2009/10/04 Category : Stationery 引き続き手帳のことを考えている 果たして例年通りMark'sの「アポイントメント・プランナー・リミテッド」でいいのかどうか、と悩みはじめている。メモ欄は空欄が多いし、正直有効利用できていない感がある。マンスリー欄にプロジェクト全般のスケジュールを書いて、ウィークリー欄にその日その時間帯に何をやったかと、着たもの食べたものを書いているくらいか。同じMark'sでも「マイ・スタイル・アジェンダ」のが自分を見失わずに済む機能が多そうで、気になるんですよね。2010 手帳 マイ・スタイル・アジェンダ / ヴィヴァーチェ / パープル(ST)中は★こんなかんじ。でもバーチカルが30分刻みじゃなくて1h刻みなんだよな、コレ……。友人が↓を買ったとメールしてきた。小室淑恵のワークライフバランス手帳2010小室淑恵さんは「ライフハック系」の方の中でも好きなタイプ。大学に講演に来たときに見た、ぶっちゃけトークが楽しかった。その小室さんのプロデュースした手帳。★ディスカヴァー・トゥエンティワン社の特設ページを見ると、「1時間あたりの労働単価を計算する欄があるので、 自分が給料にみあった働き方をしているのか意識できます。」とか書いてあるwwwwww 攻めるなぁwwww毎日毎日方眼メモにToDoリスト書いてるので、「これはひょっとしてほぼ日手帳でやるべきことなんじゃないか!?」と思ったりもしている。★ほぼ日手帳2010でもやっぱりToDo以外の雑メモ書くスペース無いからな。Cousinならスペースあるけど、ただでさえ厚いのに重いのが加わるからな。あと使う予定はないけれど、いまフェリシモでお買い物を続けているので、フェリシモ手帳ももらえる予定。★フェリシモコンテンツ みんなで作ろう! スケジュール帳プロジェクト可愛いですよね。ウィークリー、合わないんで使いませんが……。さらに私に関係ないことだけど、宝島社が出しているブランド手帳、あれは上手いとこ目を着けたなって思います。何がって、本屋で売ってるってのがポイントだよね。本と一緒に文房具売ってる本屋じゃない限り周りに競合する商品が無いし、文房具売ってる本屋だったとしても気が利くところだったらファッション誌コーナーの近くに置いてくれるしね。 ツモリとX-girlは中が安っぽい紺色×朱色インクで「うはwww ひでぇwwwww」って感じだったけど、cherはすっきりしたバーチカルタイプでいいかんじ。MILKFED.はピンクピンクしてたような記憶……まぁ、可愛い好きの方なら。A BATHING APEは無骨にグレースケールで一応バーチカルだったけど、無駄に装飾に凝ってて書くスペース狭苦しかった。ええんか? アレでAmazonレビュー見るとカバーの縫製がヒドいらしいんで(笑)、店頭で比較して「マシなの」を購入した方がいいかもですね。せっかく買うなら自分の町の書店に貢献してあげてください。 [0回]PR
2009/09/15 Category : Books Mark'sによるMark'sの、Mark'sファンのための ~『マークスダイアリーブック』~ マークスダイアリーブック5年連続? 手帳はMark's、というわたくしですが、どうも手帳事業開始10周年らしい。記念本が出ました。買いました。えぇ、買いましたとも。豪華フルカラー。そしてレイアウトがおされだ。Mark's系列のお店でよく、エデシオン・ドゥ・パリっていう出版社の『パリの○○』みたいな本売ってるじゃないですか。わたし知らなかったんですけど、その出版社がMark'sの母胎だったらすぃ。この本もそこが編集しています。ビジュアル中心なので読むところは少ないのですが、「日本のデザインダイアリーの歴史と重なる」と豪語する「10年のあゆみ」の章や、館神龍彦氏による「近代化に伴う手帳の誕生~バブル崩壊後までの手帳の歴史」みたいな章はふつうにタメになります。近代になって個人が自分の時間を自分で管理するようになって手帳(あと実は腕時計も)が生まれ、さらにバブルが崩壊して企業がくれる「会社手帳」が配られなくなってMark'sみたいなメーカーが出している手帳の需要が上がってきた、みたいなそんな話、簡単にまとめるとだけれど。「11人11とおりの使い方」は、タメになるというより「他人の手帳拝見コーナーって何でこんなにおもろいんじゃろ」ってかんじ。ひみつを覗き見てるかんじがいいのかなぁ。今日も今日とて下衆でごめん。あとはまぁ手帳の写真見てるだけでうきうきはぁはぁできるんだよな、わたしは。きもいいろいろとわたしのきもいところをあぶりだす本ですが、これが1,500円で手に入るってのはいい買い物だと思うんです。 [0回]
2009/09/08 Category : Books 杉本彩とよしながふみ ~キリスト教的"食の道"と仏教的"食の道"~ 友人によしながふみ『愛がなくても喰ってゆけます。』と『杉本彩の男を虜にする料理』の両方を借りて読んだ。この友人は食べること好きで、食べる系の本・マンガも好きで『作家のおやつ』や『孤独のグルメ』なんかも過去に貸してもらったことがあるが、これほどまでに"食"に関するイデオロギーがはっきり主張されていて、なおかつ似て非なる方向を向いている2冊を同時に借りたことはない。杉本彩の"食"は体育会系であり、目的志向的であり、誤解を恐れずに比喩するなら「キリスト教的」であると思う。キリスト教には最終目標がある。裁きの日に神の側に選ばれ、とこしえの平安を得るという目標が。杉本彩の"食"はそんなイメージをもたせる。「男に愛されるため」「美しさを保つため」過酷な訓練を積み、"発表の日"に成果を出そうとする。一方、よしながふみにはそういった目的志向性があまり感じられない。かといってノホホンと、漫然と食を享受しているかというとそんなことは決してない。『愛がなくても~』には「どうしたらそんなに美味しい店を見つけられるの?」と尋ねられた際に、以下のように答えたエピソードが載っている。「あたし 仕事する時と寝てる時以外は ほぼ四六時中食い物の事を考えて生きてんのね てゆーか 仕事によっては仕事してる時も食い物のことを考えてんのね あたしがこんだけ食い物に人生捧げてきたんだから 食い物の方だってあたしに少しは何かを返してくれたっていいと思うの」その欲望はあくまでストイック、求道的だ。修業的ともいえる。『愛がなくても~』は、地道にウマいものを求める「求道」の結果、よしながふみが辿りついた、当時の段階での「境地」を描いている。しかし、これも「究極形」の趣は呈していない。もう10数年したら、もっとウマい店を集めた『愛がなくても~(2)』が描かれるのではないかという予感を覚えさせる。よしながふみの"食"へのこの姿勢がより顕著に現れているのは、最新作『きのう何食べた?』かもしれない。 ゲイのカップルが2人で食べる手料理のレシピを毎回淡々と掲載していくこの作品において、料理は相手の心を摑む手段や、美容を維持するための道具ではない。"食"は"食"なのだ、延々と続く日常を、節目節目で彩り、引き締め、明日につなげる日々の営み。果て無きこの探究は、私の目に"仏教的"とうつる。愛は"食"を救ってはくれない。"食"道においてよしながふみを救済しうるのは、よしながふみ自身なのだ。(そしてその救済が完了する日が来るという保障は、ない。)2人には共通点もある。「食をおざなりにする男とは一緒にいられない」という共通点だ。しかしこれはキリスト教でも仏教でも「他者を傷つけてはいけない」と言っているのと同じようなもので、「言うまでもないだろwww」という当然の部分がどちらでも書かれているにすぎない。 [0回]
2009/09/06 Category : Music 電脳の海に音楽の奔流 ~『イノセンス オリジナル・サウンドトラック』~ イノセンス オリジナル・サウンドトラックそういや『攻殻機動隊』シリーズに鬼はまりして、映画版・TV版・原作フルコンプしたのにその話をぜんぜんしていなかった気がする。なんで今さら攻殻って感じなんだけど、順を追って説明すると 今さらジョジョにはまる →ジョジョMAD見まくる →★「【手書きジョジョ】攻殻2ndOPでジョジョ3部」にはまる →攻殻の音楽を聴くようになる →攻殻の映画・アニメを観るようになる →攻殻にはまるっていう過程を経てきているので、言ってみれば私にとって攻殻=攻殻の音楽と言っても過言ではない。んで、『イノセンス』……の、音楽。TV版の菅野よう子ももちろん素晴らしいんだけれど、映画版はやはり映画音楽! て感じで重厚さが違いますよね。映画版『攻殻機動隊』&『イノセンス』のOPさいしょ聴いたとき失礼ながら「姫神?」とか思ったんですが……(汗)まぁご存知ない方は何となくああいうテイスト、ってイメージしてもらっていいと思います。重厚。壮大。幻想的。darkness.不安。不気味さ、美しさ。全部が入っています。私が音楽に求めるもの、全部。『イノセンス』から『未來のイヴ』に入るように、音楽からアニメに入ってもいいんじゃない? と思います。それだけの力が、攻殻シリーズの音楽にはある、という意味で。 つづきはこちら [0回]
2009/09/05 Category : Stationery 文房具を良いものにしたら仕事の効率も少しは上がるんじゃないですか(2) ~Rollbahn(ロルバーン)メモ帳~ ロルバーンポケット付きスリムメモ【ライトイエロー】 NRP05 LY★デルフォニックスという、ドイツぶった(?)日本のメーカーが作っているメモ帳のシリーズ。クリーム色の方眼紙、ゴムバンド、後ろに付いてるクリアポケットなど、いちいちいちいち気が利いた機能に一度使ったら手放せません。表紙の色も13種類(!)もあるので、毎回変えられます。というか変えています。(ホワイト、レッド、ローズ、ピンク、パープル、ソフトブルー、ブルー、ダークブルー、ダークグリーン、グリーン、クリーム、ライトイエロー、ブラック)学生時代はイマピンだったんですが、社会人になってからRollbahnの便利さがわかったな。そもそも学生なんて、メモする用事ないもんね。社内でも屈指のto doリスター(造語)な私を支えているのはこのメモ帳です。開いて、右のページにその日のto do、左のページに雑メモをガシガシ書いています。RHODIAはあの蛍光パープルが目に痛くてたぶんむりです。前使ってたのはふつうのMサイズ。DELFONICS/デルフォニックス ロルバーンポケット付きメモ【グリーン】 NRP01 GLでも1日のタスク量が増えて(笑)、1ページじゃ書ききれんくなって、縦長の「スリム」に変えました。彼氏の人が使っているのはこのサイズ。DELFONICS/デルフォニックス ロルバーンポケット付きミニメモ【ダークブルー】 NRP02 D彼はスケジュール帳もこのサイズでほしがるほどの「ポケッタブル」好き……というか、手にいろいろ持ちたくないらしい。to doリストは「その日やること」を漏らさないのに有効ですが、「その週やること」が漏れちゃうのが欠点。週単位の「やること」も一応日々のto doリストの中に書いて、できんかったらチェックボックスにレじゃなく×付けて次の日のページに書き写す……てやってたんですが、これこそ手帳の週間ページ使うべきじゃね? と一昨日あたり気付いた。ので、その方向でやり方を再検討してみます。 [1回]