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紫式子日記

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『19才』スガシカオ


19才(初回生産限定盤)(DVD付)
19才(初回生産限定盤)(DVD付)




Yahoo!動画でPVを観たんですが、すっごいですよ。

いやPVもすっごいですけどね。

曲が。



陰鬱な歌詞アップテンポ っていう、私がスガシカオ作品の中でいちばん好きな系統。

『リンゴ・ジュース』とか『いいなり』『イジメテミタイ』辺りと雰囲気似ています。

いちばんスガシカオ「らしい」エリアだと思ってるんですけどね、私は勝手に。

で、そういう系統の曲の総括みたいな仕上がりになってます。



スガシカオ作品に通底するナルシシズム、自己嫌悪、欲望、女性嫌悪……そんなものが全部ドロドロ渦巻いている。

それでいて、それらの要素はいつもながらの文才で腹八分目に調えられてる。

音は、第一印象は聴きやすい。

けれどよく聴くと、お得意の「ウヮーン」っていうギターの音使ってたり、細部が「らしく」作りこまれてる。

サビとか歌いにくいしね!



まぁーったくもってエロいもん作ってくれたなー って感じなんですが……。

スガシカオの今までとこれからとが、見晴らしよく展望できる感じの作品だと思う。

「スガシカオ苦手」って人には特に聴きづらい曲だろうけど……私は好き。



エロいといえばPVですが。


これはー……こういう妄想を抱いていたんでしょうかね、19才のときに?

それに、一部始終が妄想なのか現実なのかわからない作りになってるんだよね。

妄想だとしたら……最後のエレベーターのシーンなんかと併せて考えると、お姉さんの妄想ともリンクしちゃってる感じになるから、より艶っぽい気がする。

現実だったら現実で、お姉さんが「ハマっちゃった」訳だし。

どっちにもとれるし、どっちでも面白いなァ・笑



群を抜いてAVなPV(19禁らしい)だけど、作為的なボカシとか、「青少年」的だよね。

どっかでスガシカオが

「俺の音楽は童貞にはわからない」

って言ってたらしいけど、そのスタンスが具現化されたようなPVだと思う(・ω・)



でもスガシカオ自身もずっと青臭いというか、「青少年」的というか……「下ろしてない」感じがするよね、というのが今回の結論。

スガさんごめんなさい。大好きです。



あと、出演してる男の子がホントにスガ氏を幼くした感じでびっくりした。

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