2006/11/13 Category : Movies 『スリーピー・ホロウ』 スリーピー・ホロウせっかくジョニー・デップとティム・バートンなのに……。いえね、音楽はさすがバートン・ワールドで好みよ。使い方も上手いし。陰鬱な風景もゴス的「死の美学」感たたえてて好きよ。でもね、やっぱバートンはポップとダークの二刀流じゃなきゃイケナイと思うの! スゴく!!その辺バートンもデップもわかってるぽくて、がんばってギャグとかコミカル性とか入れようとしてるのはわかるんだけど、それがかえって映画のフンイキから浮いちゃってる。強引なハッピー・エンドも「オチたの? ねぇオチたの? オチてないよね??」と、思わず問うてしまうほど、違和感。あと編集ね。メリハリでいうと、前半の「メリ」が長すぎて退屈して、後半の「ハリ」も長すぎて飽食する。うーん、だから、ポッp(ry……でも、いま『ゴシックとは何か』なんて本読んじゃってる私には、ホラーに見られる穢れが聖さを侵犯するって要素がやけに面白く感じられて、そこは面白かったんだぞ、と。 ゴシックとは何か―大聖堂の精神史 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword