2009/06/14 Category : Plays 平野あかね&フ透明少年パフォーマンス@クリエーターズマーケット( 於なごやポートメッセ) ★フ透明少年OfficialWebsiteフ透明少年さんは、名古屋を中心に活動するパフォーマンスユニット。昨日・今日となごやポートメッセで開かれた「クリエーターズマーケット」に招待団体として出演なさるとのことで、観に行きました。観客の目の前でメイク中。平野あかねさん製作の、ビニールひもを利用したセット。私が見たときも製作中で、どんどん拡がっていったらしいです。最終17時からの回では、これの解体パフォーマンスもやったそうです。さぞかし迫力だったろーなー。予定の13時より少し早く、静かに音が奏でられはじめて、パフォーマンス開始。 白塗りメイクで「暗黒舞踏っぽいのかな?」と思っていたのですが、そういった意識はない様子。(立ち上げのとき)人形っぽい動きを意識したい、という思いがあり、動きの追求をしていく中でパントマイムやロボットダンスなどを取り入れていったそうです。 パフォーマンスは、音楽をバックに、リズムに合わせて行われます。私が拝見したのは本日13時からの回でしたが、前半は打楽器中心でエキゾチック・エスニックな雰囲気の曲。後半はオルゴールぽい、遊園地に流れていそうな曲。前後半の間にはねじの切れる音が挟まれ、それを合図にダンサーの方たちはいちど地面に崩れ落ちました。「人形」だからね 衣装にはフープが内蔵され、「人形らしい」水平の動きを意識させます。ちなみに芯材は光ファイバーとかを地中に埋めるとき使われるケーブルカバーらしい(!)メイクは演じる役柄などに合わせていて、ダンサーさんごとに違います。とはいえ毎回統一されたテーマはあって、今回は「泡」。サウンドにも、水音っぽい音が使われていました。お聞かせできないのでアレなのですが、電子音ぽい音やオルゴールぽい音、ぜんぶギター一本で出しているらしい……。開始前・終了後とも、「人形の動き」を絶やさないダンサーさんたち。そのまま公演のチラシを下さったり、子どもに近寄って怯えさせたりしてました(笑)全体の印象。フ透明少年さんのパフォーマンスは初めて拝見したのですが、観客を異世界に連れ去るのがとてもお上手な方たちだなぁと思いました。ふだんこういったものを見なさそうな方たちまで、足を止めて目が離せないでいました。動き・音楽・衣装・メイク・視覚効果(映像)・舞台装置……。すべてが「表現したい世界」に向かって追究されているからなのだろうと思います。踊りをやりたい人、音楽をやりたい人、絵(メイク・ボディペイント)をやりたい人、映像をやりたい人……。それぞれが集まったら、何か面白いこと出来るんじゃないかな?という発想から始まったという「フ透明少年」。メンバーの方々の、楽しそうな様子も印象的でした。(白塗り無表情だけど、楽しそうなんです)次回公演は9月20日・21日に千種文化小劇場で行われる★「カレンフェルト」だそうです。 [1回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword