2012/02/16 Category : Comics 西炯子『娚の一生』読んで高まりすぎて枕ばんばんしてる これまたちょこっと前のまんがで申し訳ないのだけど。オノ・ナツメ『リストランテ・パラディーゾ』からこっち、完全に市民権を得た感のある枯れ専・老け専・おじ専・じじい専(……?)の女性向けまんがですが、この作品で一区切り、頂点に達した感じなのでしょうかね。イヤだって『リストランテ・パラディーゾ』じゃさ!!!受け身だったじゃん!! おっさんが!!!それがさ!!!! 『娚の一生』だとさ!!! 迫ってるんだよ!! おっさんから!!! でも確かに51歳とかおじさんだけどまだ十分「男」というか「少年」残ってるというかガツガツしてるよね、ってかガツガツしてる人って割といくつになってもガツガツしてるよね。海江田、見た目はまったくガツガツしてないしそれまでの人生でもまったくガツガツしてなかったって設定だけど、主人公・つぐみにだけはすげーガツガツなんだよね。つぐみ、美人だし有能なのに卑屈で幸せになるのが怖くて、挙げ句家庭のある男ばっかと関わり合いになって傷つき続けてるみたいなホントたちの悪い処女ビッチみたいな女で、実際問題こんな劣悪地雷物件女にここまで入れ込んでくれる男なんて実在する訳ないんですが、そんなつぐみにも敬虔な愛を注いでくれる人が現れたって辺り少女まんがですね、いいですね。あまりにも海江田が女(つぐみ)にとって都合のいい男に描かれてるので思い返すとモヤッとする部分もあるんだが、実際読み返すと絵柄きれいだし心象表現も文学的だし、「いーなぁ」ってしみじみしてしまう。艶かしいシーンも上品でエロい(笑)微少ネタバレすると、前戯が足舐めです。あとだいたいの「モヤッ」は↓の作者インタヴューで晴れる。コミックナタリー - [Power Push] 西炯子「娚の一生」とはいえ今の日本でこーいうまんがが流行ったあたり、みんな疲れてるし癒されたいしワガママなんだなぁというのは依然として思っています。よ。みんな、ていうか、わたしが、か。↓でもそういったことが指摘されてます。BRUTUS (ブルータス) 2012年 3/1号 [雑誌]マガジンハウス 2012-02-15by G-Tools連載中の『姉の結婚』も読んでるよ!こっちは進行形で不倫なので、読んでて結構抵抗あるけど……。まだ完結してない作品に関してああこう言えないので、言いませんが。あ、けどこっちも濡れ場はえろいよ。脚へのこだわりが異常。エロは末端に宿るよね。 [1回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword