2007/12/19 Category : Movies 映画『愛の予感』 ★予告編(YouTube)★公式サイト久しぶりに胃の辺りが重くなる映画観たーって感じ……かな……。監督曰く、「ラブストーリーが撮りたかった」でも低予算で、アイドル俳優を使えない。じゃあ、どうするか。「近松門左衛門みたいに、 時代のタブーを描こうと思った」現代におけるタブーは何か。そう考えたとき、少年犯罪の被害者と加害者、その親同士の恋愛、という着想を得たんだそうです。一緒に行った後輩の言葉を借りれば「本当に予感だけの映画でしたね!」全く以って。でもその「予感だけ」が、どうなったんだろう、と後を引く。しかも、ハッピーエンドの予感じゃあないんですよ。なんたって着想の原点が近松ですから……。劇中にはほとんど台詞がなく、BGMもなし。同じような映像が繰り返される中に、かすかに紛れ込む変化を読み取る映画。そういう映画を退屈だと思う人は、ご覧にならなくて結構。な一本。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword