2009/09/15 Category : Books Mark'sによるMark'sの、Mark'sファンのための ~『マークスダイアリーブック』~ マークスダイアリーブック5年連続? 手帳はMark's、というわたくしですが、どうも手帳事業開始10周年らしい。記念本が出ました。買いました。えぇ、買いましたとも。豪華フルカラー。そしてレイアウトがおされだ。Mark's系列のお店でよく、エデシオン・ドゥ・パリっていう出版社の『パリの○○』みたいな本売ってるじゃないですか。わたし知らなかったんですけど、その出版社がMark'sの母胎だったらすぃ。この本もそこが編集しています。ビジュアル中心なので読むところは少ないのですが、「日本のデザインダイアリーの歴史と重なる」と豪語する「10年のあゆみ」の章や、館神龍彦氏による「近代化に伴う手帳の誕生~バブル崩壊後までの手帳の歴史」みたいな章はふつうにタメになります。近代になって個人が自分の時間を自分で管理するようになって手帳(あと実は腕時計も)が生まれ、さらにバブルが崩壊して企業がくれる「会社手帳」が配られなくなってMark'sみたいなメーカーが出している手帳の需要が上がってきた、みたいなそんな話、簡単にまとめるとだけれど。「11人11とおりの使い方」は、タメになるというより「他人の手帳拝見コーナーって何でこんなにおもろいんじゃろ」ってかんじ。ひみつを覗き見てるかんじがいいのかなぁ。今日も今日とて下衆でごめん。あとはまぁ手帳の写真見てるだけでうきうきはぁはぁできるんだよな、わたしは。きもいいろいろとわたしのきもいところをあぶりだす本ですが、これが1,500円で手に入るってのはいい買い物だと思うんです。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword