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紫式子日記

メインが耽美系アート・映画・絵画から、文房具・ライフハックに移行しています。だいぶ世俗化しました……。
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「あいちトリエンナーレ」名古屋市美術館(白川公園エリア)を観てきた。



名古屋に住んでるくせに★無料で見られる草間彌生作品しか見てなかった
「あいちトリエンナーレ」でしたが、東京在住の友人が遊びに来て「観に行きたい!」と言ってくれたので、一緒に行きました。



まずは伏見は白川公園内にある「名古屋市美術館」から。


あいトリに合わせて建物入り口にテーマカラー・どピンクの
「風のハンモック」が吊るされ、祝祭気分を高めています。


ハンモックと幼女。

↓以下、印象に残った作品の感想等。

拍手[1回]



◎オー・インファン『人と人とが出会う場所』
会場に入ると、落ち着く香りが出迎えてくれます。
お香を使って文字を描き、それを焚くことで
文字の部分が灰になっていくオー・インファンの作品。

文字のほとんどはアルファベットなのでさいしょ
「英文かな?」
と思ったのですが、中にはひらがなも。

「なんだろーねー、どんふぁんとか書いてある」
と友人と話していたら、近くにいたボランティアのお姉さんが
どことなく目を輝かせて近づいていらっしゃいました。

「どんふぁん、ご存知ですか?」
「いや、なんか聞いたことはあるなー、と」
「実はここに書かれているの、名古屋にあるゲイバーの店名なんです!」
「(@_@)」

どんふぁん、思い出しました。
さいきん後輩(女)が彼氏に連れていってもらいたいとか言ってたゲイバーです。

曰く、タイトルの和訳は『人と人とが出会う場所』ですが、
原題だと人=a man であり、「男と男とが出会う場所」になる、とのこと。

蚊取り線香のアート版みたいで面白いね、とか言ってましたが、
ジェンダー的な問題提起も含んでいる作品だったみたいです。

ちなみに教えてくれたボランティアのお姉さんは
文化系風味の眼鏡女子でした。お友達になりたい。



◎ホアン・スー・チエ『Cubozoa-09』
照明が落とされた第2室に入っての私と友人の第一声は
「かわいい!」
ホアン・スー・チエがビニール、PC用のファン等で作った
原色(LED?)に輝く海中生物のようなオブジェたち。

ファンでビニールに空気が吹き込まれ、
呼吸をしているかのような動きをします。

身近なものでも、アートは試みることができる。
作品に使われていたペットボトルのラベルは、見慣れた銘柄でした。



◎塩田千春『不在との対話』
吹き抜けを上下いっぱいに使って展示されているのがこの作品。
天井から吊るされた白い大きな布に赤いチューブが絡められているだけ……
かと思いきや、よく見るとその布はドレスの形になっていて、
チューブの赤は中の液体、液体はポンプで流れるようになっていました。

受ける印象は、かなり陰惨。
赤い液体は血液を表すのでしょう。
「不在」は、ドレスの主の不在なのか。

子ども向けのワークシートに
「この作品からどんな物語を想像しますか?」みたいな質問があって、
ゴス的完成の試金石だ……とか思った。

子どもの頃からそういうこと考えるの、大事だとは思ってますけどね。
ていうか子どもってほっといても結構そういうこと考えるし。余談。



◎トム・フリードマン『無題』等
フリードマンはフリードマンの作品だけを展示した
「フリードマンコーナー」みたいなのが作られていて、
いちどにいろいろな作品を楽しむことができました。

おちゃめな方、トンチの利いた方だなぁという印象。
無造作な思いつきで作られたような印象を与えながら、
色と形の配置バランス等、全体の「まとめあげ」方に
ある種保守的な美意識を感じた。

ちなみに私のお気に入りは『真実の愛情』という作品です。
どんなのかは現地で見てみてね。



◎ラクウェル・オーメラ『鳥に餌をやる』シリーズ
公園でサンドイッチを食べる女性のところに鳥が飛んできて、
サンドイッチをかっぱらっていってしまう……。

一見それだけのコメディライクな映像なのだけれど、よく見ると
背景の公園は書き割り(しかも作品間で使いまわされてる)で、
女性はその前に立っているだけだし、鳥も作り物。
さらに私たちはそれも撮影した映像を見ている。

公園と私たち、私たちと野鳥、関係性のリアリティ。



名古屋市美術館展示作品の全体的なの印象としては……。

身近な素材で作られていて、観客が親しめるものが多かったように思う。
展示のレイアウトも自由度が高く、
「作品の中を観客が歩く」ようになっている場所もあった。

テーマは「関係性」だったのかもしれない。
(アートすべてのテーマがそれ、とも言えてしまうけど。)

作品そのものが「関係性」を扱っている場合もあったし、
館内の空間全体が、観客である私たちと作品群を物理的に交差させて
「私たち-アート」間の関係性を可視化→意識化する試みがされていたのでは。

もともと名古屋市美術館、そういう展示の仕方得意な気もしますけどね。
ロビーとか待合スペースとかに突如オブジェが出現してたりする。



おまけ。名古屋駅のナナちゃん。名古屋まつりバージョン。
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自己紹介:
なんか王道はずれてるのが好き。
テーマにまとまり無くてすみません。
残念ながらこれが私です。

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