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紫式子日記

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『生協の白石さん』


生協の白石さん
生協の白石さん




思ったこと。

白石さんになったつもりでblogのレスとかすれば、後味の悪さは無くなるんだろうなぁということ。

私は割とキレっ早い方なのですが、しばらく白石さんを見習ってみたいと思います。

白石さん自身による後書が、いちばんじーんとします。

お母様、崎子さんておっしゃるのね。

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『死化粧師(4)』三原ミツカズ


死化粧師 4 (4)
死化粧師 4 (4)




「ゴスロリじゃない三原ミツカズ」の最新刊。

エンバーミングという、「遺体に防腐、殺菌、修復などの処置を施し、生前の姿に近く戻す技術」を職業とするエンバーマー・間宮心十郎と、彼の依頼人たちにまつわるエピソードが綴られていくまんがです。



「死」が物語の軸になっている分、話は重たいのですが、その分込められている「思い」も深く、読んでいて心温まります。

あと、心十郎のキャラが秀逸。

エンバーミング後は猛烈な寒気に襲われ、「体温がほしい」と言って毎度違う女の子と「ムイムイ」する。

なのに、本命のアズキちゃんにはラブコメの王道、「好きだからイジワルしちゃう」だし、もし指でも触れようものなら、自制できない不安に駆られて突き放してしまう。

女性が描いてる男の子が主人公のまんがって、こういうのが面白いんだよなー。ニヤニヤ。



今回は「花の門」「雨やどり」と、心十郎×アズキちゃんネタが2話収録されていて、心十郎の恋を応援する会・会員(何それ)としては心なごみましたね。

あと、さすがにゴスロリ禁断症状になったらしく、ゴスロリキャラが出てくる会もあったし。

人形作家の椿ちゃんも再登場したし・笑。

いちばん「ヤられたっ!」と思ったのは巻末の「枯れないバラ」かなー。

展開が上手かったですね。心憎い。

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元旦広告メモ


うちのは読売新聞ですが、大手新聞は同じの出してるんじゃないでしょうか。





らぶりー賞は是非三越に。

やっぱ動物の子どもを使われると弱いね(笑)

特に私はあれなんですよ、獅子座で動物占いもライオンだから、愛着が違うんですよ。





元旦の初びっくりは、資生堂の広告の壮麗さ。





みんな椿持ってるし。

マジョリカマジョルカ、unoで見せてくれた広告の上手さが、ここでも拝見できました。



講談社と集英社は、5面と6面で裏表対決だったのですが、えらく「推し方」の違いが現れてましたね。


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介護と我が家


新年早々辛気臭い話をします。

おめでたい気分に浸りたい人は、三が日後に読んでね。

と言っても、祝日/平日を問わない、365日、24時間付きまとうタイプの話題ですが。





介護云々が世間で取り沙汰されるようになって久しいですね。

うちも例に漏れずで。

介護が必要な老人を二人、抱えています。


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『ブレードランナー』


ディレクターズカット ブレードランナー 最終版
ディレクターズカット ブレードランナー 最終版





帰省中です。

暇です。

父のDVDコレクションを勝手に拝見しています。

観たいDVDは、なぜかレンタルをせずに買ってしまう父。

お陰様で帰省中の楽しみが保証されている訳ですが。

気持ちもわかるしね。私もそうだから。レンタルってなんか、他人の手垢が付いてる気がするんだよな。



1982年公開=23年前の映画なんですが、しかし、まったく古びていない。

槍玉に挙げて申し訳ないですが、この映画から『フィフス・エレメント』まで、SFの概念てやつぁ進歩してないのかと問いたい。

ついでに日本趣味も。・・・

衣装の斬新さは、かのヴィヴィアン・ウェストウッドをもインスパイアしたそうですが、なるほど然り。

BGMもテクノ・デジタル系の楽曲ばかりで、今日びのものと「聞き分け」が付かないほどカッコいいですね。

かといってビカビカしすぎておらず、『地獄の黙示録』に通じるような陰鬱さが漂ってるのも個人的に好感。



ストーリーは、明快にして難解。

奴隷労働に従事させられている人造人間・レプリカントたちと、反逆したレプリカントらを処分する特別捜査官・ブレードランナーとの、一幕の対決。

っていうのが最短説明かな。

ただ、これだけだと単なる勧善懲悪なんだけど、実際は「善」も「悪」もないから考えさせられる。


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