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紫式子日記

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『ジョジョの奇妙な冒険』第1部&第2部



すみません未だに読んでませんでした

と、いうわけで職場の先輩に借りて勉強中。
新しく持ってきてくれるたび笑顔がひきつってる気がする。
自分だって全巻持ってるくせに!o(`ω´*)o



第3部はまだ途中までしか読んでないので、
とりあえず第1部&第2部の感想をメモ。

初期は★スタンドも出てこないし、
絵柄も北斗の拳とか他の格闘マンガぽいし、
私の知ってる「ジョジョ」と違って、最初は戸惑った。



でもだからこそ、エキセントリックな設定や
アヴァンギャルドな絵柄・衣装以外

「ジョジョらしさ」と言いますか、
「荒木センセイらしさ」みたいなものが
より強くうかがえる気がします。

それは何かと言うと、カッコいいこと。
美学。男の道。
と言い換えてもいい。

イギリス紳士だったり、ドイツ軍人だったり、
一族の誇りを持つイタリア人だったり……。

ちょっとプロトタイプかな? 
ってくらいわかりやすい「美学」だけれど、
1人1人のキャラが律儀に、義理堅く守り抜く「美学」。



「信念」を持って描かれてるマンガなんだな、
っていうのを感じる。

荒木先生自身が
「カッコいいとはこういうことォッ!!」
って揺るぎなく信じて描いてるんだと思う。
(だからこそ、ときどき、つぅか全般的に、
滑稽に写ったりもするんだと思う。)




「続き」が待たれるッ!!

あと、★公式Webがカッコよすぐる件。

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『The World of GOLDEN EGGS』

The World of GOLDEN EGGS  The World of GOLDEN EGGS


トレーナーの先輩が全巻持ってたwwwww
冗談で
「貸してくださいよー」
って言ったら翌日ぜんぶ焼いてきてくれたwwwwwwwww



というわけで今さら観ましたごめんなさい。

21世紀的に絶え間なくボケ通しでフォロー無くてオチ無いですが
音楽へのこだわりからは先人たちへのリスペクトが感じられて( ゚Д゚)ウマー。

アメリカン・バラエティをちゃかしつつも
「ほんとうに好きなんだろうな~」
と思わせる、微笑ましいパロディですね。



レベッカは俺。
リアルに話し方とか顔とか似てる。
じっさい、リサみたいなともだちがいて、何だかんだ仲がいい。

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『We Love Mickey -Happy 70th Anniversary-』オムニバスCD



10年前に出された、ミッキー生誕70周年記念CD。
国内の有名アーティストが、ディズニー音楽をリミックス。



単にThe Eccentric Operaの『エレクトリカル・パレード』(↓)の
音源がほしい! というだけの理由で手に入れたのだが、



これ以外もけっこうノれたwww

90年代J-Popを浴びるように育った世代としては
朝倉大介が2曲も寄せているのが嬉しかった。
エレクトロいいよエレクトロ。



しかし、おまけのリーフレットに寄せられた
ハッピーバースデーコメントは、やはり書上奈朋子が
いっちゃんおもろかった。

私はまだ字の読めない頃、絵本を見ながら勝手に
自分で物語を作って人に聞かせるのが大好きでした。

そんなころの格好の餌食となったのが、ディズニーもので、
特に「わんわん物語」は、まずあの耳の長くて眉毛のある
スパゲッティーを食べる犬のことを人間と犬の合体生物とし、
赤ちゃんの実の母としたB級ホラーに作りかえていました。

私は、エキセントリックな想像力を授けてくれた
ディズニーの美しい絵に感謝しています。


これwwwwwwwwww
OKなのwwwwwwwwwwww
ディズニー的にwwwwwwwwwww

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『ナイン・ストーリーズ』J.D.サリンジャー



アメリカ文学好きの友達がいて、その子に感化されて
(つったって知り合ってから5年経ってるけど)読んだ。

その子自身に「読みはじめたよ~」って伝えたら
「どうしたの式子ちゃん、★青春スーツでも着たくなったの!?」
とリアクションされた。
じゃかあしいわ(笑)。



といっても、この短篇集はそんなに青春青春してる感じではない。たぶん。

それよりも、人々のどうでもいい、あたまのわるーいおしゃべり
リアルさにびっくりした。
これがアメリカ文学か!! っていう印象。
野崎さんの訳も上手いんだろうね。



BGMとかを感じない、美化されてない感じ、
湿度の低い雰囲気、編集されてなさそうな会話……。

思い出したのは映画『パリ、テキサス』。
ヨーロッパ人が描いたアメリカってことで、
プロトタイプな「アメリカ像」なんだろうけど、
サリンジャーの語り口にも似たような雰囲気を感じた。

そういう、「空気感」を楽しむ作品……かな、
とりあえず今のところの私の中での位置づけは。



パリ、テキサス デジタルニューマスター版
パリ、テキサス デジタルニューマスター版

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『東西不思議物語』澁澤 龍彦



このひと、ほんとに物知りだな~ とか、

このひと、ほんとに「おもろいこと」好きなんだな~ なんて再認識。



あまりテーマを厳しく縛らず、タイトルどおり古今東西の
不可思議だったり「非科学的」だったりする事象・伝承

いくつかのケースを引き合いに出して、紹介してくれてます。



すげぇなと思うのは、東西で似たような伝承があったら
「興味深い」といって比較できる、その知識の幅。

なんていうかこの人って、ダークな趣味における
検索エンジンみたいな人だと思う。
それ自身では何でもないんだけれど、
いろんな情報の仲介人であり媒体であり、って感じ。
「ググれカス」ならぬ「シブれカス」みたいな。



あと、文体っていうのかな、語り口でワクワクしてるのが伝わる。
特にこの本ではそれを感じた。

エロとかグロとか悪魔崇拝とかを好んでても、
彼自身の精神は「病んで」いないのがすごく好感持てるよね。
ほんとうに「少年」的、明るいカラッとした好奇心
エロとかグロとか悪魔崇拝とかを研究・紹介してる(笑)。

稀有な人だったんだな、と思います。

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