2008/12/16 Category : Comics 『孤独のグルメ』久住 昌之 (著), 谷口 ジロー (作画) 孤独のグルメ (扶桑社文庫)「グルメ」ったって美食じゃなくて。「『孤独』そのものがグルメ」みたいな、なんかそんなことを言いたげな印象。私の脳内本棚では『バキ』の隣になった。著者たちが意図せぬところで笑いを買う、という点において孤独のグルメ 【新装版】 [0回]PR
2008/12/15 Category : Comics 『喧嘩商売』木多康昭 なんかこの線の細さとリズム、見覚えがあるなぁと思ったら『幕張』の人だった。ギャグまんがの回と、格闘まんがの回とがあります。めりはりつきすぎ。だがそれがよいのかもしらん。山田さん好きです。好感を持っています。十兵衛があいてだったら、確かにレイプされかけても結果的に友達になってしまうかもしらん。 [0回]
2008/12/03 Category : Comics 『死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集』荒木飛呂彦 死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集 (SCオールマン愛蔵版)『アイリン』も佳かったですが、『ジョジョ』から入った身としてはやはり、こっちの方が落ち着きます(ノ∀`)wwけれど『アイリン』と続けて読んだゆえにわかるのは、読者を惹きつける! その「物語構成能力」ッ!!お得意の「密室サスペンス」技法が、短編であるがゆえに遺憾なく発揮されています。『ジョジョ』では埋もれがちな魅力を発見できる1冊。でも吉良吉影の魂って「あっち側」に引きずりこまれちゃったんじゃなかったっけ……?なんでまだ「こっち」でお仕事できてるの……?; [0回]
2008/12/02 Category : Comics 『ゴージャス★アイリン』荒木飛呂彦 ゴージャス★アイリン (愛蔵版コミックス)『ジョジョ』は第1部と現在とでえっらい絵柄が違う、というのはよく言われる話だけれど、それより前の「もっと絵柄が違った時代」の作品集(`・ω・´)『魔少年ビーティー』(パイロット版)なんかは、手塚治虫とか、トキワ荘時代の「日本の少年マンガ」なかんじ。だけれど「ウジュルウジュル」(何かが蠢く音)とか「バアァ~ン!」みたいな登場音とかはすでに「荒木」で読んでいてえっらい盛り上がったwwwwwwwあとは物語の作り方か。「サスペンス」を基本にしている。これは「読ませる」ための技法。密室(状態)での対決シーンとか『ジョジョ』にも結構あるけれど、それは荒木先生が考え抜いて導き出した「読ませるメソッド」なのだとわかる。実際スリリングで面白いしね。そういう、荒木先生の「頭で描いてる」感じ、理知的な部分と、「まんがが好き!」「描きたい!!」っていうアツい想いとが味わえる作品集。ジョジョは「真っすぐ」な主人公たちが織り成す「人間賛歌」だけれど、これに収録されている初期作品には「人間の闇」みたいなテーマに終始しているのもあって、ちょっと手塚治虫の青年マンガ的な「暗さ」も楽しめます。 つづきはこちら [0回]
2008/11/30 Category : Comics 『荒川アンダー ザ ブリッジ(8)』中村光 荒川アンダー ザ ブリッジ 8 (ヤングガンガンコミックス)なんだか『聖☆おにいさん』が盛り上がるにつれ、こちらのクオリティも安定してきた印象。でも今回「大爆笑!!」ってネタが、そういえば無かったんだよなぁ。なんでかなぁ。『中村工房』を読んだので、キャラの使いまわしリユースが行なわれている『荒川』の方が、個人的に思い入れが深くなっていきていたりします。今回「宇宙兎」出たし!!!!!!!!!!!wwww中村工房 3 (3) (ガンガンWINGコミックス)あと、各巻のラストにあるカラーのシリアスポエムページ、けっこう好きです。聖(セイント)☆おにいさん (2) (モーニングKC (1720)) [0回]