忍者ブログ

紫式子日記

Home > ブログ > Comics

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『人間昆虫記』手塚治虫



手に入れたのけっこう前なのに、
ナゼかレビュー書いてなかった。why?


他人の技術や作品を盗みつつ、
「マルチタレント」として表舞台に立ち続ける主人公。


でも彼女が「素」でいられるのは、死んだ母親の蝋人形の前だけ……。

エンディングは、風化した古代ギリシャの神殿。
主人公はつぶやく。

「私……さみしいわ……
 吹き飛ばされそう……」



なぜそんな心境になってまで、
なぜ殺人を重ねてまで、
彼女は名声を求めつづけるのだろう?



それはたぶん「不信」。

自分に寄ってくる男たち、自分を持てはやす世間の声、
何よりも「真似をする」だけでしかない自分の才能。


それらが信じられなくて、彼女は「偽」でそれに報いる。


それでも彼女は辟易している。
かりそめでしかない自分の「才能」に群がる世間に。

男たちは見抜いている。
その「才能」がかりそめで、盗んだものであることに。
気づいていながら、彼女に囚われていく。
そして破滅する。
彼らにもまた、彼女は辟易している。

主人公はただ一人、彼女の「盗作」を非難した
かつての恋人を欲し、執着する。
しかし彼は手に入らない。これがヒント。


そう、たぶん彼女は「見破って」「非難して」
もらいたいと願っている
。

自分の「いつわり」を。
世間が持てはやす「かりそめ」を。


それをしてほしくて、彼女は躍り出つづける。
表舞台に。

でも、そこに幕が下りることって……あるんだろうか。

拍手[0回]

『バカ姉弟』安達哲



数作新たに読んだ中で、
これは秀逸だったので
単独でエントリ。

「不定期」連載がまた
再開されていると聞くし。


妙にIQ高くて
こまっしゃくれた
ふたごの姉弟と、
2人の成長を見守る
近所の大人たち
(が振り回されるようす)

を描いた……コメディ……?

1話だけ立ち読みしたときは
あまり興味引かれなかったのですが、
ぜんぶ揃えて読んだらハマった。


ご姉弟自体がおもしろい
というより、

大人の勝手な思い込み、
余計なおせっかい
が
滑稽で楽しいのですね。

一見かわいいけど、実は
黒いまんがなんだと思う。


作者の安達哲って人は
もともと重いまんが
描く人らしいですね。

だからこんなに
ブラック風味だし、
人情とか情緒が
味わい深いのか。

5巻の最後に収録された、
成長後の弟が見せる
シスコンぶり
が、
たぶんこの人の
本領なんだと思う。

拍手[0回]

最近読んでるまんが

やたらBook・Offで大量に買ったり
親元から持って帰ったりしてきている。
とはいえ目新しいものはないので
まとめて書いてしまおうと思う。


荒川アンダーザブリッジ 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)
荒川アンダーザブリッジ 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)

『聖★おにいさん』が
オニ面白いわけだが
こっちもおもろい。

しかし一番笑えたのは
キリストと仏陀が
出てきたギャグだった。


もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1) (イブニングKC (106))
もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1) (イブニングKC (106))

やっぱりコレ面白いよねー
と再認識。
知的わくわくが止まらない。
日本酒の話は
タメになるよなぁ。


きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC)
きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC)

立ち読みでちらちら
見てはいたんだけど、
まとめて読んだら
もっと面白かった。

レシピじっくり見る
余裕があるのも
あるんだろーけど。

料理は楽しいですよね。
「毎晩案件1個片付けるのと
同じ達成感が得られるなんて!」


ローゼンメイデン 1 (1) (バーズコミックス)
ローゼンメイデン 1 (1) (バーズコミックス)

内面世界へ内面世界へと
もぐっていってしまうけど、
まぁ性質上しょうがないか。

少数派かもですが
真紅がいちばん好きです。
あのたまに見せる
母性的な優しさがいいんです。

拍手[0回]

PAGE TOP