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紫式子日記

メインが耽美系アート・映画・絵画から、文房具・ライフハックに移行しています。だいぶ世俗化しました……。
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ホモ映画だホモ映画だ聞いてたけど
まぁ男性キャラクター同士の絆が必要以上に深いだけの
ふつうの伝記映画だろ、と思って観に行ったら
ほんとうにホモ映画でびっくりして頭を抱えた……。

(以下、腐女子発言連発しますしネタバレ?もあるので反転)

拍手[0回]



一生独身のままだったFBI長官 J・エドガー・フーバーと
副長官 クライド・トルソンの2人が、仕事だけでなく
私生活でもパートナーだったのではないか、という解釈
(どうやらアメリカでは定説らしい)で描かれた映画。

FBIの職務において煙たがられながらものし上がっていく姿と、
生涯に渡るクライドとの恋愛模様とが並行して描かれる。
比率はちょうど50%-50%くらいか、ひょっとしたら
後者の方が高いかも。

ホントこれ、何で映画の「あらすじ」みたいなのの
どこにも書いてないんだろう……。
これ、知らないで観に来た人困惑するんでないだろうか……。

だってホモシーンあるんですよ、本当に……。誇張じゃなく……。



んでまたエドガーがめちゃくちゃな人で、
周りの人間はさんざん振り回されるんですけど、
クライドと専属秘書のガンディだけは
彼が死ぬまで忠誠に仕えつづけるんですよね。

クライドに関しては「惚れた弱み」みたいのも
ある感じで描かれているんですが
(演じたアーミー・ハマーもそう解釈していたらしい)、
エドガーに恋をしている訳ではないガンディも
同じように仕えつづけ、最後に大事な
「遺言」を遂行したのが、何でだろーって
ちょっと疑問だったんです。

けど、私がもしガンディの立場でもそうするかなって思った。
何だろう、「この人ほっとけない」感じなのかな。
ガンディは劇中で何度も、憐れむような表情や
心配するような表情を見せたんですよね。

あと「この人が成し遂げることを間近で見続けたい」
みたいな、好奇心ぽい期待や尊敬もあるかも。



死別するまで同居していた母親との関係も
時間を割いて描かれていた。

優しいけれど厳しい母親は、実績を積んでいく
エドガーを誇りに思うと告げる一方で、
同性愛・異性装をする息子なら死ねばいいと、
エドガーの一面を否定する。
(ジュディ・デンチこういう役ハマりますねホント)

エドガーも(本当は女性が苦手なのに)
女性と結婚して「一人前」にならねばという
強迫観念のようなものを持っていて、
女性への接し方がぎこちなかったり不自然だったりする。

緊張するとどもったり噛んだりするコンプレックスに
悩まされるシーンも繰り返し出てきて、
「弱い人間」「臆病な人間」であることを、
敏腕な仕事ぷりと同じくらい強調してたなー。

私にはそういう方がバランス良く思えるんだけど、
痛快なのし上がりストーリーが好きな人には歯がゆいかもしれん。



権力を付けていく若き日の姿と、影響力が衰えていく晩年の姿とが
交互に描かれる編集は、『ゴッド・ファーザーII』っぽかった。
あれは一人の人間の人生じゃなくて、父息子だけど。

「落ち目」の姿はどんな巨匠が描いてもワクワクした
面白さを出せるものではないし、観てて辛くなる。
けど、この映画に関しては、クライドの変わらぬ
深い愛があったことで、後味悪くなく仕上がっていたと思う。



うん、総合的に見て丁寧に作られたいい映画だったと思うんだけど
エンドシーンがいいホモだったせいでどうしてもまとめようとすると
「いいホモ映画だったね……」みたいになる。いいラブストーリーでした。
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ぱっと見文化的なこと
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なんか王道はずれてるのが好き。
テーマにまとまり無くてすみません。
残念ながらこれが私です。

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