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紫式子日記

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『クレールの刺繍』


クレールの刺繍
クレールの刺繍




曇り空にはフランス映画が好く似合う

なーんてのは、イメ戦発言でしょうか。

でもさ、実際どんよりした天気の日に、底抜けに陽気なアメリカン・エンターテイメント映画なんて観たくないじゃない。



クレールの刺繍という映画を観てきました。

相変わらず気の利く早稲田松竹にて。



そういえば、こういう静かな映画観るの久しぶりかも。

ってかずっとアメリカ映画ばっかり続いてたのね。

嫌いじゃないけど、食傷気味だったんだな。



BGMがね、ないんですよ。

だから全編にすごく日常的な、リアルな空気が漂う。

そしてヨーロッパ独特の色彩感

気候が違うから植物も違って、それで風景も違ってくるんだな。

そういうの考えると、日本ならではの色彩を活かして撮れてる映画って、どのくらいあるんだろ。



脚本も上手い。

セリフが多くないんですよ。

俳優に、目でもの語らせている。

俳優の演技力も求められるし、表情を捉えるカメラワークも巧みだし……

女性監督(兼脚本)ならではの仕事ですね。



(以下、ネタバレを含むあらすじ)
妻子ある男性の子供を孕み、捨て鉢になっている少女・クレールが主人公。

どうするあてもなく、ただ大好きな刺繍を職業にするために、大物デザイナーとも仕事をする刺繍家・メリキアン夫人の元へ弟子入りします。

メリキアン夫人は最近事故で一人息子を亡くしたばかり。

お互い重いものを抱え込むクレールとメリキアン夫人は、最初の2週間は素っ気ない雰囲気……。

ところがメリキアン夫人が自殺を図ったのを境に、クレールは刺繍を通して夫人と心を通わせようとするように。

それによってクレールは仕事を認められるようになり、刺繍家として、さらに女性・人間としての自分にも自身を持つようになっていきます。

ずっと、匿名出産して養子に出そうと考えていた子供も、最後には自分で育てる決心をします。

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