2008/05/13 Category : TV 「プロフェッショナル 仕事の流儀」 ~気負わず、おごらず、立ち止まらず~ 映画監督・堤幸彦 ★NHK 番組ページ★5月13日放送内容とうとう来ましたね、堤幸彦!!『ケイゾク』の頃から好きでした。★映画版『20世紀少年』の監督もしてますけど、「堤幸彦なら大丈夫だろー」って安心できますね。私にとってはすごく特別な映像作家さん。だから『スシ王子』も実は結構見所あるんじゃないかと踏んでます。笑私の中ではこの人、『金田一』とか『ケイゾク』『TRICK』ってTVドラマのイメージなんですけど、いつのまにか肩書きが「映画監督」になってたんですね。うん、『明日の記憶』はいい映画ですよね。明日の記憶★映画『まぼろしの邪馬台国』の撮影現場に密着。朝は、俳優より2時間早く現場に入る。 朝食を済ませたら、必ず一人で撮影セットの中を歩き回る。脚本を見ながら、俳優の動き・アングルを決める。自分で俳優と同じ動きをする。そこにあるのは、あくまで謙虚に、ぎりぎりまで最良のものを追求する姿勢。多くの監督は、現場を直接観ながら指示を出すけど、堤幸彦は屋内でディスプレイを確認しながら監督する。曰く、「現場で見ると感動してしまい、 どれも素晴らしく見えてしまうから。 お客さんが見るのはスクリーンだから、 自分も徹底的に客観的でありたい」編集も、ディスプレイを見ながら、その場で。翌日、出演者たちに見せることで、演出意図をより深く共有できる。熱意もあるけど、冷静さを忘れない。むしろ、感動で熱暴走しそうな自分を抑えるための意識的な「冷静さ」。そんなストイック? な印象を受けました。映画作り、もの作りに正解なんてない。無数の撮り方がある。他の監督の映画を観て「上手いなー、なんでこんなに撮れるんだろう って思いますよ」と言って浮かべる、焦りの表情。本格的に映画を撮りだしたのは10年前。43歳と、遅咲きの「映画監督」。「60歳までとして……賞味期限あと8年!?」「早くこれは俺の代表作だ、というのを見つけないといけない、 というか作らないといけないですね」「子供もお年よりも、誰もが楽しめるものを 撮らないと、ちょっと、死ねないなーって。」すごく謙虚で、だからこそ「必死」、というか。立ち止まれないんだな、というのを感じました。スタジオでのトークは快活、ユーモラス。それでも垣間見える自己制御、ちょっとネガティブな表情。「映画の役割は『楽しめる別世界』」「人が生きていくのは簡単なことではない。 せめて自分の作品を見るときくらい楽しんでほしい」そうそう、この人の作品って明るいんだけど、「闇」もすごく濃いんだよね……。だから面白い。実はもっとチャラチャラした人かと思ってたんですが(笑)、なんだか、作品を見る目が変わりました。トリック 新作スペシャルケイゾク/映画 Beautiful Dreamerトリック 堤幸彦演出研究序説 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword