2006/04/07 Category : Books 『空は、今日も、青いか?』石田衣良 空は、今日も、青いか?なんだか石田衣良ばっかり読んでいる女だなぁと思われそうですが、決してそんなことはないんですよ。この間読んだ『娼年』が私の石田衣良初体験。まだまだ3冊目です、世の石田衣良ファンの皆さまにはとてもとても敵いません。石田衣良の初エッセイ集。R25での連載エッセイ『空は、今日も、青いか?』や、日経の夕刊での連載コラムなどを集めてあります。率直に言って、これは、良い。石田衣良のさらさらした文体は、そういえばエッセイ向きです。そして彼の持ち味である優しさが、ダイレクトに読者に向けられている。女性向け雑誌での掲載作品から成るパート?なんか、「本当にこの人、女性を愛してくれているんだなぁ」と痛み入ります。口説かれてる気分になります。まじで。他にも、独自の視点からの経済・政治に関する考察や、文化観もうかがい知れて興味深いところ。もちろん、私生活の片鱗なんかも見えたりして。これがあるからエッセイ読むのは楽しいのだ。ってか既婚・子持ちだったんですね! 所帯染みてないよなーこれは買いです、買い。ここまで人に薦めたくなる本は、久しぶりだ。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword