2005/11/29 Category : Art ヴィヴィアン・ウェストウッド展 photo by Rankin-Icon六本木ヒルズに行く用事があったので、ついでに行っちゃいました。ロックから始まって、古典的要素をパロディし、現在に至るまで……。実際の衣装と、ショーなどの映像資料から、常に時代に先駆けてきたヴィヴィアン・ウェストウッドの仕事の素晴らしさを、歴史的「功績」として知ることができます。展示の後半部分で見られる、ヴィヴィアン・ウェストウッド自身が語るVTRには畏怖の念すら感じます。「世の中の服の90%は体に合わせることを考えていない」「私の服はそれらの服への批判だと思っています」みたいなこと、言ってた。あと、イヴニングドレスの展示キャプションにあった「華やかな服は人生を豊かなものにすると考えています」ってのも、嬉しい言葉だと思ったなぁ。「着るもの」としての洋服を観るだけでなく、そこに込められた社会観・思想まで伝わってくる、静謐ながら情熱的な展示でした。個人的には古典的要素を取り入れ、パロディしたシリーズが好きだなぁ。絵画がプリントされたコルセットとか、いいなぁって。そうそう、もっとパンクでロックでビッチなばーさんだと思ってたら、普通に品の良い、きちんとした方なのね。英語も聞きやすい英語だった。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword