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紫式子日記

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無題

こんばんは。
この記事読んで、『東西不思議物語』読んでみたくなりました!
澁澤龍彦が「媒体」って解釈おもしろいですね。


>エロとかグロとか悪魔崇拝とかを好んでても、
彼自身の精神は「病んで」いないのがすごく好感持てるよね。
……これって大事ですよね。ほんと…
明るい人がすきです。笑

>cちゃん

彼の著書の中でも、これは本当に面白いと思う!
って言ってもまだ2~3冊しか読んでないけど(笑)。
個人的には『快楽主義の哲学』より面白かった。

澁澤龍彦は「紹介者」であり、日本とそういうダーク系?文化との仲人みたいな人だったと思うのね。
まぁ、彼自身も小説書いたりはしてるんだけれど。

>明るい人が好きです
……何かあったんですか(;´・ω・)

はじめまして

私も久しぶりに読んでみたくなり、文庫本を引っ張りだしました。ついでに隣にあった『女のエピソード』も出してきました。
澁澤さんは博覧強記で、大変記憶力が良かったそうですが、私は読んだ本の内容などすぐ忘れてしまうので、5年も10年も前に読んだものなら、また新たな気持ちで読んで楽しめます(苦笑)。今度読むのは、多分4回目かと思います。
ちなみに8月5日は澁澤さんの命日でした。偶然でしょうか。

>みき♂さん

コメントありがとうございます。

たしかに、あの文章は「ぜんぶ憶えてる人」の書き方ですよね。
「たしかこういう資料があったはず、見つけた見つけた」って引用してる文体ではない。
そこがまた、好きになっちゃうポイントかもしれません。

命日は、まったく意識していませんでした。
「永遠の少年」らしく、少年たちの季節に逝かれたのですね。

『東西不思議物語』澁澤 龍彦



このひと、ほんとに物知りだな~ とか、

このひと、ほんとに「おもろいこと」好きなんだな~ なんて再認識。



あまりテーマを厳しく縛らず、タイトルどおり古今東西の
不可思議だったり「非科学的」だったりする事象・伝承

いくつかのケースを引き合いに出して、紹介してくれてます。



すげぇなと思うのは、東西で似たような伝承があったら
「興味深い」といって比較できる、その知識の幅。

なんていうかこの人って、ダークな趣味における
検索エンジンみたいな人だと思う。
それ自身では何でもないんだけれど、
いろんな情報の仲介人であり媒体であり、って感じ。
「ググれカス」ならぬ「シブれカス」みたいな。



あと、文体っていうのかな、語り口でワクワクしてるのが伝わる。
特にこの本ではそれを感じた。

エロとかグロとか悪魔崇拝とかを好んでても、
彼自身の精神は「病んで」いないのがすごく好感持てるよね。
ほんとうに「少年」的、明るいカラッとした好奇心
エロとかグロとか悪魔崇拝とかを研究・紹介してる(笑)。

稀有な人だったんだな、と思います。

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無題

こんばんは。
この記事読んで、『東西不思議物語』読んでみたくなりました!
澁澤龍彦が「媒体」って解釈おもしろいですね。


>エロとかグロとか悪魔崇拝とかを好んでても、
彼自身の精神は「病んで」いないのがすごく好感持てるよね。
……これって大事ですよね。ほんと…
明るい人がすきです。笑

>cちゃん

彼の著書の中でも、これは本当に面白いと思う!
って言ってもまだ2~3冊しか読んでないけど(笑)。
個人的には『快楽主義の哲学』より面白かった。

澁澤龍彦は「紹介者」であり、日本とそういうダーク系?文化との仲人みたいな人だったと思うのね。
まぁ、彼自身も小説書いたりはしてるんだけれど。

>明るい人が好きです
……何かあったんですか(;´・ω・)

はじめまして

私も久しぶりに読んでみたくなり、文庫本を引っ張りだしました。ついでに隣にあった『女のエピソード』も出してきました。
澁澤さんは博覧強記で、大変記憶力が良かったそうですが、私は読んだ本の内容などすぐ忘れてしまうので、5年も10年も前に読んだものなら、また新たな気持ちで読んで楽しめます(苦笑)。今度読むのは、多分4回目かと思います。
ちなみに8月5日は澁澤さんの命日でした。偶然でしょうか。

>みき♂さん

コメントありがとうございます。

たしかに、あの文章は「ぜんぶ憶えてる人」の書き方ですよね。
「たしかこういう資料があったはず、見つけた見つけた」って引用してる文体ではない。
そこがまた、好きになっちゃうポイントかもしれません。

命日は、まったく意識していませんでした。
「永遠の少年」らしく、少年たちの季節に逝かれたのですね。

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