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紫式子日記

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『のだめカンタービレ』二ノ宮知子




のだめカンタービレ 1〜12巻セット
のだめカンタービレ 1〜12巻セット




ごめんなさい今さら読みました。

講談社のESを書き上げ、締切日の午前中に提出した自分へのご褒美。

27日、まん喫にこもって全巻読破いたしました。

入社させてくれたら買う



評判どおりの好作ですね。ほのぼのしている。

毒とか薄暗さがないんですよね。

こういうまんがは久しぶり。



しょっちゅう笑って、ときどき泣きました。

のだめと千秋先輩の、コミカルだけどさりげなぁ〜く発展していく関係が良い。

いつの間にこんなに仲良くなってたんですか? 気づかなかったんですけど・笑



いちばん好きなのは、千秋先輩が帰省中ののだめの元に行って、後ろからハグするところ。

そしてのだめ父に

「なんばしよっとか!」

と怒鳴られる、っていう……笑。

まんがだなぁと思うし、だからまんがって良いんだなぁと再認識させられる。



知ってる曲が作中に出てくると嬉しくなりますしね。

これはクラシックブームも起こすわ……。



ちなみに今は、千秋真一指揮・R☆Sオーケストラの演奏をBGMにこのエントリ書いてます。




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『ハオトルミコ』やまだないと




毎度お馴染み、エロまんが家(いや実際はたぶん違うんだけど)やまだないとですが。

今回ご紹介するのはまんがでなしに、小説です。



ラブコスメティックという女性向けアダルトグッズ通販サイトがあるのです。

アダルトグッズというと響きがエグいですが、なかなかに爽やかで可愛らしいデザインのサイトです。

そことやまだないとのコラボ企画なんですね。

全4話で、メルマガで1日1話ずつ配信されます。



ストーリーの方はメルマガ取っていただくとして……

やまだないと、小説もイケんじゃん!?

というのがとりあえずの感想。

比喩が上手。

企画の性質もあり、オナニーシーン・セックスシーンの描写が多いのですが、上手ぁく可愛らしく、かつエロく仕上げてあります。

結末も、暗いわけじゃないけれど切なくて、

「あぁ、やまだないとだなぁ」

って感じ。



やまだないと独自のオナニー観も披露されていて、

「やっぱこの人エロのこときちんと考えてるな〜」

という印象。

「なるほど、そうくるか」

みたいな。



まんがと違って無料ですから、紫式子が絶賛してるやまだないとってどんなやつなんじゃいとお知りになりたい方は、これを機に読んでみてください。

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芥川賞『沖で待つ』絲山秋子






講談社のES進まないから気分転換に読んじゃった。

芥川賞。



しんみり沁みいる系の話です。

んで、男女の友情モノ。

中でも同期入社の絆、のようなもの。



男友達がやたら多い身としては、シメの部分なんかに共感持ったりもしました。

そしていちお就活中だから、「仕事仲間ってこんなもの」というのを一足早く教えてもらった気分。



正直、インパクトがそんなにある話ではありません。

ですが、設定や回想の挟み方などがけっこう大胆で、「ざらり」とした違和感のようなものを覚えます。

その「ざらり」で好き嫌いが分かれる作品じゃないかな。

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『Wabby&Sabian』(ワビー&サビアン)


Wabby&Sabian
Wabby&Sabian




誰も知らないと知りつつ、書上フリークを自称しているワタクシですが。

恥ずべきことに、今まで1枚のアルバムを買いそびれていました。

それがこれです。

「ワビー&サビアン」

だって、名前が安直すぎるんだもん……。



ところがとある企業の選考課題で書上奈朋子のことをアツく書いたんです。

で、参考にするために彼女の公式サイトで日記の過去ログを読み漁っていたのです。

私が定期的に読むようになる前のログ。

すなわち2002年のログ。

それがちょうどこのアルバムの発売時だったんですね。

当然日記には頻出。

鼓膜が聞こえぬ音にビンビンします。

いっ……今更でも聴いていいッスか!?



といういきさつで、課題を郵便局に出したらその足でHMVへ直行。

いゃー……

なんで4年前に買ってなかったんだ、自分。

童謡のアレンジが中心なのですが、童謡だからって侮るなかれ

ファンキーセクシーイッちゃってる

turan.は「トリップ・ボッサ」だったけど、こちらは「トリップ童謡」。

さ……さすが書上奈朋子……。惚れ直しました……。



ちなみに個人的にハマったのは#4『夜明けの晩に(かごめかごめ)』。

聞き覚えはあるのに何の曲だか思い出せない……ってほどにファンクなアレンジです。

実は

#1『フルサト(ふるさと)』

#2『それが、乙女の祈りなのよ(乙女の祈り)』

#3『別れの歌(別れの曲)』

の方がいい曲なのですが、今だと私の心のやらかい場所をこれでもかとしめつけるので、ちょっと控えます。




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『ことのは』麻生みこと


ことのは
ことのは




麻生みことは好きですね。

好きなまんが家Top5というほどではありませんが、Top10には確実に食い込みます。

『GO! ヒロミGO!』っていう、日本最高学府T大を舞台にしたはっちゃけギャグまんがを描かれているのですが、それがすっごく好きで。

爆笑できるんですけど、スマートなんですよ、台詞回しとかが。

絵もすっきりしてますしね。

大学受験の際のモチベーションにしていたことは言うまでもありません。

いや、落ちましたけどね、T大。



ところでこの『ことのは』。

『ヒロミ』に慣れていた私にはいささかnice surprise……。

お得意のお元気ギャグも健在ながら、せっ……正統派学園ラブコメじゃないっすか!!!

しかも……部活がモチーフだなんて!!



でもさすがそこはスマート麻生先生、ラブも全くウザくないですね!!

まさに正統派、爽やかです。

エロは言わずもがな、キスすら無し

読んでてむずがゆいくらいの初々しさですね!

高校生、良いなぁ とか思っちゃいました・笑。



生臭く泥臭い世界に侵されたオトナの皆さんも、久しぶりに甘酸っぱい気分に還ってみませんか

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