2008/07/25 Category : Comics 『レッド(2)』山本直樹 レッド 2 (2) (イブニングKCDX)学生運動における若者たちの「気分」を淡々と描くまんが。1巻は★こちら。活動資金を調達するため、とうとう銀行強盗という手段に走る。けれどそれは「G(ギャング)作戦」と呼ばれ、「資金なくなってきたな、またG作戦しなきゃな」という程度のノリで、麻痺した感覚の中で行なわれる。アジトを転々と変える、逃亡の日々。「ヤバさ」を感じる同志(特に女子)もいるが、なんだかもう信念なんだか「引き返せない」んだか区別が付かなくなってる感じ。そして、巻末では、「あの日」につながる提案が……。キチガってまいりました━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!って感じかな、全体の展開の中での役割を言えば。でもどこからこんなに「狂気的」だったのか思い出せない。というか、思わせないように描いている、山本直樹が。「『こうなる』のは、特別なことではなく、ふつうのこと」とでも言いたそうに。みんなで囲む鍋とか、のどかそうに描いてるんですよね。ホント、大学のサークルの「宅飲み」みたいに。ちょっとずつ静かに、部分的に「違えて」いく。けど、気付いたときには、確実に「地」から足が離れている。巻末に押井守(学生運動やってたんだね)との対談。ちゃんと読んでないけど、ホントに「ふつうのこと」だったんだなー、という印象。 ちなみに「次巻予告」で使われていたエスイーエックスシーンですが、けっきょく見開き2ページだけですた。しかも表現が「奥ゆかし」かったね。というわけで釣られたクマ━━━━ヽ(´(・)` )ノ━━━━!!!! というおはなし。ほしいよぅ、おかねないよぅ(´;ω;`)HOTTA 堀田 (3)(F×COMICS) (F COMICS)明日また電話するよ [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword