2007/09/24 Category : Comics 『GENTE 1』オノ・ナツメ GENTE 1 (Fx COMICS)コレ買っちゃったらアレもコレもとキリがなくなりそーで怖くて買えなかったんだがなんか結局手元にあるというおはなし。『エロティクス・エフ』の名を世に知らしめた名作『リストランテ・パラディーソ』の外伝。『リストランテ・・・』は一人の女の子が主人公でしたが、こちらでは同作品の登場人物が入れ代わり立ち代わり主役に。相変わらずいい話を描くし絵も味わい深いしなんだが、いささかいい話も食傷気味かなぁという気分。たぶんこのまんが単品だとすっごく楽しめるんですが、何冊か持っちゃってると、ね。特に『ラ・クインタ・カーメラ』のテンポの良さには何者も敵わない感じ。ヴィートの話がよかったなぁヴィートすきになった。 つづきはこちら [0回] PR
2007/09/17 Category : Comics 『シュガシュガルーン 8』安野モヨコ シュガシュガルーン 8 特装版 (8) (プレミアムKC)シュガシュガルーン 8 (8) (KCデラックス)なななんか・・・終わってしまっていた・・・てか、特装版ってのがあったんだ・・・何も気にせず普通の買っちゃった・・・(´・ω・`)主人公・ショコラたちが暮らす魔界「ロワイヨーム」は、人間界の人々のポジティブな心が産み出す力を「エクル」と呼ばれるエネルギーとして諸システムを動かしている。しかし「オグル」と呼ばれる堕落した魔族が人間のネガティブな心のエネルギー「ノワール」を利用し、ロワイヨームへの侵攻を図っている。ショコラはロワイヨームの女王候補だが、母は前候補、父はオグルの帝王という、いうなれば「混血」だった。それゆえ身内にしか倒せないオグルの帝王を倒せる唯一の存在だった・・・というオハナシ。少女まんがなので、きちんとキラキラフワフワハッピーエンドなのですが、ハッピーな心の大切さ、愛の強さを描いたオトナへの第一歩な教科書・・・かな・・・。この8巻に関しては、ぶっちゃけ予定調和なのでさほど面白いというワケでは。むしろここまでの、嫉妬は悪いエネルギーを産み出すとか、そういうエピソードの方が寓話的でグッと来たな。何にせよ、安野先生お疲れ様でした。なんか、特装版の準備していて倒れられた・・・らしい・・・; [0回]
2007/09/16 Category : Comics 『プラネテス』幸村誠 プラネテス 5冊セット(全4巻+公式ガイド)いい話でした。存在は知らなかったんだけど、公式ガイドとかあるあたり、けっこうコアなファンを持つまんがらしい。太陽系の惑星に人類が進出した未来が舞台で、宇宙で働く「ハチマキ」と周りの人々との係わり合い、自己練磨の過程が描かれていく。宇宙が舞台ということもあって、人間の小ささというか、人生のイミ、人類の存在のイミ、みたいなものが繰り返し問われます。小説は最初の1行が作品全体を表すというけど、まんがでそれをやっているのは初めて見ました。ホントにね、1ページ目から名作の予感ぷんぷんなんですよ。そして期待を裏切らない。3巻の最後の、ハチマキが生まれたときのおやじさんのエピソードが結構好きです。宇宙で野球。 [0回]
2007/04/24 Category : Comics 『臨死!!江古田ちゃん(2)』 臨死!!江古田ちゃん 2 (2)外出間際に友達から「2巻出たで」との連絡あり、電車移動のお供にせんとするも駅前の書店に売っておらず、結局帰り道に池袋ジュンクで購入。でも表紙が1巻とあまりに違いすぎて見落としただけかもな。グレードは、1巻からアップもダウンもせずといったところ。つまりは面白いということなんですが。江古田ちゃんは相変わらずだねという安心感?「ラミーちゃん」というSM女王様・トップレスダンサーをする新・美女キャラも登場し、「いろんな女の子」の見本帳みたいになってきたやも。帯に抜粋されてる作品が泣ける。書店で、それだけでも読んでみてください。 つづきはこちら [0回]
2006/12/31 Category : Comics マッハで今年を振り返る 〜まんが編〜 私がゆいいつ世の中についていけてるかもしれない分野、まんが。今年はなんといっても『のだめカンタービレ』の勢いがすさまじかったデスね。『ハチクロ』と二大巨頭でしたが、『ハチクロ』が「胸キュン」ものなのに対し老若男女のココロを明るくし、なおかつ音楽的素養もついてしまう『のだめ』の方が、名作度は高い気がします。手塚治虫みたいに語り継がれると思います。 あと今年はオノナツメのアタリ年でしたね!年初めに『クマとインテリ』を後輩に借りてたら、見る間にブレークしちまいました。『生協の白石さん』といい、「人情モノ」が人気の年でしたね。 でも個人的にいま日本でいちばん面白いと言い張るのは『もやしもん』。「おもしろくて、ためになる」をモットーにしている講談社だからこそ作れた、「青年誌に連載している学習まんが」。発売されたばかりの第4巻では、じょじょにですが主人公の内面的な成長もえがかれ、これからも見守っていきたい作品です。 あいかわらずやまだないとセンセにはお世話になりっぱなし。今年は何冊も買いました。 つづきはこちら [0回]