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紫式子日記

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映画「カンバセーションズ」


Conversation(s)/カンバセーションズ
Conversations(s)/カンバセーションズ


公式サイト



初☆飯田橋ギンレイホールにて。



男はズルいロマンチスト、

女は罪なリアリスト。


っていうキャッチコピーは

まぁまぁ上手かったと思うのです。



でも公開後の評判聞かないなー

とか思ってたら、

うーんこういうことか、

という感じ。



まず、手法。


スクリーンを左右2分割して

男と女それぞれの表情を写し、

感情を描写してるのですが、

同時に2つの画面を

見なきゃいけない


ので、集中できない。

さらにいうと、左=男、右=女

とかって統一されてるわけじゃなくて、

片方が過去の回想に使われたり、

周りの状況を説明するコマになったりして、

頭の切り替えがツラい……。



あと、編集……というか。。。

「会話劇」なので、

2人の会話を途切れることなく

つないでいるんですね。

だから、カメラはその一晩

回りっぱなしの状態。

おのずとメリハリがなくなります。



んで、ストーリーが

良くも悪くもリアルすぎるというか……

「すがる男とフリきる女」で、

確かに実際男女が

こういう状況に陥ったら

こういう展開になるよね

ってのはその通りなんですが、

あまりにも全うで発展性がない。



あ、でも脚本は良かったかもな。。

最初、観客からは男女の関係が

わからないんですよ。

よそよそしく会話してるから、

初対面かな? とすら思う。

でも会話が発展していく中で、

2人の関係や過去に何があったか、

ちょっとずつわかっていく。

これ面白かった。





まぁ〜 ヘレナ・ボナム・カーターもいいんで、

観る価値がないとまでは言いませんが、

わざわざお金払って観るまでもないかな?

という感じ。

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