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紫式子日記

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『聴くな。~Bravissimo~』上海太郎舞踏公司B


聴くな。~Bravissimo~
聴くな。~Bravissimo~




「聴くな。」と言われれば聴かずにはおれないのが人情というものですよね。

衝動買い……しました。

ていうかクラシック(のアレンジもの)が大好きな私が、見逃すわけないじゃん、ね。



お馴染みのクラシックにくだらない歌詞を載せて歌っている……というただそれだけなんですけれど、とりあえず歌詞がくだらなすぎる

大事なのは、そのくっだらない歌詞を本格的な発声で歌っちゃっているということです。

きれいなソプラノやバリトンで

「まぜごはーーーん」「しろごはーーーん」(『朝ごはん』/ベートーヴェン『運命』

なんて歌われた日にゃ、あんた。

切ないメロディが歌詞の空しさを際立たせる、その瞬間といったら。

下向いて吹きだしちゃうってコレ。

あと『風呂屋で』(ベートーヴェン『歓びの歌』)でわかる、ドイツ語と大阪弁の類似性も特筆すべきものがありますね。

コツは「-eん」で終わらせることでしょうか。



しかもコレ、アカペラなんですね。

人間の声は最高の楽器。

そんな言葉を思い出しました。

歌詞はくだらないけどね。



Amazonでは賛否両論だけど、元曲が好きな方なら楽しめるハズ。

あの、アレです。

音楽界の田中圭一だと思えばよろしい(他のまんが家を知らないのかと問いたい)




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『大人』東京事変


大人(アダルト) (初回限定盤DVD付)
大人(アダルト) (初回限定盤DVD付)




我が「就活」闘争に巻き込まれてレビュー書いてないの忘れてた。



家にDVDプレーヤーはおろかTVすらないのに、限定盤買ってます。

だって行ったレコード屋に限定盤しかなかったんだもん。

でも嗅覚と聴覚の融合、ってのもけっこう面白いです。

紙の匂いが混ざっちゃってちょっと嗅ぎ心地は悪いですが、楽曲の雰囲気によく合った香りです。



えーと、実は前作の『教育』は、「東京事変」と言うより「椎名林檎バンド」と言った趣で、正直あんまり好きじゃなかったんです。

でも今作はなんだか、その辺が解消された感じ。

一流のミュージシャンが集まって音作ってるぜ! って感じがきちんとします。

この辺今月号の『H』だかどっかで林檎ちゃんが言ってたことの受け売りなんだけどね。。。



『H』のインタビューによれば、過去の名作と言いますか、事変メンバーが好きな音楽をトコトン下敷きにして、その上に新しい音を作ろう! ってハナシだったみたいです。

確かに、素人耳にもジャズ・ボサノバ等の要素が色濃くなっているのは明らかです。

イヤな言い方をすれば、オタクっぽい音に仕上がってる。

だからこそメンバーの楽しそうな様子も伝わってくるんですけどね。



ただ、です。

それで東京事変が、単なるアレンジバンドになっていってしまわないか心配。

『喧嘩上等』なんか間奏に『Jazz a go go』入ってますしね。

それで耳が引きずられて、ちょっと『唄ひ手冥利』っぽいな、とも思ってしまう。



まぁいずれのメンバーも只ならない方々ばかりの集団ですから、そんな杞憂裏切ってくれるとも期待しているのですけれどね。

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『CLOVER』スガシカオ


CLOVER
CLOVER




聴いているとドキドキします。

恋に似ています。



なんかこの人ってすんごいエロい唄い方しません?

ハスキーっぽいんだけど、実は伸びのいい声してる。

その乾いて湿った感じが、すごくエロい。気がする。

「ドキドキしちゃう」って、こっちがです!!

「イジメテミタイ」なんて、望むところです!!! このど変態が



詩も情緒があるしね。

この人もアタマいい詩書くなー。

ことばひとつひとつが考え抜かれてる。



「僕の精神状態は 教科書のように健全で」(「SWEET BABY」)とか、どうやって思いついたんだろう。

ミッチーが泉鏡花だとしたら、スガシカオは中原中也って感じ? ちょっと違う?w

ボードレールとルナールとか。わかりにくい??ww

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『ニヒリズム』及川光博


ニヒリズム Greatest
ニヒリズム Greatest




ミッチー(当時・王子)が

「綺麗になりたいのなら裸を見せてごらん」

とか

「美意識を高めなさい」

とか耳元で囁いてくれます(「理想論'99」)。

幸せですね。



いえ大事なのはそんなことではなくって、ミッチーが本当に頭が良いのだということです。

詩がね、文学です。

椎名林檎といいとこ勝負。

もどかしい、愛憎と言うほどではないにせよ、恋につきもののアンビバレントな感情をことばに表すのがとてもお上手。



「別れる気なんてないくせに いつも不安だけ集めて

 いたずらに ぶつけあう ダメな恋人さ」
(「フィアンセになりたい」)ですとか、



「どうして 僕は最後まで君を

 愛しきれずに 憎みきれずに いたのだろう」
(「展望デッキ −夜間飛行−」)ですとか。



あと、7年前のアルバムとは思えないほどメロディが瑞々しい。

ディスコ調だったり、バラードだったりと、決して新ジャンルを確立した訳ではないけれど、耐久性のある楽曲とでも言いますか……古びないメロディをよくぞ選んでいるな、と脱帽です。

《○○系》などのカテゴリで括られない、あくまで《ミッチー》であることの強さ、みたいなものも感じますね。

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尋ね曲


ダイハツESSEのCMに使われている、

『情熱の花』のフランス語バージョン

が入っているCDがほしい。

あの、黒木瞳が銭湯から出てくるCMね。



ちょこっと調べて、

カテリーナ・ヴァレンテ(Caterina Valente)

っていうドイツ人歌手が

『情熱の花』のフランス語バージョン(=原曲)

を歌っていた



というのがわかったんだけれども、

CMで使われているアレンジのバージョンが、ほしい。

果たしてアレはオリジナル・バージョンなのかな?

なんか今っぽいアレンジじゃんね。



求ム、情報!





あと、今日店頭で見てほしくなったCD、

『That's Euro Trance』

ってやつ。

別にトランスが好きって訳じゃないんだけれど、

1曲目から「恋はみずいろ」とかで。

上品な曲をデジタルにアレンジしてあるのって、大好き。

Amazonにまだ出てないぽくて、URLとか貼れないんだけど。

藤色っていうか、淡い紫基調で、金髪のおねーちゃんが踊り狂ってるジャケットです。

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