忍者ブログ

紫式子日記

メインが耽美系アート・映画・絵画から、文房具・ライフハックに移行しています。だいぶ世俗化しました……。
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  •  

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アンドリュー・ワイエス展 @愛知県美術館

Bunkamuraでやってたやつの巡回展。

Bunkamura 展示案内
愛知県美術館「現在の企画展」Webページ



中学の頃、画集で観てから「いちばん好きな画家」のひとり。

今回気付いたのだけれど、彼が描くメイン州やペンシルヴァニアの
風景って、私の地元に似てるんだよね(笑)
寒々しくて、枯れ草で覆われてる。



「できることなら私は自分の存在を消してしまって絵を描きたい。
あるのは私の手だけ、という具合に。」


この自意識薄すぎな発言を見て、なるほど……と思った。
ワイエスは自分に頓着しない。
ただ周りの物・人々だけを愛している。
対象を捉えようとする、ありのままに。

では彼の絵に見られるあの哀しさ、寂しさは何なのだろう。
「私は季節の中でも冬や秋が好きだ。
風景の中にある骨組みや孤独感、死に絶えたような雰囲気が感じられる。
何かがその下に隠れていて、物語の全ては明らかにされていない。
そんな気がするのだ。」


ワイエスの絵には「物語性」を感じる。
時間は静かにだけれど、確実に流れている、その感覚。
冬が過ぎれば春が来る。
ワイエスの絵は哀しく見えるけれど、春の訪れを待っているのかもしれない。



91歳、存命中(!)のワイエス自身が出演したインタビュー映像が個人的にヒット。

「感情的(emotional)なものと精神的(spiritual)なもの、
 2つが揃って完全だからね」

「アートにルールはまったくない。
 もしルールを作り出したら、危険だ」

「年を取っても何かが自分の想像力を刺激したら
 素早く行動すべきなんだ」

拍手[0回]

PR

Comment

ワイエス展
  • メイ
  • 2009-01-11 19:51
  • edit
式子さん、ワイエス展ご覧になったんですね。私も見てきました。クリスティーナの世界のテンペラはなかったけれど(所蔵しているニューヨーク近代美術館は絶対貸さないそうですが)ほかにも心に響く作品がたくさん見られたし、水彩やドライブラシの作品で、ワイエスの生の感情がこもっているのがたくさんあって、すごくよかったです。お勧めの展覧会ですよね。ワイエスすきのメイより。
>メイさん
  • 紫式子 〔管理人〕
  • 2009-01-12 23:19
コメントありがとうございます。
習作・スケッチが多く、ワイエスの製作過程を
追うことが出来る貴重な展示内容でしたね。

私は彼が「Clicked」と呼ぶ(日本語だと「ピンと来た」?)感覚を、
習作を何枚も描いていても維持できることに驚きました。

映像インタビューも楽しめました。
静謐な作品の雰囲気とは裏腹な、元気なおじいちゃんでしたね。
無題
  • Tak
  • URL
  • 2009-01-13 07:48
  • edit
おはようございます。
ご無沙汰です。

最後に掲載されている
ワイエスの言葉、含蓄ありますね。
うーーん。
>Takさん
  • 紫式子 〔管理人〕
  • 2009-01-13 22:02
おこんばんわ(笑)。すごく御無沙汰を致しまして申し訳ありません。

私も24で「就職して忙しいから」とか言って
守りに入ってる場合じゃないな……と思いました、う~ん。。。

CommentForm

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

TrackbackBlock

この記事にトラックバックする
「アンドリュー・ワイエス-創造への道程」展
  • 「アンドリュー・ワイエス-創造への道程」展
  • URL
  • 2009/01/09(Fri) 21:25
中学生の時の英語の教科書だったでしょうか、初めて「クリスティーナの世界」を観たのは。あの絵は強く記憶に残りましたよ。そのとき、どんな授業だったのかなんて何も覚えていませんが、丘の上の家に向かって草原の上を這っていく女性の後ろ姿はとても印象的でした。その頃は絵画への興味もほとんどなかったのに、アンドリュー・ワイエスの名前だけは覚えてしまいました。 でも、アンドリュー・ワイエスに関してはその他の作品にどんなものがあるのか、また、彼がどんな人なのか、いやそれどころか「クリスティーナの世界」の背景・事情も何も知...
「アンドリュー・ワイエス」展
  • 「アンドリュー・ワイエス」展
  • URL
  • 2009/01/13(Tue) 07:49
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の 「アンドリュー・ワイエスー創造の道程」展に行って来ました。 日本人に最も受けのいいアメリカ人画家アンドリュー・ワイエス. アメリカ人がこれほどまで寂寥感を覚える作品を描くことにまず驚かされ、そしてワイエスの生れ故郷ペンシルバニア州チャッズ・フォードと別荘のあるメイン州クッシングの風景やそこに暮らす人々を描いた作品に日本人でありながら目にした瞬間からシンクロ率200%を超え画面に没頭できてしまう自分にはっとさせられます。 観に行って損...

HN:
紫式子
HP:
性別:
女性
趣味:
ぱっと見文化的なこと
自己紹介:
なんか王道はずれてるのが好き。
テーマにまとまり無くてすみません。
残念ながらこれが私です。

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]