2007/07/28 Category : Movies 映画「カンバセーションズ」 Conversation(s)/カンバセーションズ★公式サイト初☆飯田橋ギンレイホールにて。男はズルいロマンチスト、女は罪なリアリスト。っていうキャッチコピーはまぁまぁ上手かったと思うのです。でも公開後の評判聞かないなーとか思ってたら、うーんこういうことか、という感じ。まず、手法。 スクリーンを左右2分割して男と女それぞれの表情を写し、感情を描写してるのですが、同時に2つの画面を見なきゃいけないので、集中できない。さらにいうと、左=男、右=女とかって統一されてるわけじゃなくて、片方が過去の回想に使われたり、周りの状況を説明するコマになったりして、頭の切り替えがツラい……。あと、編集……というか。。。「会話劇」なので、2人の会話を途切れることなくつないでいるんですね。だから、カメラはその一晩回りっぱなしの状態。おのずとメリハリがなくなります。んで、ストーリーが良くも悪くもリアルすぎるというか……「すがる男とフリきる女」で、確かに実際男女がこういう状況に陥ったらこういう展開になるよねってのはその通りなんですが、あまりにも全うで発展性がない。あ、でも脚本は良かったかもな。。最初、観客からは男女の関係がわからないんですよ。よそよそしく会話してるから、初対面かな? とすら思う。でも会話が発展していく中で、2人の関係や過去に何があったか、がちょっとずつわかっていく。これ面白かった。まぁ〜 ヘレナ・ボナム・カーターもいいんで、観る価値がないとまでは言いませんが、わざわざお金払って観るまでもないかな?という感じ。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword