2007/05/06 Category : Movies 『リトル・ミス・サンシャイン』 リトル・ミス・サンシャインかわいい映画、でした。とひとことでまとめるには重いんだけど、敢えて「食後」の気分を述べれば。必死で幸せになりたい、けどナゼか事態が悪転していく一家の珍道中。「ナゼか」と書いたけど、まーたぶん「理想」とか「見栄」とか「外聞」とかにこだわりすぎてるからなんだな。一家全員、自意識過剰なんかな。でも自意識過剰って同属どうしがいちばん敏感で、しかも同属嫌悪が激しくなりがちな属性で、だからこの一家は同属嫌悪しあってるんだな。旅の中で、一家全員鼻っ柱がヘシ折られて、家族がだんだん素直になっていく。その過程は見ててイタいし、我が身と重なったら嫌悪感でしょうが、恥も何もかも投げ捨てたラスト・シーンには胸が「じん」となります。「名作」とまでは行きませんが、「いい映画」だったと思います。キャストも秀逸だよ。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword