2008/04/20 Category : Comics 『少年少女漂流記』古屋兎丸×乙一 少年少女漂流記うーん、いまさら読んどいてナンだけどイマイチ……。本人たちも言っているんだけど、「中二病」作品ばかりの短篇集。オチがどれもヒネリなさすぎて(´・ω・`)あとがき対談がいちばん面白いんじゃねーの。★「中二病」(Wikipedia) [0回]PR
2008/04/11 Category : Comics 『OL進化論』秋月りす OL進化論 (1) (講談社まんが文庫)ファンシーな絵柄に騙されるな!!たまに「江古田ちゃん」顔負けのネタがあるぞ!!! [0回]
2008/03/31 Category : Comics 『人間昆虫記』手塚治虫 人間昆虫記 (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)手に入れたのけっこう前なのに、ナゼかレビュー書いてなかった。why?他人の技術や作品を盗みつつ、「マルチタレント」として表舞台に立ち続ける主人公。でも彼女が「素」でいられるのは、死んだ母親の蝋人形の前だけ……。エンディングは、風化した古代ギリシャの神殿。主人公はつぶやく。「私……さみしいわ…… 吹き飛ばされそう……」なぜそんな心境になってまで、なぜ殺人を重ねてまで、彼女は名声を求めつづけるのだろう?それはたぶん「不信」。自分に寄ってくる男たち、自分を持てはやす世間の声、何よりも「真似をする」だけでしかない自分の才能。それらが信じられなくて、彼女は「偽」でそれに報いる。それでも彼女は辟易している。かりそめでしかない自分の「才能」に群がる世間に。男たちは見抜いている。その「才能」がかりそめで、盗んだものであることに。気づいていながら、彼女に囚われていく。そして破滅する。彼らにもまた、彼女は辟易している。主人公はただ一人、彼女の「盗作」を非難したかつての恋人を欲し、執着する。しかし彼は手に入らない。これがヒント。そう、たぶん彼女は「見破って」「非難して」もらいたいと願っている。自分の「いつわり」を。世間が持てはやす「かりそめ」を。それをしてほしくて、彼女は躍り出つづける。表舞台に。でも、そこに幕が下りることって……あるんだろうか。 [0回]
2008/03/30 Category : Comics 『バカ姉弟』安達哲 バカ姉弟 (1) ヤンマガKCデラックス数作新たに読んだ中で、これは秀逸だったので単独でエントリ。「不定期」連載がまた再開されていると聞くし。妙にIQ高くてこまっしゃくれたふたごの姉弟と、2人の成長を見守る近所の大人たち(が振り回されるようす)を描いた……コメディ……?1話だけ立ち読みしたときはあまり興味引かれなかったのですが、ぜんぶ揃えて読んだらハマった。ご姉弟自体がおもしろいというより、大人の勝手な思い込み、余計なおせっかいが滑稽で楽しいのですね。一見かわいいけど、実は黒いまんがなんだと思う。作者の安達哲って人はもともと重いまんが描く人らしいですね。だからこんなにブラック風味だし、人情とか情緒が味わい深いのか。5巻の最後に収録された、成長後の弟が見せるシスコンぶりが、たぶんこの人の本領なんだと思う。 つづきはこちら [0回]
2008/03/29 Category : Comics 最近読んでるまんが やたらBook・Offで大量に買ったり親元から持って帰ったりしてきている。とはいえ目新しいものはないのでまとめて書いてしまおうと思う。荒川アンダーザブリッジ 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)『聖★おにいさん』がオニ面白いわけだがこっちもおもろい。しかし一番笑えたのはキリストと仏陀が出てきたギャグだった。もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1) (イブニングKC (106))やっぱりコレ面白いよねーと再認識。知的わくわくが止まらない。日本酒の話はタメになるよなぁ。きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC)立ち読みでちらちら見てはいたんだけど、まとめて読んだらもっと面白かった。レシピじっくり見る余裕があるのもあるんだろーけど。料理は楽しいですよね。「毎晩案件1個片付けるのと同じ達成感が得られるなんて!」ローゼンメイデン 1 (1) (バーズコミックス)内面世界へ内面世界へともぐっていってしまうけど、まぁ性質上しょうがないか。少数派かもですが真紅がいちばん好きです。あのたまに見せる母性的な優しさがいいんです。 [0回]