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紫式子日記

メインが耽美系アート・映画・絵画から、文房具・ライフハックに移行しています。だいぶ世俗化しました……。
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劇団四季『鹿鳴館』




えへへ。

いっちゃった。

いってきちゃった。

「劇団四季」、しかも三島由紀夫原作『鹿鳴館』!!



ストレートプレイ自体初めてだったのですが、イヤ大当たりな初・体・験と相成ってしまいました。



力の入れようがひとまずスゴい。

演出・浅利慶太ってところから始まって

主人公・朝子は浅利慶太の奥様である野村玲子、

浅子の夫である影山男爵役は「劇団四季」創設メンバーの日下武史!

特に久雄と一対一で話す場面以降、野村玲子の演技に

表情の輝きや台詞の熱が増していくさまは、目を見張るほど。

重鎮の異彩を放っていたのは日下武史で、

些細な点かもしれませんが「笑い方がちがう」。

堂に入った演技は、ナルホドサスガでした。

衣装は森英恵、フラワーアレンジは假屋崎省吾と、

スタッフも手抜かりありません、御前。



そしてなんたってストーリーがスゴい。

「台詞の緊張感を欠いたらただのメロドラマ」

なんて解説にはあるけれど、

三島が陥り、最後はその中で破滅を迎えた

「洋の東西」「男女の別」「公と私」

という対立要素の相克とストーリーを重ね合わせれば、

それらの輻輳がおもしろくってしょーがない。

そこに「子殺し」「親殺し」、「仮面夫婦」といった

三島個人のこだわり要素まで絡んできて、

それを考え始めたらホントもーおなかいっぱい。



脚本としても秀逸で、台詞が明快的確。

パンフレットの「あらすじ」で想像していたより

ずっと理解しやすかったです。

そして何より浅利慶太が力を入れたという

「台詞の緊張感」。

いまや本の中にしか存在しない

「雅文体」ですが、あくまでも耽美で、

あくまでも壮麗な舞台の上では、

麗しい輝きを持って私たちの耳を潤したのでした。



作品だけでなく、三島に関する論考も寄せられたパンフレットは、必見。

410105035X鹿鳴館
三島 由紀夫
新潮社 1984-12

by G-Tools




Amazonで「鹿鳴館」検索すると

「SMレズビアン」も出てくるのは何故

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なんか王道はずれてるのが好き。
テーマにまとまり無くてすみません。
残念ながらこれが私です。

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