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紫式子日記

メインが耽美系アート・映画・絵画から、文房具・ライフハックに移行しています。だいぶ世俗化しました……。
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映画『タクシデルミア~ある剥製師の遺言~』


公式Web

タクシデルミア ある剥製師の遺言 - goo 映画
 (※予告編Movie見れます)



これをあまりグロいと思わなかった私は
どっかがなんかマヒしてるんだろーか……。


あの、映像がキレイじゃないですか。
すごく映像美が追求されているというか。
それであんまり、ゲロとか内臓とかチンコとか
気にならなかったんだと思うんですけどね。


「業まみれの男たち」三代記。
いつでもどこでも、なんでもズリネタにしてシコッちゃう
「初代」
も物悲しくバカバカしくて愛しいんだが、
やはりここはひとつ二代目と三代目の
すれ違う親子関係をプッシュしておきたい。


「二代目」カールマーンは「大食い」の代表選手。
共産主義体制の下、「大食い」もまた「スポーツ競技」であり、
国家や主義の「正しさ」を証明するための存在だった。

彼を突き動かしていたのは、所謂「食欲」じゃない。

自分の誇り、国家の名誉、それらを「胃袋」でしょっていた。
だから過酷なトレーニングにも耐えようと思った、
食べ物かきこむ技法だったり、吐く技法だったり……。


時は流れ、現代。
カールマーンはSTAR WARSのジャバ・ザ・ハットみたいに太り、
いまや自分では立ち上がることも、トイレ行くこともできない。
人生をゆだねた主義は崩壊し、愛した妻はアメリカで
花形大食いチャンピオンの専属コーチをやっている。
(文字通り)「身を捧げた」結果が、こんなんだなんて!!

カールマーンを世話する剥製師の息子・ラヨシュは、
両親に栄養を吸い取られたかのようなやせぎす。
「次世代」育成を夢見ていたカールマーンは
ラヨシュに失望していて、飼い猫に「大食い」の
英才トレーニングを施すのを唯一の楽しみにしている。
(CGなんだろうけど、猫が大型犬みたいにデカい)

ただ、息子に認められたいという欲求もある。
「ワシは世界チャンピオンだぞ!!」
「'69年の話だろ」


一方、甲斐甲斐しく世話をしている父親に
「便所虫」「死体処理屋」とののしられるラヨシュ。
「みんな去っていったのに、僕だけ残ってバカだ」
「わかったよ、出ていった母さんの気持ちが!」


それでも心配になって15kgの食料を買出し、アパートを訪れる。
しかし、カールマーンは飼い猫に食い殺されていた……。


父の遺体に剥製処理をほどこし、
食い破られた腹に詰め物を詰めながら言う
「ステキになるよ、父さん」
初めて「親子」になれた時間だったんじゃ、ないか。
ちょっと、ウルッて来たもん。おかしい?


ジムに駆け込んで、鍛え上げていた肉体。
その必死な様は、かつての父に勝るとも劣らない哀切さ
愛されるため、認められるため――。
……なんかこの流れ、三島由紀夫に
似てる
と思ったんですがどうでしょう。

自分で自分に手術をほどこすシーン。
解剖学の教材みたいに、ドアップ、無音。
それがすごくストイックで、切なく思えた。
「そこまでやらなきゃ気が済まない」人間の哀しさ、みたいなさ。


ラヨシュが創りあげた剥製アート、そして「最期の」作品は、
顧客だった医師によって発見され、美術館で展示される。
生前の父や、憧れていた女性に拒否されつづけたラヨシュは、
そこで初めて他人に認められる
ウソくさい純白の建物の中、純白の衣服で揃えた
SF映画のエキストラのような人々に――。


……なんていうかさ、人間ってエロいしグロいし哀しいよね。
ってな気分になった。私はね。
物語も映像も、エロくてグロくて哀しく、そして美しい。
そう、残念ながら美しい。この映画って。人間って。
こんなに、エログロナンセンスなのに。


各世代のテーマを際立たせるセットも必見。
「二代目」編の60年代テイスト、共産主義テイストな
衣装・美術が好みですた。
あと、ラヨシュ役の人のキモい笑顔がたまらんかった。

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Comment

無題
  • とらねこ
  • URL
  • 2008-05-04 00:22
  • edit
式子さん、こんばんは。
素敵自画像の式子さんは、堂々余裕のクリアですかいな♪

>三島由紀夫に似てる
ねー!そうですよね^^
『黒蜥蜴』見ました??美しい美輪さんの横で、人体彫像役の三島さんが、素敵でしたね。
>とらねこさん
  • 紫式子
  • 2008-05-04 00:28
  • edit
さっそくのコメントありがとうございますー。

そうだ、「黒蜥蜴」の生き人形に似てる
っての書き忘れてましたー!!
あと三島も父親へのコンプレックスが強い人だったんですよ。
割と年食ってからですけれど、ボディビルを始めて
肉体的コンプレックスも克服しようとして。
その「肉体美」をひけらかしに、「黒蜥蜴」とか
いろんな映画に出たがったみたいです。

プロフ画像は、友人が描いてくれたんですよー。
ここまで美人じゃないですが、雰囲気は似てると思います☆
無題
  • imapon
  • URL
  • 2008-05-04 07:11
  • edit
コメント&TBありがとうございます。
グロに隠れた親子の関係しっかり読み取られましたね。
過去の栄光があるだけにああいうオヤジは始末に終えないというのが、とても良かったんですね。
その裏面には自分と同じであって欲しいという親の業ですか。ちょっぴり我が親と我が息子について考えちゃいました。
徹底したエログロ表現は単にタブーに挑戦したかっただけという噂もありますが傑作が生まれて良かったです。
無題
紫式子さま。

こんにちは。コメントとTBをありがとうございました〜。

これ、すごくクセありましたけどなかなか良かったです。
またあそびに来て下さいネ〜。
はじめまして
  • かえる
  • URL
  • 2008-05-04 10:39
  • edit
紫式子さん、こんにちは。
エロくてグロくて哀しく美しかったですねぇ。
私は両親のデートシーンのメルヘンな感じが気に入りましたー。
>imaponさん
  • 紫式子
  • 2008-05-04 12:35
  • edit
わざわざコメントありがとうございます。

その「噂」なんですけど、imaponさんはどうお考えですか。
私は断固否定派で、あんな映像美を演出できる監督が、
「タブーに挑戦」というためだけにグロいモチーフを
選ぶ訳はないと思っているんです。

あそこまでグロく、細密に(グロいものは細密ですよね)描いたのは、
テーマである「欲望」、「人とは何か」ということに
リアリティを付与するための選択だったと思うのですが、いかがでしょう。
>migさん
  • 紫式子
  • 2008-05-04 12:38
  • edit
こちらにもコメントありがとうございますー。

私もところどころ( ゚Д゚)ポカーンって
リアクション取れなくなったところもありましたが(笑)

なんかアレでしたね、シュールストロミングとか
ホンオフェとか、「クサいのを我慢した者だけに
許される美味」みたいな、そんな映画でしたね。
>かえるさん
  • 紫式子
  • 2008-05-04 12:40
  • edit
コメントもお寄せいただき、ありがとうございますー。

「二代目」編のブリキのおもちゃみたいな色彩、
良かったですねぇ!
ころころと太った2人があの風景の中にいるの、
なんとも和みました。
おばんです
「人間はエロくてグロくて、そして笑える」
そんな風に思ってしまうわたしは人でなしでしょうか

二代目と三代目の関係は描かれてましたけど、二代目とその養父の絆はスルーされてましたね。ちょっとその辺が気になりました

以前読んだ法医学の本に出ていたのですが、浮浪者のじいさんが死んだ後に可愛がっていたネコにあちこち食われていた、という話がありました

ネコってけっこうおっかねえです
無題
  • 風情♪
  • URL
  • 2008-05-04 21:19
  • edit
こんにちは♪
TB&コメ、アリガトウでした。

>これをあまりグロいと思わなかった私は
 どっかがなんかマヒしてるんだろーか
本作に関しては一つ一つのエピは不快でも、
全体で観ると、基本的に(エロ)グロ系が
苦手なボクですら、決してそう言う感情で
はなかったですから、フツーなんじゃない
でしょうか?
ラストのエピなんか、かなり惹きつけられ
ました♪ (゚▽゚)v
>SGA屋伍一さん
  • 紫式子
  • 2008-05-04 23:52
  • edit
おぼんでーす。

エログロはもれなく喜劇ですよね。
というか人間は滑稽ですからね。
この映画は人間のいろいろな面を
余すとこなく描いていて良かったです。

そうそう、中尉がなぜカールマーンを
育てようと思ったのか、いまひとつ
わかりかねたのですが、どうお考えですか?
あのブタのしっぽ切ったのが
自分の息子として扱っていく
決意表明だったってのはわかるんですが。
>風情♪さん
  • 紫式子
  • 2008-05-04 23:55
  • edit
優しいコメントありがとうございますー。

やっぱりグロや猟奇があの映画のテーマじゃなかった
ってことなんでしょうかね。
「ソドムの市」はたぶんエロ猟奇がメインテーマなんで
あんなことになってんだと思うんですが。。。
遅くなってごめんなさいね。
  • シュエット
  • URL
  • 2008-05-05 10:04
  • edit
紫式子さん はじめまして。拙ブログにTBとメッージありがとうございました。連休で仕事が休みなのでついぐうたらしてまして、申し訳ありません。
>これをあまりグロいと思わなかった私はどっかがなんかマヒしてるんだろーか……。
いえいえ、これをグロいととられる方がどこかおかしいですよ(笑)
リアルなだけでグロくはなかった!
NHKも素晴らしい作品、放映しないなんて勿体無いと思うしこの作品に触れられないのは残念。日本でも上映館は少ないと思うからNHKに頑張って欲しかったですね。
見終わった後の後味の悪さはなく、むしろ彼ら3人の悲劇に胸が痛みました。


無題
  • enikaita
  • URL
  • 2008-05-05 11:09
  • edit
TBとコメント、またマチガイご指摘ありがとうございます。
私も「二代目」時代にビビビと来ました!
>シュエットさん
  • 紫式子
  • 2008-05-05 12:50
  • edit
こちらにもコメント、ありがとうございます☆
私もGWに入ってから更新頻度が下がってます(笑)

そうなんですよねー、後味は悪くないし、
別に流血おびただしい訳じゃなし……。
「悪意」が介在してないんですよね。
殺人とか、強姦みたいなシーンがない。

なんだか悲劇と喜劇の紙一重さを見た気分です。
あまりにも悲劇的すぎることは滑稽なのだな というか。
辛酸なめ子さんが
「人生とは不条理ギャグの連続」
って仰っていて、他の映画に寄せられた言葉でしたけど、
あぁ上手いこと言ってるなと思いました。

公開劇場は日本だと10館だけみたいです。
すっくなー!!

それでもNHKは外聞がありますし、
たぶんやらないんでしょうねー。
日本だと……テレビ東京の
深夜ロードショー帯でしょうか……苦笑。
>enikaitaさん
  • 紫式子
  • 2008-05-05 12:53
  • edit
わざわざご足労いただき、ありがとうございます。

でも確かに彼女らを妾だと解釈すれば、
奥さんの欲求不満も納得が行きますね(笑)

セットや美術、衣装が良かったのは
「二代目」時代だったんですが、
個人的にいちばん好きなのは「三代目」でした。
あの、地下室のコンクリートの無機質さとか、
しらじらしいスーパーの照明とか。
ラヨシュが置かれていた「疎外」の状況を
よく表していたと思います。
なんででしょ
>中尉がなぜカールマーンを
>育てようと思ったのか、いまひとつ
>わかりかねたのですが、どうお考えですか?

ううん、なんででしょう。さっぱりわかりません・・・
ただ色々ぶっとんだところのある方だったので、あれくらいの気まぐれを起こしても、それほど不自然には感じませでした

式子さんは『パンズ・ラビリンス』はご覧になりましたか? カールマーン養父の威圧感は、あの映画に出てくる「ビダル大尉」を彷彿とさせました。彼も「息子」にこだわってましたし
ただモロジュゴさんの上司は、ビダル大尉よりはもう少しシャレのわかる男でした
>SGA屋伍一さん
  • 紫式子
  • 2008-05-06 02:04
  • edit
観ました観ました「牧神's 迷宮」。
http://shikiko.blog.shinobi.jp/Entry/631/

確かに!
ビダル大佐はオマンコオマンコ言いませんけど
ムスコにはえらいご執心でしたねぇ!!
バラトニ中尉は娘が2人いましたけど、
男児がいなかったですね、そういえば。
そういうことなのかもしれませんね。
今年no1
ヴィヴィアン佐藤と申します。ドラアククイーンや美術をしている者です。『タクシデルミア』。本当に素晴らしいですよね。三世代の描き方。超個人の家族を描きつつハンガリーの歴史を描き、魔術的リアリズムとリアリズムが混じり合う映像は哀しくもあります。

第1部は幻想や夢ファンタジーが存在しえた時代。第二部は理想的ユートピア(社会主義)が信じ切れた時代。そして第三部は夢も幻想も理想も存在し得ない時代。。。監督も我々観客もこの時代に生きているという事が重要だと思いました。監督は変わったファンタジーとし突き放すのではなく、自分たちの立脚点まで克明に示す勇気を見ました。
そして「剥製」を通してモノの存在の仕方、その持つ歴史、そしてその知識を鑑賞者が経験する事による作用、、、を見ました。
私はこの映画は今年no1です。

こんばんわ
  • 睦月
  • URL
  • 2008-05-06 19:02
  • edit
初めまして。
TB&コメントありがとうございました。

私は難しいことはよく分かりませんが、
この作品はとても好きです。

普通に「オエ・・」としたし、悪趣味だなあと
思ったけれど、五臓六腑でいろんなことを思い、
全身で刺激を感じておりました。
それって間違いなく感動というものだと思うので
この映画から、自分なりになにかしら感じ取った
んだろうと思いましたです。

このヴィヴィットな色使いは
『マダムと奇人と殺人』の感じに似てるなあって
思いましたよ。ヨーロッパ映画はハっとするような
色彩を見せてくれるものが多くてステキですね。
>ヴィヴィアン佐藤さん
  • 紫式子
  • 2008-05-06 20:51
  • edit
拙blogのような過疎地域にお越しいただき、
ありがとうございます……!

戦後60年間の精神史を総括したという点でも、
この映画は評価されるべきかもしれませんね。

ヴィヴィアンさんのコメントを読んでから
物語を思い返してみると、
ラヨシュの姿は夢やユートピアが果てた世界に
身を投じてそれらの「復権」を試みる、
殉教者のようにも思えてきます。

それを思うと、監督がラヨシュの作品を
公に認めさせたがった理由も納得が行きます。

これからも何度か思い返して、私なりに
租借していきたいと思います。
>睦月さん
  • 紫式子
  • 2008-05-06 21:02
  • edit
こちらにも足をお運びいただき、ありがとうございます!

「内臓で感じる映画」っていいですね。
この映画とか、私が以前観た
『追悼のざわめき』なんかまさにそうでした。
これから映画を観るときの参考にしてみます。

『マダムと奇人と殺人と』は未見ですー。
チェックしてみます。
ヨーロッパは曇りの日が多かったり
人がパステルカラーだったりで、
アジアとは違う色彩感覚が育つんでしょうね。

あ、私も彼氏にするならラヨシュです☆
ハムスターvsリスのサッカーゲームで遊んでほしいです。
http://www.espace-sarou.co.jp/taxidermia/gallery/gallery6.html
やはり
  • バラサ☆バラサ
  • URL
  • 2008-05-07 00:18
  • edit
見ていましたね。

共産主義のセルフパロディみたいな第二部(?)が好きです。TEAM AMERICA級の大量の嘔吐を除き。
第一部は、この映画はどこまで飛んでいくのか、ビクビクしながら見ていました。
>バラサ☆バラサさん
  • 紫式子
  • 2008-05-07 00:58
  • edit
当たり前じゃないですかー、
名古屋での公開初日に行きましたよ!!笑

なんか「部」によってテンションというか、
テーマが違いすぎて、どれがいちばん強烈、
とかあまり印象に残ってなかったりします。

ただ、三代目が自分で自分の内臓かっさばく、
あのシーンの静謐さ、狂おしい切なさみたいなものが
すごく心に残ってます。
その印象が私の中の「タクシデルミア」ですね。
ご訪問ありがとうございました
  • えいはち
  • URL
  • 2008-05-09 21:01
  • edit
↑↑↑オリジナルの予告編、初めて見ました。
これに比べれば日本版は可愛いもんですね。
あのお父さん、やっぱりジャバ・ザ・ハットを思い出しますよね。
>えいはちさん
  • 紫式子
  • 2008-05-09 21:48
  • edit
わざわざこちらにもお越しいただき、ありがとうございます。

このトレーラーはネタばらししすぎなのではないかとヒヤヒヤします。
「こういうの苦手な人は来ちゃダメよ」
って警告の意味もあるんだと思いますが。

大掛かりなハリウッド映画嫌いの私が
なぜSTAR WARSを好きなのかわからなかったのですが、
最近やっとクリーチャーがぐろいからだと気づきました。

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紫式子
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ぱっと見文化的なこと
自己紹介:
なんか王道はずれてるのが好き。
テーマにまとまり無くてすみません。
残念ながらこれが私です。

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