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紫式子日記

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『匂いのエロティシズム』


合宿から帰ってきて、意外と疲れていることに気づいて物憂げになっております、村崎式子です。

体力衰えたわー、やっぱ。

進級してから、なんかもう如実。

まぁ縄文時代なら寿命までカウントダウンあと4年! ですからね。

あまり自分の体力を過信するのはよそう。



前置きはさておいて、この本の話はまだしていなかったですよね。



匂いのエロティシズム
匂いのエロティシズム




余談ですが、筆者はうちのOBです。リアル余談。

内容はどっちかってと科学的。

匂いが性的欲求に影響を及ぼす過程を、聞いたこともないような物質の名前で説明しています。

まぁこのテのものでいかがわしくないように書こうとすると、どうしてもそうなってしまうんでしょうね。

いかがわしくなることを避けた手法で、フェロモン香水のいかがわしさをとうとうと語ってくださっています。



あと、筆者の方はパフューマーなのですが、麝香(ムスク)の塊など、一般人ではほとんど直接触れられないであろう香料のナマの匂いについても書かれています。

ナマ麝香はワキガみたいな匂い(臭い)らしいっすよ。

私割とショックだったんですが。。。

でもだからこそ人間は麝香を香料に用いてきたのだろう……っていう話。

異性の汗の臭いをかぐとうっとりするって人、いますもんね。



読み物として面白いというものではありませんでしたが、「においフェチ」が如何なる科学的裏づけを得ているかというのは、知っていて損ではないでしょう。

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