2008/07/26 Category : Myself エログロ立ちぬ ~ごく個人的な雑記~ 今日ジブリショップを見つけて小一時間入り浸っていたんですが、すげぃの見つけちゃった((((゚∀゚)))別アングル。「ぬらっ」としたツヤと、みょうにリアルな口内がたまらない。ちなみにコレ、貯金箱ですwwwwwwwwwいいですね、自作をネタにした捨て身のシャレですね。お買い求めは★こちらから。あらためていやぁ、グロって本当にいいもんですね、という気分になったので、個人的エログロ史をふりかえる、夜。なぜエロまで入るかというと、下でも言うけど両者は分かちがたいから♪ 私にも子どもの頃はあったので、最初に備わったのは「グロ」の感覚だったんですよ。子どもってけっこうグロ好きじゃありません? ヒーロー物の怪人とか。ファースト・ミーツ・グロは、思い返せば『STAR WARS』でした。初期三部作って、低画質だからかもしれませんが、アングラの匂いがすごく香り立ってるんですよね。宇宙人の造詣も、新三部作に比べてグロ寄りだった気がします。CGじゃなくて作り物だったから、よけいに生々しいのかな。『Ⅳ』の割と冒頭に酒場のシーンがあって、いろんな星人によるジャズ・バンドみたいなのがあるんですね。その中にいたゾウ鼻の星人、それが私の中の『SW』だったりする。ジャバ・ザ・ハットのぬめぬめ感とか、カブトを脱いだダース・ベイダー(お父さん)の素顔とか(※このフィギュア、カブトが脱げるらしいぜ。。。)「まずはグロ」と言ったけれど、ファースト・ミーツ・エロも『SW』だ。これこれ。↓これ見たさに何度も6をせがんだら、 「たまには他のを見ようぜ?;」 と父に苦言を呈された。 (´・ω・`)ショボーン 『SW』が両方教えてくれたのは偶然だけれど、けっこうグロとエロって分かちがたくて、私なんかは「エロはグロの一側面」と思ってるフシもあるからなぁ。いやだって、そもそも局部がグロいじゃないですか、造形的に、、、。エロの生臭さというか、「エロのグロさ」を教えてくれたのは伊丹十三先生でした。 生卵とか、エビとかさ。。。っていうかお父さん、子どもが小さいのに伊丹十三とか見せるなよ!!おかげでこんなおとなになってしまったではないですかありがとうございます。あとたぶん同じ頃に藤子F不二雄『ミノタウロスの皿』を読んだんです。ショッピングセンターの中の喫茶店みたいなところに置いてあって、暇だったんでしょうね。ただコレ、「読んだ」という事実だけ憶えていて内容を憶えていない、っていう……。小さすぎて憶えていないのか、ショックで記憶から削除したのかはわからないんですが……。とにかくトラウマだったのは間違いなくて、最近買いなおして読みなおしたんですが、おとなになった今でもショックかったです。これはホント、原義どおりの「トラウマ」なんだと思う。私がエロとグロを切り離せない根源も、ここにあると思う。ここまでが6歳とか、その前後のこと(だと思う)。『羊たちの沈黙』も父のシュミで割と幼少期から観ていましたが、ここまで来ると10歳ごろの話。たぶんね。ヒトのせいにする訳じゃないけど、私のエログロへの許容心って「お父さんが見てる」 ↓「ってことはいい(=世の中的にもOK)なんだ!!」っていう思考回路にのっとっている気がしてきた、ぞ。他に父絡みでは★『週刊大衆』も盗み読みさせていただいてたんですが、トシもトシでしたし、こちらは比較的カラッとしていたというか、「エロの割り切り方」を学ぶ材料になりましたね。イエ、エロ雑誌の中では湿度高め、昭和クサさ充満ってのはわかってるんですが、エロを「笑い」と結び付けるという発想をくれたのは『大衆』。私が「エロ=グロ」一色に染まらなかったのはそういう理由。だんだん自分で見るものを選ぶようになるにつれて、エロの幅も「グロエロ」だけでなく「耽美エロ」「暗エロ」と広がっていきます。「耽美エロ」は天野喜孝。まさにこれ↑、市立図書館で借りてガン読みしてた。「暗エロ」は手塚治虫。神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!だいたい何でテヅカ読み始めたかっていうと、親が『火の鳥』一式揃えてくれたからだったんだけどね。。。 ↑の2作は親に頼んで買ってもらった記憶がある。お母さんも内容確認してから買い与えろよ。おかげでこんなおとなに(ry10歳のときに出会ったビアズリーは、「グロ」「耽美」「暗」全てを備えたエロでしたね。いまだにいちばん好きだ。『もののけ姫』公開は中学のときだったんだけど、オッコトヌシ様から血のナメクジ? みたいなのが出てるシーンは気持ち悪くて全身鳥肌立てつつもガン見する、みたいな。あれで本格的に「グロOK」になった気がする。ってか『ナウシカ』といい『せんちひ』といい、ハヤオはグロいよな。これで冒頭の貯金箱に戻る訳ですが。『ハウル』を映像化したかったのも、グロがあったからじゃね? と疑ってみる。割とこういうおどろおどろしいものを悶々と抱え、中高を過ごしまして。で、大学入ってネットやるようになって、★「hugo strikes back!」さんとか知って、「あwwww私なんかまだ甘いわwwwwwwwww」という認識を得、世の中には澁澤とかダーガーとかいろいろあるんだ!!と★parsleyさんに教わったりなんかし、 あとは自分から進んでエロいものとかグロいものとかエログロいものとかを摂取するようになっていって、 なんというか、今に至る、訳ですよ。振り返ってみると、6歳頃のちょっとしたきっかけの積み重ねがひどい結果を生んでいますねwwwwwwwwwwていうか父の影響絶大杉wwwwwwwwwwwwおぉ、なんかすっごく長たらしく語ってしまった。なんだか久しぶりにここにこういうこと書いたね。3年ぶりくらい?お付き合いくださりありがとうございました。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword