2008/10/23 Category : Comics 『ビアティチュード BEATITUDE (1)』やまだないと ビアティチュードBEATITUDE 1 (1) (モーニングKC)2回くらい発売延びましたけど(苦笑)、手にすることができました。ないと先生、ありがとうございました。掲載媒体である『モーニング2』は創刊号から毎号買っているので、収録されている内容はぜんぶ雑誌連載時に見ているんだけれど、かなりの箇所で単行本化に際しての加筆修正があったので、それだけでもけっこう楽しめました。新エピソードがまるまるひとつ、加えられていたりとか。主人公ショータローが、ぜったい非モテに決まってるのに、自意識過剰で「実は自分はモテている」と思っているあたりがわかりやすくなるよう、強調されてたりとか(笑)。連載だと気にならなかったけれど、たしかに単行本にしてまとめて読む場合、ここはこうなってた方が流れがいいですね、てなセリフとか。というかやはりこのひとあたまがよい。よいというか、じっくり考えて、錬りに錬って、おそらくすごい量の候補を取捨選択して、最善のネーム(セリフ)、構図、描画をしている。ほんとすごいですよ、セリフといい、「間」を表現するための1コマといい、あらゆる要素が模範的に配置されている。本当に映画が好きな人なんだと思います。編集が見事。違和感も無いし、かといって大人しい訳でもなく、ちゃんと動きがある。ゆっくり・じっくりでいいです、つづきを読ませてください。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword