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紫式子日記

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においにこだわる?、あるいは私好みのイイ男?

あのねー、今さら気が付いた。

つうか、前から知ってたけどさ。

私、いいにおいする男の人に弱いわ。
あー、どっから話したら順序いいかな?

女の嗅覚が男のそれとの比ではないという「あるある」な話は前しましたよね。

その実践編みたいなハナシです、今日は。



行きつけ、ったって今夜ひさしぶりに行ったんだけど、とりあえず顔憶えてもらってるバーがあんのね。

そこの店長がさー、イイ男なの! ホント!

カッコいいという形容詞を擬人化したような人ですよ、まじで。

メールくださればどこの店かお教えします。

お酒も美味いよ。

そして行ってみて「あぁ、村崎はこういうのが好みなのか」生温かい感想を持っていただければこれ幸いなのですが。



でね、でね、その店長、カオいーわ声シブいわスタイルいーわで、もうそれだけでごちそうさまですッ!てな感じなのだけど、トドメ。

すっげーいいにおいすんの。

香水の使い方がまじ上手い。

私が知ってる唯一の、香水の使い方が上手な日本人、ですよ。ぶっちゃけ。

普通に静止しておしゃべりしてる分には何も感じないのだけど、動きがあると、です。

1m遅れて甘いにおいがする〜

思わず今日飲みながら本人にきいちゃいましたけどね。

やっぱり動いたときに香るよう意識してるのだそうです。

接客業で飲食業だし、とりあえず手首には付けてないとのこと。

てことは腰とかでしょうかね、やっぱ?

皆さま参考にするヨロシ。



まぁここまでで私が如何にその店長に熱を上げているかがわかっていただけたかと思うんですが……。

でもあのにおいがなかったら、ここまでアツくなってなかったと思うんですよねー。



店長のことに限らず、考えてみると、その相手とにゃんにゃんしたくなるかどうかの決め手って「いいにおいがするか否か」なんですよ、私の場合

香水じゃなくて、相手の素のにおいでもいいけどさ。

ぎゅーしたときの甘いにおい。

で堕っこちてます、毎度毎度。。。



嗅覚情報ってさ、視覚情報とか聴覚情報より言語化しにくいじゃない?

そうでもない? 私の場合はそうなんだけどな。

においを表現するときって、「○○みたいなにおい」って、比較でしか表現できなくない?

あるいは「胸がしめつけられるにおい」みたいに自分の感情で言うか、「甘いにおい」みたいに(私も上で使ったが)すごくすごく大ざっぱに表すしかなくない?

だから「△△のにおいを……」って思い出そうとしても、なかなかできない。

言語化できてないからね。



そ、だからさ、言語化・意識化できない分、理性で処理しづらいんだと思うのよね。

その分……理性のフィルターに引っかからない分……欲望をダイレクトに動かすと言うか。



あと面白いなぁって思うのが、昔かいだにおいを思い出そうとしても難しいけど、同じ(あるいは同じような)においをかぐと、開けるみたいにそのにおいを前かいだときの記憶やら何やらがよみがえってくること。

多分アレなんだよね、意識とか言語とかを超えたところにあるからこそ、それら全てを動員できる力があるんだよね、においって。



店長(今三十路半ばかな?)が香水付けはじめたのがハタチ頃だって言うからな。

私もそろそろ習慣づけようかしらん。

十年後くらいには「日本人にしては」香水使うのが上手な人間になっていたいなぁという希望を持ちつつ。

いちお持ってはいるんだけどね、ショパールのWISH

誰ですか「村崎にコレ!?」とかって疑ってる人は! 付けると案外サマになるんですよ!!

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