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紫式子日記

メインが耽美系アート・映画・絵画から、文房具・ライフハックに移行しています。だいぶ世俗化しました……。
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ポルノの罪悪

いゃ、私だって嫌いじゃないけどさ。

皆さまもご覧になったでしょう、今日のニュース。

「国士舘大サッカー部 女子高生に集団わいせつ」

ていうか朝のニュース番組、みんなこれじゃなかった?

観てないからどうやって扱われてたかはしらんけど。

AVのタイトルかよ、って。

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以下中日新聞から引用。



国士舘大サッカー部、少女に集団わいせつ


15人逮捕 活動は自粛へ


 警視庁少年育成課と町田署は一日、高校一年生だった少女(16)をマンションの一室に誘い込み、七時間以上にわたり集団でわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反や東京都青少年健全育成条例違反の疑いで、東京都町田市広袴一、国士舘大政経学部三年浜野貴容疑者(21)ら国士舘大サッカー部員十五人を逮捕した。



 逮捕されたのは、ほかに町田市鶴川五、同21世紀アジア学部三年笹川哲史容疑者(21)ら十八−二十一歳の部員。いずれも容疑を認めており、警視庁は余罪についても追及する。浜野容疑者は電子メールでわいせつな行為をする仲間を募っていたとみられる。



 国士舘大の大沢英雄学長は一日、当面の間、サッカー部の活動を自粛すると発表した。



 調べでは、浜野容疑者は六月二日深夜、五月下旬にJR町田駅前で声を掛けて知り合った都内の当時十五歳だった女子生徒を呼び出し、笹川容疑者の自室に連れて行き、わいせつな行為の相手として笹川容疑者ら部員十四人を紹介。三日午前零時ごろから同七時半ごろまでの間、十五人でわいせつな行為をした疑い。



 浜野容疑者は女子生徒を連れて行く直前、携帯電話で「浜野からのプレゼント。女子高校生とエッチしたければ集合」と部員約二十人にメールを送っていたとみられる。



 国士舘大サッカー部は一九五六年の創部。大学のクラブでは唯一、日本フットボールリーグ(JFL)に所属している。全日本大学サッカー選手権や総理大臣杯、関東大学選手権に優勝するなど大学サッカー界の強豪で、部員は約二百四十人。



、、、とのことですが。

自室監禁。プレゼント。集団。女子高生。

こいつら絶対AVの見過ぎだと思う。

エロ本でもたまにそういう写真あるよね、何本もの男の手が嫌がる女の身体まさぐってる写真さぁ。



ポルノグラフィーは男の幻想(ファンタジー)だって、誰か言ってたな。

たぶん上野千鶴子だな。

文献を忘れました。

『発情装置』かなと思って、今めくってみたけど、違うみたい。



そ、ポルノはファンタジー。

知ってるよー。

あんなことやそんなこと、したいんでしょー。

でも実現できないから、非現実の世界で繰り広げるんでしょー。

だからこそファンタジー(非現実)だし、ポルノの存在意義って本来そこだったと思うし。



でもさ、昨今……ポルノが氾濫して、誰でも手軽に接せられるような時代になって……どうも、順番が逆になっているのではないかと思うのです。



すごくタイミングよくてびっくりしたんだけど、今日授業で『パワー・インフェルノ』使ったんだ。

これはポルノともエロスとも何の縁もなく「9・11」について扱った本なんだけど、この中でボードリヤールは9・11を「想像が実現化した事件」みたいに言ってんのね。

(これについては賛否両論あるだろうけど、今回のテーマじゃないんでここでは触れません、あしからず。)

この本のことでアタマいっぱいになってたのもあって、私はつい、今回のこのニュースもそういう目で見てしまったんだけどね。



でも実際そういうところあるんじゃない?

プライベートな、恋人どうしの「情事」でもさぁ、なんかAV観ながら同じことやってみたりしてませんか?

観ながらじゃないにしても、AVでやってたことを真似してみたり、真似させたりしてませんか??

ねぇ、高校の制服着させたり裸エプロンリクエストしたり。

撮影現場かと。

「情事」のポルノ化、現実の商品化。



でも女の子の「現実」はまだそういう「成人男性向け商品」に冒されてない気がしますが。

「AVみたいにやっても、実は女の子気持ちよくないんだよ」ってのは、なんかのまんがのセリフだったっけ。

内田春菊とかだと思うけど。

でもこれもそろそろアブないかなー、て思いますね。

箱入り息子と箱入り娘の夫婦で、2人して「そういう」ことに接しずに育ち、子どもの作り方がわからないからAVを借りて2人で勉強することに。

ところが借りてきたのがよりにもよって「後ろ」に入れるタイプの作品だったため、何度真似しても子どもはできず、不妊治療の相談に来た。


なーんて産婦人科医の話を読んだことがありますが、これと似たことは、実はいたるところで起こってるような気がします。

「後ろ」の作品じゃなくても、男の子も女の子もみんなエロマンガとかエロ本とかエロビとか観て、「ほんとのえっちってどんなんなんだろ〜」って興味持って、コトに及ぶわけでしょ。

そうやって至る「コト」って、参考にしたポルノの真似っこになるわけじゃない。



商品が現実を規定しはじめている。



そりゃー誰かor何かに教わらなければ何ごともヤり方はわかりませんから、教本は必要だと思いますよ。

そういうものも昔からあるし。

枕絵とかねぇ。

親が新婚夫婦の枕の中に入れて、こう「する」のよって教えてあげるやつ。

『ふたりエッチ』なんかも、そういう機能を意識して描きはじめられたみたいですね。

処女に執着するあたりがやっぱ男の幻想反映してるように見えて仕方ないですが。ね。優良さんコスプレしちゃってるし。



でも大抵のポルノはそういう「実用」より「幻想の実現」に重き置かれてるでしょう、やっぱり。

AVとか安い官能小説とか、状況設定ありえないくらいバカだし。



たぶんね、ポルノがもっと苦労しなきゃ手に入らなかった頃は、男も女も「これは作り物、ありえないこと」って意識できてたと思うんですよ。

で、自分たちは自分たちのできる範囲のことをいろいろ試しながら探っていたんじゃないかと。

でもこんな、社会全体がポルノに寛容になってる世界だと、それの異常性が理解できないんだと思うんですよね。

それが普通、それが「自然」だと思ってしまうのではないかと。

いや、そりゃまだ「これはエロ本」「これはAV」くらいの区別はついてるでしょうけど、でも、話を国士館大のサッカー部に戻せばさ。

女子高生を家に連れ込めるって考えた浜野さんは、そういうAVの映像を思い出して「あれと同じことができる」って考えたんじゃないか。

他のことが、思いつかなかったんじゃないか。

ポルノに思考回路作り上げられてて、さ。



身体が疼く感じとか、みんなポルノに接する前から知ってるのかな?

外部から流し込まれた情報による発情しか知らなかったりするんじゃないかな?

なんだか、エロスがそういう、他人に作られた幻想で歪められて、浅くなってくのって、せつない。

自分でゼロからいろいろ妄想する楽しさとか、知らんのじゃなかろか。

みんなの妄想が画一化させられてる気がする。

あ、なんかこれ、何ごとにも言えそうな気がする。



何にせよ親の皆さま、ポルノはくれぐれもお子様の手や目が届かないところに。

その努力の積み重ねが第二の国士舘大サッカー部の誕生を防ぎますし、こういうブロガーの育成も防ぎます。
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なんか王道はずれてるのが好き。
テーマにまとまり無くてすみません。
残念ながらこれが私です。

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