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紫式子日記

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無題

売春関連は「他に売るモノ」がある人はやらない方がヨイと思います。簡単に日銭が稼げる職業にリスクが伴うのはアタリマエなので、いちいちプライドなんてややこしいもの持ってるとロクなことが起こりません。後ろめたさの裏返しのカッコよく見せる気風もガチでやり続けると加齢に伴い悲惨さを増します。ガチ関連はで蓋をきちんと閉じた裏場所でひっそりとやり続けるもので、白昼の元に晒したり他人の褌で相撲をとる文化的な批評の対象にするとズレが生じるのがアタリマエです。宮台先生のその手の文を読むと偽善的なものしか感じません。みんないちいちそーゆーことゆー暇やスタンスがあるんなら一度やってみればイイのに~て思います。ちなみに自分はそっち関係の職業に20年近く従事してしまい転職できなくなった愚か者です。でも普通の仕事ってめんどくさそーでムリっすけど

>GSさん@えっちな気持ち

仰りたいことをちゃんと把握できているかわからないので、
的外れなレスポンスかもしれませんが。


確かにティッシュ配りみたいな日雇いバイトと同じと考えれば、「プライドは余計」ですね。
ただ、その「プライドが余計」っていう職場環境を生み出している世の中、ナンダカナってことを書きたかったんです。
風俗の仕事が「プライドが余計」職の中でも生きづらくされてるよね、ってことと。

書き方が上手くなくて「風俗嬢よ、プライドを持て」
みたいに取られてしまっているようですけれど、
「それは無理っすよね」っていうのが論旨です。

まぁピンサロの1つもやったことのない私が
ああだこうだ言っても、やっぱり
「ズレが生じるのがアタリマエ」の
「文化的な批評の対象」にしていることでしかないので、
もう黙っておくようにしますね。


「誤読」あればご指摘ください。

自分の仕事に

一所懸命。それがこの人の生き方だったのでしょうか。
何冊か読みました、菜摘ひかるの作品。もう少し肩の力を抜いてもよかったのに、と思えてしかたなかったな。

>ぶんじんさん

何なんでしょうね……。
なまじ、と言ったら失礼かもしれませんが、
客観視が出来て、言語化する能力がある人が
この世界に足を踏み入れるとこういうことになるぜ、
という実例なのかなといいますか……。

ごまかしの利かない真面目さ、
不器用さみたいなものがあったかもしれませんね。

『えっちな気持ち』菜摘ひかる



“風俗店に行く若者が減少”なんてニュースがあったけど。


『えっちな気持ち』と題されてはいますけど、
中身はまったくもって『メンヘルな気持ち』です。

風俗嬢がいかに病んでいるか!!
いかに彼女らが精神をすりへらして
(ワリに合わない)報酬を得ているか!!!

が延々と書かれています。


「恋愛は売春の趣味である」
なんてボードレールも言っていて、
「女」である以上、程度の差こそあれ
どの女子も娼婦的ではあるのだけれど、

やっぱりガチでやってる人にはかなわない。

と思う。当たり前だけれど。


もうだから、男の人がこの本読んだら
その後風俗行けるんかなー、って思います。
私が男ならインポになってる気がする。
で、それでも勃っちゃう自分に自己嫌悪すると思う。


イャこっから書くこと全部憶測なんで
ただの叩き台、というか、
叩き台になるかすら危ういんですけど、

たぶんね。
娼婦って仕事って、元を正せば
巫女とか、神事に関わる女子の仕事でしょ。
江戸時代だと太夫とかあってさ。
なんていうか、名誉職だったわけじゃない。

夜鷹って言われる、銭4枚だっけ、で
ヤレる安い娼婦もいたけれど、
彼女らは自己管理下というかさ、
自分の仕事は自分で決めてたはずじゃない。
客と、自分で交渉したりしてさ。

何と言うか、プライドがあった気がする。
プライドという言葉が不適切でも、
「自分の仕事」っていう感覚がさ。


まぁ「自分の仕事」とか
「自分が自分であること」とか
「幸せな恋愛」「幸せなセックス」
「自分を、自分の性を大切に」

みたいな価値観自体が戦後?
人工的に捏造されたものだから
(価値観なんて捏造ですよね)
ハナシの前提として使うの
ちゃんちゃらおかしいんだけどさ、

でもいわゆる「近代化」「現代化」の過程として
いわれる現象に、あるわけですよ
「管理社会化」みたいなのが。
「パノプティコン」って言われて、
まぁ刑務所の1モデルなんですけど、

養鶏場のニワトリを想像していただければ。
ひとつひとつのスペースが区切られて、
監視されながら
「卵を産め! 餌を食え!!」
ってされてんの。

現代日本でどこででも見られる風景でしょ?
学校しかり、病院しかり、職場しかり。
いちばんわかりやすいのがテレアポとか、
データ入力とかの事務バイト系かなぁ。
ファミレスやファストフードもそうだよね。
全国で同じマニュアル使って、
どこでも誰でも「交換」可能でさ。

1人1人はもはや「パーツ」で、
「パーツ」でも出来不出来はあるから
より「デキのいい」、効率化・能率化に
有用な「パーツ」だけが残されていく。

そこに残されるのは個人の「プライド」とか
「自分が自分であること」
「自分を大切にすること」
なんてのじゃなくて、
「より優秀なパーツであるか」
「残すべきパーツたりうるか」

ということ。
「人間疎外」なんて言いますけど……。

まぁ、んで、風俗もそうじゃない?
ブースで区切られてさ、
より「お客を呼べる娘」が残されて
そうでない娘は切り捨てられていって。

残されている娘も、1時間~~円って
自分の「価値」が目に見えてわかるようになってて、
「壊れた」ら誰かが後釜になって、交換可能で。


だから、風俗産業だけが悪
ってんじゃないんですよ、たぶん。

経済システム全体に見られることだし、
殊に「サービス業」には。
サービスの均一化⇔マニュアルの成熟なんて
「見えざる手」のやったことと思えば、ねぇ。

ただ「汚れて(穢れて)いる」だの
「大事な人以外に~~」だの
「お金で××させるもんじゃ」だの
世間一般でいう「ジョーシキ」と言いますか、
「規範(ルール)」が厳しい分野である
ということが、
そこにたずさわる人たちを、他のサービス業より
「すり減らして」いると思う。


冒頭のニュースに触れれば、
利用客が減ることでますます競争が熾烈化して、
「使えない」子たちの扱いが酷くなると思う。
別に何も好転はしないと思ってる。


って、ここまで書いたけど、この程度のこと、
宮台先生あたりが書いてそうだな。

管理社会に抗する術として
「人間性の復権」
なんて言葉が使われたりするんだけど、
それはつまり「プライド持とうぜ」
ってハナシなんだけど、

風俗業界に関してそれをやれって……
散々「常識」を叩き込んどいて、
それは白々しすぎるだろ
 ってハナシよな。

たぶんいるけどね、そういう
「カッコいい」風俗嬢の人も。
でも少なくとも『えっちな気持ち』に
そういう人は書かれていなかった。

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無題

売春関連は「他に売るモノ」がある人はやらない方がヨイと思います。簡単に日銭が稼げる職業にリスクが伴うのはアタリマエなので、いちいちプライドなんてややこしいもの持ってるとロクなことが起こりません。後ろめたさの裏返しのカッコよく見せる気風もガチでやり続けると加齢に伴い悲惨さを増します。ガチ関連はで蓋をきちんと閉じた裏場所でひっそりとやり続けるもので、白昼の元に晒したり他人の褌で相撲をとる文化的な批評の対象にするとズレが生じるのがアタリマエです。宮台先生のその手の文を読むと偽善的なものしか感じません。みんないちいちそーゆーことゆー暇やスタンスがあるんなら一度やってみればイイのに~て思います。ちなみに自分はそっち関係の職業に20年近く従事してしまい転職できなくなった愚か者です。でも普通の仕事ってめんどくさそーでムリっすけど

>GSさん@えっちな気持ち

仰りたいことをちゃんと把握できているかわからないので、
的外れなレスポンスかもしれませんが。


確かにティッシュ配りみたいな日雇いバイトと同じと考えれば、「プライドは余計」ですね。
ただ、その「プライドが余計」っていう職場環境を生み出している世の中、ナンダカナってことを書きたかったんです。
風俗の仕事が「プライドが余計」職の中でも生きづらくされてるよね、ってことと。

書き方が上手くなくて「風俗嬢よ、プライドを持て」
みたいに取られてしまっているようですけれど、
「それは無理っすよね」っていうのが論旨です。

まぁピンサロの1つもやったことのない私が
ああだこうだ言っても、やっぱり
「ズレが生じるのがアタリマエ」の
「文化的な批評の対象」にしていることでしかないので、
もう黙っておくようにしますね。


「誤読」あればご指摘ください。

自分の仕事に

一所懸命。それがこの人の生き方だったのでしょうか。
何冊か読みました、菜摘ひかるの作品。もう少し肩の力を抜いてもよかったのに、と思えてしかたなかったな。

>ぶんじんさん

何なんでしょうね……。
なまじ、と言ったら失礼かもしれませんが、
客観視が出来て、言語化する能力がある人が
この世界に足を踏み入れるとこういうことになるぜ、
という実例なのかなといいますか……。

ごまかしの利かない真面目さ、
不器用さみたいなものがあったかもしれませんね。

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