスな森のイメージ
#5 「歌う書上奈朋子」の新曲。狂おしく切ない系のラテン系楽曲。歌詞が歌詞カードに載ってない!!
#6 端正なピアノとヴァイオリンのコンチェルト。ゆったりと歩く庭園の朝
#7 「演奏:書上奈朋子」ってなってるんだけど、弦楽器もできるのか? この人
#8 演奏は『psalm』版からほぼ変わっていないが、歌唱法・歌声の加工法が変わっている。よりエアリーな感じ。
#9 サティの曲。演奏はケラーラ・ケルメンデ。刺すような憂鬱さ。
#10 作曲・演奏:黄金井修。ラテン調の曲、「泣き」のギター。
#11 『psalm』からの再録。
#12 #3同様、音の作りをシンプルにして、歌自体に込めた情感が前面に出ている。あと、映像より目立たないために音を軽めに作っているかも
#13 編曲は誰がやったんだろう?
#14 クラシックの楽曲のような前奏。歌い方も語尾をあまり伸ばさず、母音を明瞭に発音してあっさり気味にしている。
#15 テンポが少しゆっくりに。神秘的な雰囲気が増している。
#16 『psalm』からの再録。
#17 #9に同じ。
#18 『baloque』からの再録。
#19 #1同様、歌はプラネタ。曲が始まった瞬間びっくりするくらい荘厳。東洋的なエッセンスも入っている。
#20 「歌う書上奈朋子」の新曲。暖かな思い出のような曲。



書上奈朋子の新曲は、20曲中7曲のみ。(#1,#4,#5,#6,#7,#19,#20)
うち、3曲はインストゥルメンタル。(#4,#6,#7)
2曲(#1,#19)はアンサンブル・プラネタが歌唱、
歌手:書上奈朋子としての新曲は#5,#20の2曲のみ。

リミックス曲は、個人的には期待はずれ。
#12へのコメントにも書いたけれど、映像の邪魔をしないために、
悪目立ちしないアレンジにしてあって音楽単品で聴くと食い足りないのかも。

なので、購入の決め手は7曲の新曲に、どれだけ価値を見出せるかでしょう。
ちなみに私は#20の『My Everything』だけで「買い」だと思っています。



検索されてくる方がいるようなので……。

名古屋での公開は5月16日から、伏見ミリオン座にて。
私は24日に行く予定です。
公式サイト 上映劇場情報

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書上奈朋子の新作クル━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

映画『イル・ベント・エ・レ・ローゼ 愛するということ』
 (原作:叶恭子『トリオリズム』)

叶恭子のベッドシーン? があるとかでちょっくら話題になっていますが


音楽担当が書上奈朋子とか(゚Д゚ )
監督を務めるエリーザ・ボロニーニをはじめ、制作に携わったのは、すべて女たち。女性ならではの視点と価値観に彩られた、究極の「女たちのための官能映画」なのだ。
深紅のバラの花びらのようなしっとりとした映像美を実現させたのは、イタリアの美しい自然と、そこに在る女たちの美しさ。自身のドレスをまとって撮影に臨んだ叶恭子のファッションも必見だ。ただし、刺激されるのは視覚だけではない。甘美な音楽を思わせるイタリア語と愛の吐息、書上奈朋子(かきあげなほこ)のシルキーボイスとセクシーなメロディーライン……。
匂い立つバラの芳香に包まれた、五感すべてを刺激する極上の愛の映画となった。


確かに書上奈朋子の歌はえろいし攻撃的だし内省的だし、合ってるかもしれませんね。



で、映画公開は5月なのですが、それに先駆けて4月15日
「Il vent e le rose 愛するということ」
オリジナル・サウンドトラック
が発売されるそうです。

20曲中8曲が以前の作品(orそのリミックス)ではあるが
逆に考えるんだ、「12曲も新作だ」と考えるんだ(´・ω・)w



Psalm 詩編
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BAROQUE/バロック
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