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紫式子日記

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『クレールの刺繍』


クレールの刺繍
クレールの刺繍




曇り空にはフランス映画が好く似合う

なーんてのは、イメ戦発言でしょうか。

でもさ、実際どんよりした天気の日に、底抜けに陽気なアメリカン・エンターテイメント映画なんて観たくないじゃない。



クレールの刺繍という映画を観てきました。

相変わらず気の利く早稲田松竹にて。



そういえば、こういう静かな映画観るの久しぶりかも。

ってかずっとアメリカ映画ばっかり続いてたのね。

嫌いじゃないけど、食傷気味だったんだな。



BGMがね、ないんですよ。

だから全編にすごく日常的な、リアルな空気が漂う。

そしてヨーロッパ独特の色彩感

気候が違うから植物も違って、それで風景も違ってくるんだな。

そういうの考えると、日本ならではの色彩を活かして撮れてる映画って、どのくらいあるんだろ。



脚本も上手い。

セリフが多くないんですよ。

俳優に、目でもの語らせている。

俳優の演技力も求められるし、表情を捉えるカメラワークも巧みだし……

女性監督(兼脚本)ならではの仕事ですね。



(以下、ネタバレを含むあらすじ)

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『パイレーツ・オブ・カリビアン』


パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション




『?』来る前に観たかったんですよねぇ。

良かった、観られて♡



OPからジョニーに心奪われていました。

あほカッコいいってジャンルを、彼のために作りたいよね。

トヨエツなんかも、たぶんこのカテゴリに含まれます。

ちなみにオダギリジョーやスガシカオなんかは「えろカッコいい」です。参考までに。



ストーリーも、エンターテイメント映画としては充分だったし。

おとぎ話要素もちょっと強めだけど、「呪われた海賊たち」が妙にホラーだったので、ヨシ(基準は「気分」です)。

っていうか、ジョニーの演技が全ての欠点を補って余りあるのよね。



そう……ジョニー・デップって男は本当にすごいですねぇ。


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『コンスタンティン』


コンスタンティン
コンスタンティン





『ナルニア国』で白い魔女を演じていたティルダ・スウィントンが目当て。



映画自体は、可もなく不可もなくといった印象。

嫌いじゃないけど、自分内「好きな映画ランキング」には入らない。

友だちにあらすじを説明したら

「それ電撃文庫じゃん?」

って言われた(゜д゜)

確かにSFXがあったから映画として成り立っているようなものの、話だけで魅せられる映画じゃないかもしれない。

戦闘シーンも、登場人物の強さも「ワルさ」も、いろいろと中途半端。

ロマンスも……あれはむしろ不要だったんじゃないか……。

SFXだって、群を抜いて凄い訳じゃないしね。

あと、編集。前半が冗長で、飽きそうになった。。



と言いつつ、天国/地獄をロコツにモチーフにしてる度胸とか、面白くなかった訳ではない。

徹底的にダメだったということもないので、コメントも自ずと中途半端になります。。。



ちなみにティルダ・スウィントンは大天使ガブリエル役。

中性的なルックスが、霊的な存在にピッタリでしたね。

しかし役どころがなんとも言えずハンパ。

最初のスーツ姿だけで終わった方が良かったんじゃないの。

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ナルニア国物語






予告編に気圧されて、観てきました。

ただ、『ロード・オブ・ザ・リング』をTVで観たばかりなので、どうしても比べてしまう。

戦闘シーンが冗長。

ミュート・スローモーションが多くて。

でも、登場人物・キャラクターのかわいさなら、こちら。

そこはそれ、ディズニーだからな。

子どもに見せたいのはこっち。



子役が秀逸。

ルーシーの利発さは言わずもがなだけれど、いちばん萌えたのはエドマンドだろう!

ああいう生意気ガオ好きだー。

公式サイト見たけど、いちばんオーディションが難航したのが、このエドマンド役らしい。

そりゃそうだ、従順さと反抗的な表情、ひとつの役で出すって難儀だよ。

ところで3人以上の兄弟の場合、下から2番目がハブになる って法則は、洋の東西を問わないのでしょうか。。



あと、タムナスさんがすてき。

ねぇ、裸にマフラーってえろいよね。 ←またそういう話を、、、

あと、『指輪』の方にも種族ごとのカオってのがあったけど(ホビットは正方形気味、エルフは面長)この世界にも「フォーン顔」「ケンタウロス顔」があるのね。

前者はタムナスさんに代表されるような甘い顔で、後者は精悍な顔つきです。

そんな、細かーいところに笑ってました。



……キャラ萌えする映画ってことですか、つまり!?

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『ブレードランナー』


ディレクターズカット ブレードランナー 最終版
ディレクターズカット ブレードランナー 最終版





帰省中です。

暇です。

父のDVDコレクションを勝手に拝見しています。

観たいDVDは、なぜかレンタルをせずに買ってしまう父。

お陰様で帰省中の楽しみが保証されている訳ですが。

気持ちもわかるしね。私もそうだから。レンタルってなんか、他人の手垢が付いてる気がするんだよな。



1982年公開=23年前の映画なんですが、しかし、まったく古びていない。

槍玉に挙げて申し訳ないですが、この映画から『フィフス・エレメント』まで、SFの概念てやつぁ進歩してないのかと問いたい。

ついでに日本趣味も。・・・

衣装の斬新さは、かのヴィヴィアン・ウェストウッドをもインスパイアしたそうですが、なるほど然り。

BGMもテクノ・デジタル系の楽曲ばかりで、今日びのものと「聞き分け」が付かないほどカッコいいですね。

かといってビカビカしすぎておらず、『地獄の黙示録』に通じるような陰鬱さが漂ってるのも個人的に好感。



ストーリーは、明快にして難解。

奴隷労働に従事させられている人造人間・レプリカントたちと、反逆したレプリカントらを処分する特別捜査官・ブレードランナーとの、一幕の対決。

っていうのが最短説明かな。

ただ、これだけだと単なる勧善懲悪なんだけど、実際は「善」も「悪」もないから考えさせられる。


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