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紫式子日記

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『GENTE 1』オノ・ナツメ


コレ買っちゃったらアレもコレもと
キリがなくなりそーで怖くて買えなかったんだが
なんか結局手元にあるというおはなし。

『エロティクス・エフ』の名を世に知らしめた名作
『リストランテ・パラディーソ』の外伝。
『リストランテ・・・』は一人の女の子が主人公でしたが、
こちらでは同作品の登場人物が
入れ代わり立ち代わり主役に。

相変わらずいい話を描くし絵も味わい深いしなんだが、
いささかいい話も食傷気味かなぁという気分。
たぶんこのまんが単品だとすっごく楽しめるんですが、
何冊か持っちゃってると、ね。
特に『ラ・クインタ・カーメラ』のテンポの良さには
何者も敵わない感じ。

ヴィートの話がよかったなぁ
ヴィートすきになった。

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『シュガシュガルーン 8』安野モヨコ


なななんか・・・
終わってしまっていた・・・

てか、特装版ってのがあったんだ・・・
何も気にせず普通の買っちゃった・・・(´・ω・`)

主人公・ショコラたちが暮らす魔界「ロワイヨーム」は、
人間界の人々のポジティブな心が産み出す力を
「エクル」と呼ばれるエネルギーとして
諸システムを動かしている。
しかし「オグル」と呼ばれる堕落した魔族が
人間のネガティブな心のエネルギー「ノワール」を
利用し、ロワイヨームへの侵攻を図っている。

ショコラはロワイヨームの女王候補だが、
母は前候補、父はオグルの帝王という、
いうなれば「混血」だった。
それゆえ身内にしか倒せないオグルの帝王を倒せる
唯一の存在だった・・・というオハナシ。

少女まんがなので、きちんとキラキラフワフワ
ハッピーエンドなのですが、
ハッピーな心の大切さ、愛の強さを描いた
オトナへの第一歩な教科書・・・かな・・・。

この8巻に関しては、ぶっちゃけ予定調和なので
さほど面白いというワケでは。
むしろここまでの、嫉妬は悪いエネルギーを産み出すとか、
そういうエピソードの方が寓話的でグッと来たな。

何にせよ、安野先生お疲れ様でした。
なんか、特装版の準備していて倒れられた・・・らしい・・・;

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『プラネテス』幸村誠


いい話でした。

存在は知らなかったんだけど、
公式ガイドとかあるあたり、
けっこうコアなファンを持つまんがらしい。

太陽系の惑星に人類が進出した未来が舞台で、
宇宙で働く「ハチマキ」と周りの人々との
係わり合い、自己練磨の過程が描かれていく。

宇宙が舞台ということもあって、
人間の小ささというか、人生のイミ、
人類の存在のイミ、みたいなものが
繰り返し問われます。

小説は最初の1行が作品全体を表すというけど、
まんがでそれをやっているのは初めて見ました。
ホントにね、1ページ目から名作の予感
ぷんぷんなんですよ。
そして期待を裏切らない。

3巻の最後の、ハチマキが生まれたときの
おやじさんのエピソードが結構好きです。
宇宙で野球。

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『臨死!!江古田ちゃん(2)』


臨死!!江古田ちゃん 2 (2)
臨死!!江古田ちゃん 2 (2)


外出間際に友達から

「2巻出たで」

との連絡あり、

電車移動のお供にせんとするも

駅前の書店に売っておらず、

結局帰り道に池袋ジュンクで購入。



でも表紙が1巻とあまりに違いすぎて

見落としただけかもな。



グレードは、1巻から

アップもダウンもせずといったところ。

つまりは面白いということなんですが。

江古田ちゃんは相変わらずだね

という安心感?



「ラミーちゃん」という

SM女王様・トップレスダンサーをする

新・美女キャラも登場し、

「いろんな女の子」の

見本帳みたいになってきたやも。



帯に抜粋されてる作品が泣ける。

書店で、それだけでも読んでみてください。


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マッハで今年を振り返る 〜まんが編〜


私がゆいいつ世の中についていけてるかもしれない分野、まんが。



今年はなんといっても『のだめカンタービレ』の勢いがすさまじかったデスね。

『ハチクロ』と二大巨頭でしたが、『ハチクロ』が「胸キュン」ものなのに対し

老若男女のココロを明るくし、なおかつ音楽的素養もついてしまう

『のだめ』の方が、名作度は高い気がします。

手塚治虫みたいに語り継がれると思います。



のだめカンタービレ 2007年カレンダー のだめカンタービレ 16巻 限定版 「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック



あと今年はオノナツメのアタリ年でしたね!

年初めに『クマとインテリ』を後輩に借りてたら、

見る間にブレークしちまいました。

『生協の白石さん』といい、「人情モノ」が人気の年でしたね。



クマとインテリ OPERA Vol.1-basso/紳士特集-



リストランテ・パラディーゾ LA QUINTA CAMERA~5番目の部屋 さらい屋五葉 1 (1) not simple




でも個人的にいま日本でいちばん面白いと言い張るのは『もやしもん』

「おもしろくて、ためになる」をモットーにしている講談社だからこそ作れた、

「青年誌に連載している学習まんが」。

発売されたばかりの第4巻では、じょじょにですが主人公の内面的な成長もえがかれ、

これからも見守っていきたい作品です。



もやしもん 1―TALES OF AGRICULTURE (1) もやしもん 2―TALES OF AGRICULTURE (2) もやしもん 3―TALES OF AGRICULTURE (3) もやしもん 4―TALES OF AGRICULTURE (4)



あいかわらずやまだないとセンセにはお世話になりっぱなし。

今年は何冊も買いました。

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