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紫式子日記

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『ストーン・オーシャン ~ジョジョの奇妙な冒険第6部~』荒木飛呂彦



今回のは、アレだな、ジョジョを読んだことない人、
特に女子・女性の方に読んでほしいナー(´・∀・)



去年から職場の先輩に「お借り読み」していた(・・・)
『ジョジョの奇妙な冒険』も、第6部最終巻、第50巻(文庫版)までお借りし、
第1部~第6部まで続く「受け継がれる魂の物語ィ!」を読破いたしました。

どの部にもそれぞれの良さがあって、それぞれ好きなのですけれど、
個人的にいちばん好きなのは第6部かなー と思ったので書いてみる。
敢えてサブタイ付けるなら
「女子目線で読むジョジョの奇妙な冒険ン!!
 ~女子は女子でも腐女子じゃないよ~」



ジョジョはじめ、荒木先生の作品を読んでいて思うのは

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『閉じこめたいの』ロクロイチ

都麻さんからの情報で配信開始を知った『閉じこめたいの』。
『コミックi』『コミックシーモア』にて配信中です。

QRコード↓

携帯からご覧の方は★コチラ



ほのぼのラブコメ……ではなく、
「お互い嫌われてると思ってるけど実は両想い」
ってパターン。その恋が成就する物語なわけですが、

自分が相手を恋していることがバレないように
敢えて言葉少なに会話を制限しているシーンとか。
「夢」が大きなモチーフになってるんですが、
夢の中では独占できるっていって
愛の行為をするシーンの描写の美しさ・切なさとか。

うーん、切ない。切ない。切ないなぁ。
この人、切ないの描くの上手いですよね……。
なんていうか、キャラが薄幸顔なのだよな。

最後はきちんと結ばれますけどね。
切なさ大爆発だった分、幸せ溢れるんですよそれがまた。



「青目黒@wiki」内「ロクロイチ先生について」のページにも、掲載しておきました。

あと青目黒先生作品の方も、
『絶対恋愛Sweet』2008年1月号を個人的に入手したので、★作品一覧
掲載作品「おそろいの子❤(ハート)の子」の情報を追加してあります。

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『海月姫』東村アキコ



絶対好きになっちゃう、とわかっていたので、
敢えて避けていた、なんとなく!(←?;)

でも、発売から3ヶ月も経ってるのにリブロで
平積みになっているのを見て、つい……ウズウズッと……。

果たして 面白かった です。

東村アキコ先生の偉いところは、自分のオタク性を認めつつ、
「オタクですが何か」的な開き直り方をしないところ。
オタク受けする要素を隠したり排除したりしない一方で、
「ノンケ」の人々にも取っつく余地をしっかり確保できるところ。

この作品は、東村先生のそんな特性が遺憾なく発揮された良作ではないかなと。
オタク女子には「ちょww これどこの俺wwww」という共感を呼ぶに違いないし、
オシャレ女子には「あー、オタクの子ってこんなこと考えるんだ!?」という
「気付き」の契機になる……のではないかな、と。



というか、渋谷ギャルというかオシャレ女子って、
けっこうオタク女子にリンクする部分が多いと思うんですよね。
「こだわり」に燃やす執念、エネルギーが半端ないという点において。

ギャルの子たちとかある程度「イッちゃう」と、男子の目とか
意識からなくなって「究めていく」境地に入ってくと思うんですよね。
その「なりふりかまわなさ」ってオタク女子と紙一重だと思う。
『CanCam』系から発した過剰な「モテ」志向は、
その反動なんじゃないかと思っているのですけれども。

あとオタクの子はオシャレに目覚めると、すごく花開くんですよ。
「究める」のは慣れてるから。(笑)



話自体は、オタクの主人公が、リア充男子に恋されてしまうみたいな
望まれないシンデレラ・ストーリー(笑)。
抱腹絶倒ギャグの応酬で、この先も目が離せないと思います。

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『テガミバチ』浅田弘幸



浅田センセーは前作『I'll』がすっごく好きで、
自分の中で『I'll』を壊したくなくって、
『テガミバチ』は手を出さないでいたんですよ、実は。

でも気付いたら6巻とかまで出てるし(笑)
なんかアニメ化決定したらしいし(笑)
さすがにファンを自称している/いた以上、読まなきゃかなと(笑)



世界観は全然違う。『I'll』は日本の高校生たちが主人公だった。
今度はファンタジーだ。そして少年だ。(なんか、人類ですらないらしい。)
だけど、私の好きだった浅田センセーが、変わらずそこにいた。
ギャグのセンスとタイミングがゼツミョーで、
「泣ける」話が実はとてもとても上手くて、暑苦しいほど情熱家なのに、
絵のタッチがスマートだからあまりそれを感じさせない。
クロムハーツのアクセサリーみたいな、クールにアレンジされたゴシックの意匠。
「あー、相変わらずカッコいいセンセーだなー」と、懐かしく思った。



毒のないストーリー。
主人公の少年が、世界を覆う闇を、意志の光で切り開いていく。
「相棒」の少女は、なんだこりゃ。
浅田センセー、こんなわかりやすい萌えキャラ描く人じゃなかったでショ(笑)
でもかわいい。フィギュアも出てるらしいし(笑)

集英社ソリッドセレクション10 テガミバチ ニッチ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)
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ただこれ、アレなのよね。
世界観とか、「こころ」をエネルギー化するところとか、
私の中で安野モヨコ先生『シュガシュガルーン』と丸かぶりなのよねwwwww

シュガシュガルーン 8 特装版 (プレミアムKC)
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テガミバチ 1 (ジャンプコミックス) テガミバチ 2 (ジャンプコミックス) テガミバチ 3 (ジャンプコミックス)

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『作家のおやつ』



写真・参考図版が多く、本自体が息抜き的というか、おやつ的な本。

三島由紀夫、手塚治虫、幸田文、澁澤龍彦など、私も敬愛する
作家たちのライフスタイルや「食」への価値観も交えながら、
遺族の方やゆかりのあった方々が、お気に入りのおやつを紹介しています。

毎朝通勤電車の中で読んでいたので、朝から食欲そそられて仕方ありませんでした……。

やたら多かったのは★「空也もなか」
私は食べたことないのですが、相当すごそうだ。
次に上京したとき、食べてみたい。

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