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紫式子日記

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『モーニング・ツー No.18(2009年3/2号)』

『モーニング2』オフィシャルサイト

まんが雑誌でこの表紙というのは編集部かなり思い切ったよなー、と思う。
今回の表紙によってモ2の業界内での立場を再確認したかんじかちら。



今回いちばんツボったのは『変ゼミ』かなー。
「俺が水越を調教した」みたいな優越感で水越先輩への
未練を覆い隠していたコムギ先輩だったのに、
「正直言ってコムギ君でイケたことなかったの」
という驚愕のカミングアウトをされて、荒治療系デトックス。

「やっと君離れできた気がするよ」
……最後にしっかり悔しオ●ニーしてるけど(´・ω・)w

変ゼミ 1 (1) (モーニングKC)
変ゼミ 1 (1) (モーニングKC)



あと異例の4部連載となった『不思議な少年・聖フランツ』が完結しますた。
正直4回も使う内容だったかな、と思うけれど、
こんだけ長かったのに全然ダレた感がない辺り、さすが山下和美だなー。



次号はやまだないと『ビアティチュード』が表紙らしいです。
でも作品が掲載される、とは書いてないんですよねー(ノ∀`)

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『東京奇譚集』村上春樹



パラパラ立ち読みした程度で未読だと思っていたんだが、
読み返していくうちに「あ、これ読んだわ」と思い出した。
でもこのblogに記事が無い辺り、やっぱりあんまり
根を詰めては読んでないのだろうなぁ。

と、まぁそんな風に読んだかどうかも忘れるほど印象が薄い短篇集……。
読みやすいが故に流れ去りやすい、というのもある。
今日1日、往復2時間の通勤時間で読みきってしまった。

内容もなんだかそんな感じ。
偶然居合わせて「あ、前も遇ったかも?」と思い当たるみたいな。
どれも読後感が良いっていうのも影が薄い原因かなー。

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『ララピポ』奥田英郎



ずっと文庫化されず手に取りそびれていたのだけれど、
映画化されるってことで読みましたァン!

さすが奥田英郎、めちゃくちゃ読みやすかった、2日で読めちゃったー

滑稽さと物悲しさって紙一重というかひょっとしたら同じもので、
見る側の残酷さのレベルあるいは偽善のレベルが違うというだけの気がするのだな。
奥田英郎の作品は、それをわかりやすく思わせてくれるからすげぃ

そしてその物悲しさ、滑稽さを読む側に引き寄せさせる。そこがまたすげぃ



映画は映画で独自の解釈がなされているみたいですね
どう料理してくれるのか楽しみで仕方ない

でも私成宮くんの演技にがてなのだよな、忘れてた

映画「ララピポ」オフィシャル・コンピレーション・アルバム
映画「ララピポ」オフィシャル・コンピレーション・アルバム
音楽もかなり力が入っている、みたい。
とりあえずAIの歌う主題歌がきちんと
「ラッラピーポー! ラッラピーポー!!」
に聴こえて感動しているます

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『ナインの契約書―Public Enemy Number91』二階堂 紘嗣



えぇ~と、肌に合わないので普段は読まないんですよ、ラノベ。

ただ、これ友達の友達なんです、第4回MF文庫Jライトノベル新人賞「佳作」。
その縁で読ませていただきました。



他のラノベってのを読んだことがないからよくわからないのだけれど、
本当は純文学を書きたいのかなぁ? って思った。
あるいは純文学の要素をライトノベルの文体で再解釈した?

「オチ」というかどんでんがえしにすごく力が入っている。
すごーく、自分を追いつめて、考えぬいたんだろうなぁって思う。



でもやっぱ……部分部分でちゃっちいというか、
安っぽく思えてしまうんだよなー、
これはこの作者さんに限った話でなく
「ラノベの書き方」なんだと思うけど。

とりあえず一点、ニュース番組のアナウンスがアンリアル。
そこはわざわざ本名公表しないよ、ってツッコんでしまった。



文章は読みやすいです。あたまわるくなさそうというか

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