忍者ブログ

紫式子日記

メインが耽美系アート・映画・絵画から、文房具・ライフハックに移行しています。だいぶ世俗化しました……。
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  •  

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アール・デコ展

東京都美術館アール・デコ展」にも行ってきました。

今まで「アール・ヌーヴォーの後釜」くらいにしか思っていなかったんですが、コレは結構タメになりましたよ。

拍手[0回]

そもそもアール・デコの何たるかから教えてもらえるエキシビジョンです。

タマラ・ド・レンピッカだけを目当てに行ったのですが、思わぬ収穫でした。



恐らくね、如何に合理性と装飾性を両立させるか? っていう問に基づく試行錯誤の決着点が、アール・デコだったんですよ。

だから画面からはみ出し、どこまでも伸びやかにたゆたうアール・ヌーヴォーとは異なり、限られた枠(それは原材料であり技術であり)の中で出来る限りのことを試している、という印象があります。

公式ページにもありますが、それこそが今日に至るまで工業デザインのテーゼなのだろうな、という感じ。



さらにこの展覧会では、アール・デコの「装飾」の方に影響を与えた古今東西の美術品も集められています。

エジプトとかアフリカとか、日本とか中国とか。

デュフィがプリミティヴ・アートを基にデザインした布地とかもありますよ。

こうやって観ると、油彩だけがデュフィちゃんの魅力じゃないねぇ、と再発見。



と同時に、作品のほとんどに50年代〜70年代の日本の匂いを感じてしまったワタシ。

アール・デコが登場したのが20〜30年代ですから、なるほど、大戦で文化の潮流が止められて、戦後日本にはその「大戦前」が輸入されて、一気に消化吸収されて(あるいは未消化で)今に至るのね、と。

なんだか「美」を感じる前に「現代日本史」に思いをはせてしまった次第です。



さりとて、タメになる展示会でした。

やっぱ実際に観るって大事ね。

PR

Comment

CommentForm

お名前
タイトル
E-MAIL
URL
コメント
パスワード

TrackbackBlock

この記事にトラックバックする

HN:
紫式子
HP:
性別:
女性
趣味:
ぱっと見文化的なこと
自己紹介:
なんか王道はずれてるのが好き。
テーマにまとまり無くてすみません。
残念ながらこれが私です。

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]