2009/06/12 Category : Comics 『ストーン・オーシャン ~ジョジョの奇妙な冒険第6部~』荒木飛呂彦 ジョジョの奇妙な冒険 50 (集英社文庫 あ 41-53)今回のは、アレだな、ジョジョを読んだことない人、特に女子・女性の方に読んでほしいナー(´・∀・)去年から職場の先輩に「お借り読み」していた(・・・)『ジョジョの奇妙な冒険』も、第6部最終巻、第50巻(文庫版)までお借りし、第1部~第6部まで続く「受け継がれる魂の物語ィ!」を読破いたしました。どの部にもそれぞれの良さがあって、それぞれ好きなのですけれど、個人的にいちばん好きなのは第6部かなー と思ったので書いてみる。敢えてサブタイ付けるなら「女子目線で読むジョジョの奇妙な冒険ン!! ~女子は女子でも腐女子じゃないよ~」ジョジョはじめ、荒木先生の作品を読んでいて思うのは つづきはこちら [0回]PR
2009/06/11 Category : +++Adults Only+++ 『閉じこめたいの』ロクロイチ ★都麻さんからの情報で配信開始を知った『閉じこめたいの』。★『コミックi』『コミックシーモア』にて配信中です。QRコード↓携帯からご覧の方は★コチラ。ほのぼのラブコメ……ではなく、「お互い嫌われてると思ってるけど実は両想い」ってパターン。その恋が成就する物語なわけですが、自分が相手を恋していることがバレないように敢えて言葉少なに会話を制限しているシーンとか。「夢」が大きなモチーフになってるんですが、夢の中では独占できるっていって愛の行為をするシーンの描写の美しさ・切なさとか。うーん、切ない。切ない。切ないなぁ。この人、切ないの描くの上手いですよね……。なんていうか、キャラが薄幸顔なのだよな。最後はきちんと結ばれますけどね。切なさ大爆発だった分、幸せ溢れるんですよそれがまた。★「青目黒@wiki」内「ロクロイチ先生について」のページにも、掲載しておきました。あと青目黒先生作品の方も、『絶対恋愛Sweet』2008年1月号を個人的に入手したので、★作品一覧に掲載作品「おそろいの子❤(ハート)の子」の情報を追加してあります。 [1回]
2009/06/10 Category : Comics 『海月姫』東村アキコ 海月姫 1 (講談社コミックスキス)絶対好きになっちゃう、とわかっていたので、敢えて避けていた、なんとなく!(←?;)でも、発売から3ヶ月も経ってるのにリブロで平積みになっているのを見て、つい……ウズウズッと……。果たして 面白かった です。東村アキコ先生の偉いところは、自分のオタク性を認めつつ、「オタクですが何か」的な開き直り方をしないところ。オタク受けする要素を隠したり排除したりしない一方で、「ノンケ」の人々にも取っつく余地をしっかり確保できるところ。この作品は、東村先生のそんな特性が遺憾なく発揮された良作ではないかなと。オタク女子には「ちょww これどこの俺wwww」という共感を呼ぶに違いないし、オシャレ女子には「あー、オタクの子ってこんなこと考えるんだ!?」という「気付き」の契機になる……のではないかな、と。というか、渋谷ギャルというかオシャレ女子って、けっこうオタク女子にリンクする部分が多いと思うんですよね。「こだわり」に燃やす執念、エネルギーが半端ないという点において。ギャルの子たちとかある程度「イッちゃう」と、男子の目とか意識からなくなって「究めていく」境地に入ってくと思うんですよね。その「なりふりかまわなさ」ってオタク女子と紙一重だと思う。『CanCam』系から発した過剰な「モテ」志向は、その反動なんじゃないかと思っているのですけれども。あとオタクの子はオシャレに目覚めると、すごく花開くんですよ。「究める」のは慣れてるから。(笑)話自体は、オタクの主人公が、リア充男子に恋されてしまうみたいな望まれないシンデレラ・ストーリー(笑)。抱腹絶倒ギャグの応酬で、この先も目が離せないと思います。 [0回]
2009/06/09 Category : Comics 『テガミバチ』浅田弘幸 テガミバチ 7 (ジャンプコミックス)浅田センセーは前作『I'll』がすっごく好きで、自分の中で『I'll』を壊したくなくって、『テガミバチ』は手を出さないでいたんですよ、実は。でも気付いたら6巻とかまで出てるし(笑)なんかアニメ化決定したらしいし(笑)さすがにファンを自称している/いた以上、読まなきゃかなと(笑)世界観は全然違う。『I'll』は日本の高校生たちが主人公だった。今度はファンタジーだ。そして少年だ。(なんか、人類ですらないらしい。)だけど、私の好きだった浅田センセーが、変わらずそこにいた。ギャグのセンスとタイミングがゼツミョーで、「泣ける」話が実はとてもとても上手くて、暑苦しいほど情熱家なのに、絵のタッチがスマートだからあまりそれを感じさせない。クロムハーツのアクセサリーみたいな、クールにアレンジされたゴシックの意匠。「あー、相変わらずカッコいいセンセーだなー」と、懐かしく思った。毒のないストーリー。主人公の少年が、世界を覆う闇を、意志の光で切り開いていく。「相棒」の少女は、なんだこりゃ。浅田センセー、こんなわかりやすい萌えキャラ描く人じゃなかったでショ(笑)でもかわいい。フィギュアも出てるらしいし(笑)集英社ソリッドセレクション10 テガミバチ ニッチ (1/8スケールPVC塗装済み完成品)ただこれ、アレなのよね。世界観とか、「こころ」をエネルギー化するところとか、私の中で安野モヨコ先生『シュガシュガルーン』と丸かぶりなのよねwwwwwシュガシュガルーン 8 特装版 (プレミアムKC) [1回]
2009/06/08 Category : Books 『作家のおやつ』 作家のおやつ (コロナ・ブックス)写真・参考図版が多く、本自体が息抜き的というか、おやつ的な本。三島由紀夫、手塚治虫、幸田文、澁澤龍彦など、私も敬愛する作家たちのライフスタイルや「食」への価値観も交えながら、遺族の方やゆかりのあった方々が、お気に入りのおやつを紹介しています。毎朝通勤電車の中で読んでいたので、朝から食欲そそられて仕方ありませんでした……。やたら多かったのは★「空也もなか」。私は食べたことないのですが、相当すごそうだ。次に上京したとき、食べてみたい。 [0回]